【ポケモンアルセウス】評価/レビューと感想

ポケモンアルセウスの評価とレビュー

評価まとめ

1. ・「ポケモンダイヤモンド・パール」「ダイパリメイク」の過去を描いた作品
2. ・広いフィールドを駆け巡ってポケモンを集める
3. ・バトル要素は控えめで図鑑集めが主体
4. ・ポケモンに乗って空を飛んだり海を渡ったりできる

「ポケモンダイヤモンド・パール」「ダイパリメイク」の過去を描いた作品

ポケモンアルセウスは「ポケモンダイヤモンド・パール」「ダイパリメイク」の過去の話のようです。人がポケモンと関わるのが珍しかった時代、主人公はシンオウ地方の過去の姿「ヒスイ地方」で多くのポケモンを集めるために旅立ちます。
御三家も過去作から「モクロー」「ヒノアラシ」「ミジュマル」と違った世代の3匹が登場し、それぞれ今作でしか見られない一面を見せてくれます。

広いフィールドを駆け巡ってポケモンを集める

ポケモンアルセウスでは、これまでのポケモンとは異なりマップ数が小さく、代わりに1つ1つのフィールドが非常に広いのが特徴です。「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」のように全マップが繋がっているわけではありませんが、広い平野・高い山・大きな湖などを駆け巡って、様々なポケモンを捕まえていくのがゲームの目的です。

バトル要素は控えめで図鑑集めが主体

ポケモンアルセウスは恒例のトレーナーとの戦闘はあまりありません。野生ポケモンや強大な「オヤブン」「キング・クイーン」などのポケモンと戦い、図鑑を完成させていくのが目的です。
今作ではポケモンを捕まえただけでは図鑑が埋まらないので、ポケモンごとに定められた課題をこなしていく必要があります。

ポケモンに乗って空を飛んだり海を渡ったりできる

ポケモンアルセウスでは、特定のポケモンに乗って広いフィールドを駆け巡ることも可能です。「アヤシシ」で平野を駆け抜けたり、「ヒスイウォーグル」で空を飛んだり、「イダイトウ」に乗って川や湖を渡ったりして、行動範囲が広がっていきます。

ポケモンアルセウスをプレイした感想

ワイルドエリアに注目したようなゲーム性に引き込まれる

ポケモンアルセウスは、ポケモン剣盾の「ワイルドエリア」にフォーカスしたような内容です。広いフィールドを駆け巡り、「様々なポケモンを見つける楽しみ」「ポケモンの今まで見えなかった生態」「ポケモンが人間に本気を出してきた時の恐ろしさ」「ポケモンの力を狩りて新たなエリアに行ける楽しさ」など、ポケモン世界観の新たな側面を楽しむことができるのが魅力です。

ポケモン図鑑を埋めていくのが楽しい

ポケモンアルセウスの図鑑は、ポケモンを捕まえるだけでは完成しません。たくさんの数を捕まえる・倒す・特定の技を見るなどポケモンごとに違う課題をこなしていく必要がありますが、図鑑を埋めていく過程で手持ちポケモンが育っていくので苦にはなりませんでした。
ついつい夢中になって、ストーリーを進めるのを忘れてしまうのも魅力の1つでしょう。

通信要素は従来よりも控えめ

ポケモンアルセウスは従来作品と比べると対戦がないのが大きな違いです。交換・落とし物通信などの通信要素はありますが、これまでのポケモンとは違って通信要素はあまり濃くなく、薄めと言えます。

ポケモンアルセウスは買うべき？

ワイルドエリアや図鑑埋めが好きな人におすすめ

ポケモンアルセウスは、ポケモンというゲームにおける「図鑑」「探索」をメインにしたゲームです。これまでにあった「対戦」という要素は重視されていませんが、「冒険」を楽しんだり図鑑を埋めたりするのが好きなタイプの人、剣盾のワイルドエリアが好きだった人は楽しめるでしょう。