【リトルナイトメア3】エンディングの考察【リトナイ3】
「リトルナイトメア(リトナイ3)」のエンディング考察です。 エンディングのストーリー内容を含むネタバレ考察や、ロゥとアローンの正体や、「リトルナイトメア2」との繋がりなどの考察について詳しく記載しているので、ご参考にどうぞ。
ゲームタイトル : リトルナイトメア3 ( リトルナイトメア3 )
作成者 : moyashi
最終更新日時 : 2025年10月15日 0:48
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目次
この記事はネタバレの内容を含むので注意してください。
エンディングのネタバレ考察
キャラ | エンディングの結末 |
---|---|
![]() ロゥ | ・鏡を抜けて一人で現実世界に帰還する ・アローンを失い絶望の中でうなだれる |
![]() アローン | ・鏡を通り抜けることができず消滅する ・ロゥとの悲劇的な別れを迎える |
![]() ザ・カウンセラー | ・崩落する建物の下敷きになり死亡したと見られる ・ロゥとアローンに敗れ、悪夢の世界から消滅 |
ロゥは鏡の世界へ脱出する
エンディングで唯一、現実世界への帰還を果たしたロゥ。彼だけが鏡を抜けられたのは、彼が「現実世界の人間」だからだと考察されています。物語の舞台である精神病院に登場するロゥの自室や、監視されていたと思わせる描写から、彼が精神的な病を抱え、悪夢の世界「ノーウェア」に逃避していた可能性が示唆されています。
アローンは鏡の世界に通れず消えてしまう

アローンが鏡を抜けられず消滅してしまったのは、彼女が「悪夢の世界の住人」、つまりロゥが生み出した架空の存在だったためと考えられます。ロゥが現実と向き合い悪夢から目覚めたことで、精神的な支柱であった彼女はその役目を終え、消えてしまったのでしょう。作中に登場するアローンそっくりの人形が、彼女の本体だったのかもしれません。
「ザ・カウンセラー」は崩落する建物の下敷きになり死亡

最終決戦の末、主人公たちに敗れたザ・カウンセラーは、崩壊する精神病院の瓦礫の下敷きとなり、その姿を消します。これはロゥが自身のトラウマの根源を打ち破り、悪夢の支配から解放されたことを象徴しています。彼の死によって、ロゥは現実世界へと続く鏡への道を開くことができたのです。
「ザ・カウンセラー」の考察・攻略まとめ | |
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![]() ザ・カウンセラー | ![]() ザ・カウンセラー |
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ロゥとアローンの正体の考察
ロゥは精神病院で監禁されている子供
主人公の一人であるロゥは、精神的な問題を抱え、現実世界の精神病院に隔離されていた子供である可能性が高いです。ゲーム本編の物語は、彼が過去の記憶を追体験している、あるいは悪夢からの脱出を通して現実と向き合おうとしている過程を描いたものだと考察されています。彼の被る鳥の仮面は、ペスト医師を連想させ、医療との関連を示唆しています。
ロゥについてはこちら |
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![]() ロゥ |
アローンは「ロゥ」が作り出した架空の子供(友達)
もう一人の主人公アローンは、孤独なロゥが心の支えとして生み出した「イマジナリーフレンド」であるという説が有力です。彼女の本来の姿は、ロゥの病室にあった三つ編みの人形だったと考えられています。エンディングで彼女が消えるのは、ロゥが一人で現実を生きる決意をしたことの表れであり、二人の協力の物語はロゥの心の成長譚だったのかもしれません。
アローンについてはこちら |
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![]() アローン |
「精神病院」と出現ボスの考察・ネタバレ
ボス「ザ・カウンセラー」は現実世界のロゥのかかりつけの医者
ザ・カウンセラーという名前や精神病院という舞台設定から、彼が現実世界でロゥを診ていた医師やカウンセラーの歪んだ姿であるという考察が有力です。子供を支配し、抑圧する存在の象徴として、ロゥの恐怖心が彼を悪夢の中で巨大で不気味な怪物へと変貌させたと考えられます。その討伐は、権威からの解放を意味します。
精神病院の人形のギミックは
「ロゥ」の望んだ世界を灯してる?

