【サイレントヒルf】「霊刀」の入手方法と怨念の払い方
「サイレントヒルf」の「霊刀」の入手方法と怨念の払い方について詳しく記載しています。 「霊刀」は入手と怨念の払い方の手順と、「霊刀」の武器としての性能解説などについて詳しく記載しているので、「霊刀」について詳しく知りたい方はご参考にどうぞ。
ゲームタイトル : サイレントヒルf
作成者 : moyashi
最終更新日時 : 2025年10月2日 8:46
スポンサーリンク
スポンサーリンク
「霊刀」の入手方法
| 手順 | 概要 |
|---|---|
| 1 | 1周目をクリアする ●ストーリーの攻略チャートはこちら |
| 2 | 2周目の深水家近くの民家で「霊刀の伝説」の手記を入手 ●New Game+からの追加要素はこちら |
| 3 | ヒントを元に5箇所の地蔵でお供え物の情報を得る |
| 4 | 指定された場所へ行きお供え物を入手する |
| 5 | 地蔵の元に戻りお供えするこれを5回繰り返す |
| 6 | 全ての奉納完了後、御神木へ向かい霊刀を入手 |
1周目を全クリする
霊刀は、1周目をクリアした後の2周目(New Game+)以降にのみ発生する謎解きクエスト「霊刀の伝説」をクリアすることで入手できます。1周目では関連アイテムが揃わないため入手不可能です。まずは一度エンディングを見て、クリアデータを引き継いでから挑戦しましょう。
「研究手記の写真」で地蔵の場所を確認
2周目の開始後、民家で「霊刀の伝説」の研究手記を入手するとクエストが始まります。手記には5つの地蔵の場所を示す写真が挟まれており、これが謎解きのヒントとなります。写真の場所は霧の濃度などで視界が変わりやすいため、昼間の薄霧時に探すのが効率的でおすすめです。
| 研究手記の写真 | マップ |
|---|---|
| 詳細 | |
| 1枚目 | ・戎ヶ丘の旧商店街南側付近の路地 |
| ・写真に写るのは路地の入口の電柱 | |
| 2枚目 | ・旧商店街中央付近の商店の軒下 |
| ・入口に赤いのれんがあるのが特徴 | |
| 3枚目 | ・深水雛子の自宅付近の空地 |
| ・空地中央に倒れた木の枝がある | |
| 4枚目 | ・戎ヶ丘の中心、神社近くの川岸 |
| ・木の根元に小鳥の巣がある | |
| 5枚目 | ・社殿の南西付近にある墓地 |
| ・墓石が並ぶ一角で石の灯篭もある |
イベントフラグとは関係ないので全部集めなくても良い
「霊刀の伝説」の謎解きに使う「研究手記の写真」は、全部で5枚ありますが全て集める必要はありません。写真は地蔵の場所を示すヒントに過ぎず、イベントフラグとは無関係です。場所さえ分かっていれば直接地蔵へ向かえるため、効率を重視するなら写真集めは省略しても問題ありません。
スポンサーリンク
「地蔵」からお供え物の情報を得る
| お供え物 | チャプター | 場所 |
|---|---|---|
| 詳細 | ||
| 鹿威し | 開始直後 | ・清瀬川の川岸で入手可能 |
| ・エリア内をくまなく探す必要がある | ||
| 鹿の角 | 開始直後 | ・鹿ヶ谷地区の森の奥で獲得可能 |
| ・特徴的な形なので見つけやすい | ||
| 五円玉 | 中盤 | ・戎ヶ丘の商店街で購入可能 |
| ・自販機などで購入・入手が可能 | ||
| 古い燭台 | 中盤 | ・赤水庵の拝殿付近で発見可能 |
| ・独特の装飾が目印となっている | ||
| 千羽鶴 | 終盤 | ・御神木の根元付近で確認できる |
| ・近づくと雰囲気が変化し見つかる |
「霊刀」は次の周回では地蔵の前に置かれている
一度「霊刀の伝説」の謎解きをクリアして霊刀を入手すると、3周目以降のプレイではクエストを再度行う必要はありません。ゲーム開始後、最初の地蔵の前に霊刀が置かれており、すぐに入手できます。これにより周回プレイが大幅に効率化され、序盤から強力な武器を使って進められます。
スポンサーリンク
「霊刀」の怨念の払い方
| 手順 | 概要 |
|---|---|
| 1 | 2周目以降で「胡坐の布袋様」を入手する ●「胡坐の布袋様」の入手方法 |
| 2 | 赤水庵で謎解き「真紅の水」をクリアする ●「真紅の水」の謎解き攻略方法はこちら |
| 3 | 「凛子らしきもの」を倒した後、修の家近くの社で怨念を祓う ●「凛子」のネタバレ解説 |
「胡坐の布袋様」を入手する
霊刀の怨念を祓うために必須のキーアイテム「胡坐の布袋様」は、2周目以降にのみ行ける裏世界「社殿」の隠しエリア「赤水庵」で入手します。社殿2階の隠し通路を通ってエリアに入り、奥の建物にある机の上で発見できます。入手にあたって特別な謎解きは必要ありません。
| 入手場所 | 社殿2階の隠しエリア「赤水庵」 ●社殿の攻略チャート |