アローンそっくりの人形を持つと、廃墟のような病院がかつての姿を取り戻し、温かい光が灯るギミックは、ロゥの願望の表れです。辛く厳しい現実から目をそらし、唯一の友達(イマジナリーフレンズ)との楽しかった記憶の世界に浸ることで、彼は心の平穏を保っていたのでしょう。この光は、彼のささやかな希望の象徴でもあります。
真エンディングの考察とネタバレ
真エンディングは確認されていない
リトルナイトメア3では、現時点で真エンディングや隠しエンディングといった特殊な分岐は確認されていません。収集物をコンプリートしても、エンディングの結末自体は変化しない仕様です。多くのプレイヤーが検証していますが、ストーリーの結末は1つに固定されており、過去作のような明確な分岐エンディングは存在しないというのが現在の結論です。
収集物100%で追加シーンが挿入される
すべての収集物を集めてクリアすると、スタッフロール後に短い追加シーンが挿入されます。これはエンディングが分岐するものではありませんが、物語の核心に触れる重要なヒントが示唆されます。ロゥとアローンの関係性を考察する上で見逃せないシーンとなっており、アローンがロゥの空想の友達であった説を強く補強する内容です。
現実世界の「ロゥ」が割れた鏡を修理しようとしている

エンディング後、現実世界に一人で戻ったロゥは、割れた鏡を前に佇みます。ノーウェアに残されたアローンを想い、必死に鏡を直そうとしますが、破片は元に戻りません。この行動は、アローンを失ったロゥの深い後悔と、二度と会えないと悟った絶望を象徴する、物語を締めくくる悲痛なシーンとなっています。
DLCで追加がある可能性が高い
本編で多くの謎が残されたため、今後のDLC(ダウンロードコンテンツ)で物語が補完される可能性が高いと考察されています。過去作でもDLCで主人公以外の視点が描かれたことから、本作でもアローンの視点や、エンディング後のロゥの物語が追加されるのではと期待されています。シックスやモノとの関連性が描かれる可能性もファンの中では話題です。
追加エンディングの考察予想 |
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「シックス」や「モノ」に関するストーリーが追加されるかも? |
エンディング後の「ロゥ」のその後の話 |
「ロゥ」と「アローン」の初めての出会いなどの外伝 |
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「ファントム」の考察
ファントム=精神病院の子供の成れの果て
精神病院の各所に隠されているファントムは、かつてこの施設に収容され、忘れ去られていった子供たちの魂、あるいは残留思念だと考えられます。彼らを見つけ出す行為は、ロゥが自分以外の犠牲者たちの存在を認識し、彼らの悲劇を追体験する過程を意味します。ファントムは、この施設の暗い歴史の語り部なのです。
トロフィー名「収容者」は精神病院の元患者であったことを表す?
ファントムを全て集めると獲得できるトロフィー名が「収容者」であることは、彼らがこの精神病院の元患者であったことを決定づける証拠と言えます。肉体は滅んでも魂はこの悪夢の世界に「収容」され続けているという、絶望的な事実を示唆しています。ロゥもまた、彼らと同じ道を辿る可能性があったのかもしれません。
ファントムを集めても「真エンディング」は解放されない
前作『2』とは異なり、今作ではファントムを全て集めても、エンディングムービーが変化するような明確な「真エンディング」は解放されません。この仕様は、開発者が一つの結末を提示するのではなく、プレイヤーが収集した情報から物語の真相を自ら考察し、見出すことを意図しているためだと考えられます。
今作のファントムは物語の解釈を深めるための情報補完
本作におけるファントムの役割は、エンディングを分岐させるキーではなく、物語の背景を補完し、プレイヤーの解釈を深めるための情報提供にあります。彼らの存在を知ることで、精神病院の悲劇性やロゥの置かれた状況の過酷さがより鮮明になり、エンディングの切なさやテーマ性を一層深く味わうことができるのです。
「リトルナイトメア2」との繋がり考察
「リトルナイトメア3」は「リトルナイトメア2」の外伝?
本作はモノとシックスの物語の直接的な続編ではありませんが、同じ世界観を共有するスピンオフ、あるいは外伝的な作品と位置づけられます。主人公や舞台は一新されていますが、シリーズに共通するテーマや歪んだ世界の根源に迫る内容となっており、過去作の出来事が間接的に影響している可能性は十分に考えられます。
「目」のシンボルが今回も出てくる
リトルナイトメアシリーズを象徴する「目」のシンボルは、本作でも重要なモチーフとして登場します。この「目」は、世界の歪みや、子供たちを抑圧・監視する存在の象徴です。過去作のレディやシンマンと同様に、本作のボスキャラクターたちもまた「目」の役割を担っており、シリーズ全体を貫くテーマの繋がりを示しています。
シリーズ | 眼のシンボル |
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リトルナイトメア1 | レディ |
リトルナイトメア2 | シンマン |
リトルナイトメア3 | ![]() ザ・カウンセラー |
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