|---|---|
| 詳細 | エリア奥の建物内、机の上に置かれている |
「赤水庵」で発生する「真紅の水」をクリア
「赤水庵」では、霊刀の浄化に必要な「赤き破邪の水」を出現させるための謎解き「真紅の水」が発生します。「鹿威しが鳴る→正解の風鈴を鳴らす」という手順を3回繰り返すことでクリアとなります。音をよく聞くことが攻略の鍵であり、成功すれば戎ヶ丘の手水舎が変化します。
| 謎解きのやり方 |
|---|
| 「鹿威し」の音の後に対応する風鈴を鳴らす手順を3回繰り返す ●「真紅の水」の謎解き攻略方法はこちら |
「凛子らしきもの」を倒すと怨念を払うことが可能
謎解きをクリアし、物語を進行させてボス「凛子らしきもの」を倒しましょう。その後、戎ヶ丘に戻ると修の家の上側にある手水舎の水が真紅に変化しています。この状態で霊刀を装備して真紅の水を調べることで、ついに霊刀の怨念を祓うことができ、武器が浄化されます。
| 凛子(ボス)の攻略 |
|---|
| 凛子 |
「霊刀」の性能
| 攻撃力 | 非常に高い |
|---|---|
| 耐久度 | 高い |
| 特殊性能 | ・祓う前は他武器での攻撃時に耐久度が自動回復 ・攻撃モーション中でも「見切り反撃」が可能 |
| 武器タイプ | 斬撃 |
通常武器とは別枠で所持できる
霊刀は、通常の武器3枠とは別に、特殊武器として専用の枠で所持できます。これにより、実質的に4つの武器を携帯できることになり、戦闘の幅が大きく広がります。耐久度が高く、攻撃力も申し分ないため、周回プレイの攻略において非常に頼りになる存在です。ただし、一度入手すると捨てることはできません。
攻撃モーション中でも「見切り反撃」が可能
霊刀の最大の特徴は、自身の攻撃モーション中であっても、敵の攻撃に合わせて「見切り反撃」が発動できる点です。通常の武器では攻撃の隙を狙われがちですが、霊刀なら積極的に攻撃しつつ、敵の反撃を即座にカウンターできます。これにより、攻防一体の立ち回りが可能となり、戦闘を有利に進められます。
| 特殊性能 | メリット |
|---|---|
| 攻撃中の見切り反撃 | 攻撃の隙をなくし、安全にダメージを与えられる |
| 集中状態の維持 | 攻撃しながらでも敵の攻撃予兆を確認しやすく反撃しやすい |
「霊刀」のエンディング分岐条件
浄化の有無でエンディングが分岐する
霊刀は、そのものを入手したか、そして怨念を浄化したかどうかで、複数のエンディングに影響を与えます。例えば、怨念を祓わずに特定の条件を満たすと「狐その尾を濡らす」エンドに、怨念を浄化して他の条件を満たすと真エンド「静寂なる戎ヶ丘」に分岐します。どの結末を見たいかによって、霊刀の扱いを決めましょう。
「霊刀」のネタバレ・考察
なぜ怨念がついた霊刀では真エンドへいけない?
怨念を宿した霊刀は、雛子の憎しみを力に変える強力な武器ですが、それは呪いの力に依存し、トラウマに魂を縛られている状態を意味します。真のエンドが示す「静寂」や「救済」とは、憎悪の連鎖を断ち切った先にある心の平安です。苦しみの源泉を力として振るい続ける限り、真の解放は訪れない。だからこそ、その力を手放すことが絶対条件となるのです。
怒りや憎しみから「逃げる」と真エンドへいけない
怨念の力に身を委ねることは、一見するとトラウマと向き合っているようで、実は憎しみという激しい感情に「逃げる」行為に他なりません。苦しみの本質から目を背け、復讐という安易な答えに依存している状態です。真の救済は、その怒りや憎しみすらも客観視し、乗り越えた先にある。だからこそ、憎悪から逃げず、それと向き合い手放すことが真エンドへの道筋となるのです。
また、赤いカプセルを飲むと真エンドにたどり着けないのも、雛子がつらい現実から逃げ出すために薬を服用していることから、自分の運命から「逃げた」態度を取っているためです。
霊刀を浄化=自分の運命と向き合うことを示唆
霊刀の浄化は、単なるゲーム内イベントではなく、主人公・雛子が虐げられてきた自身の運命を真正面から受け入れ、それを乗り越えようとする精神的成長のメタファーです。怨念という過去の呪縛、つまり「被害者」としてのアイデンティティを自らの手で洗い流す。それにより、彼女は初めて運命の言いなりであることをやめ、未来を切り拓く主体となることを示唆しているのです。
霊刀はトラウマ(バケモノ)を断ち切るための力
戎ヶ丘に現れる異形の怪物たちは、雛子の心の傷やトラウマ、社会的抑圧が具現化した存在です。霊刀は、それらの「バケモノ」すなわち自分自身の内なる悪夢を断ち切るための力に他なりません。特に浄化された霊刀は、憎しみの力ではなく、困難を乗り越えようとする清らかな意志の象徴。この「理性の刃」によってのみ、心の平穏を取り戻し、呪縛を断ち切ることができるのでしょう。

コメント