マジック:ザ・ギャザリング
MTG攻略wiki

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ついにフルスポイラーが発表されたモダンマスターズ2017。
収録レアが中々に大盤振る舞いしていることで騒ぎになっていますが、こういったエキスパンションは往々にしてリミテッド環境も荒れがちなものです。
早速、リミテッド視点での考察をしていきたいと思います!

ポイント1:地上クリーチャーの基本サイズは3/3

これは非常にわかりやすいですね。
白緑に居住ギミックがあり、3/3を量産する機会が非常に多いです。
ゴーレムトークンだけであればまた別であったかもしれませんが、議事会の招集がコモンで収録されているため、ケンタウロストークンを見る機会も多いでしょう。

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_pnLMCbyWlU.png

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_xfhZAWGruB.png

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ポイント2:除去の基準は基本的にタフネス4

確定除去として忌まわしい光景がありますが、それを除くと、チャンドラの憤慨と穴開け三昧の4点が基準になるでしょう。

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_JrLaNFYQt5.png

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_ibmclgtV9J.png

難しい要求ではありますが、タフネス5を作ることが出来れば中々対処され辛いものになるでしょう。
もしくは横に伸ばして単体除去の効果を薄くする方法もありますね。恐らくこちらの方が容易に出来るでしょう。

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_1yoztyxSdO.png

奇跡は計算に入れ辛いため、6マナ除去での換算でいいと思います。
しかし1マナで飛んでくる可能性があるのであれば、やはりタフ5をオーラなどで作るのは良くないかもしれませんね。

ポイント3:暗影の蜘蛛で詰まない構成に

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_wmyowBk7oL.png

2/4というガッチリスペックに到達持ちなので、地上も飛行もしっかり止めます。
おまけにやられてしまっても同性能のトークンが出るという、コモンとは思えないスペックです。
2体並ぶことも多々あると思うので、こいつで止まらないための工夫が常にデッキには求められるでしょう。

各カラー毎の印象

では次に、各カラーの印象やゲームプランについて説明していきます。
今回はマルチカラーにコモンがいることや多色化が容易であることから、2色の組み合わせ毎に見ていきたいと思います。

白青:王道を征く飛行ビート

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白青はいつも通りの飛行ビート…なのですが、流石モダンマスターズといったところか、クリーチャーの質は一線級です。
飛行クリーチャーが軒並みタフネス3なため、他の色の飛行クリーチャーや暗影の蜘蛛では止まらないケースが多いです。
コーの空漁師は一見デメリットに見えますが、手札に土地がない状態では戻した土地をそのままセットすることで実質1マナで唱えることが可能です。流石に軽い。
除去は薄いですがタップやバウンスに関するカードが多いため、道をこじ開ける手段は十分にあります。

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_WascUtdVEF.png

そしてとんでもないカードがコモンに降りてきました。
息切れ対策まであるのはかなーり隙がないように見えますね。

非常に動きがわかりやすいため、リミテッドが苦手な方にもオススメのアーキタイプです。
一方でこれを相手にする場合、1匹ずつしっかり除去するか、相手より高い打点でごり押すかのどちらかになるでしょう。

青黒:墓地を利用してアドバンテージ獲得を目指す

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一転して玄人向けのアーキタイプ。
フラッシュバックを筆頭にアドバンテージを取れるカードはかなり多いです。
ディンローヴァの恐怖はバウンス+ハンデスでテンポ面でもカード面でもアドバンテージを取れる上にこの環境で4/4というサイズは十分脅威になります。
デッキが本格的に動き出すのはかなり後半になるため、序盤を凌ぐカードが必要になってきます。

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_3ubdRsD0bU.png

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地上をオーガの脱獄者で止め、飛行クリーチャーを苦悶のねじれで除去していく動きが最理想ですね。

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_o6l4PjXOJT.png

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_HIDpk4Q8Bk.png

これらのカードが集まった場合はライブラリーアウトを狙うのもアリかもしれません。
どちらも単体で使用に耐えうる性能であり、複数枚投入しても問題ないカードです。
フラッシュバックや蘇生を助けることにもなるため、相手は選びましょう。

黒赤:蘇生を利用した粘り強いビートダウン

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蘇生は墓地のクリーチャーが速攻でもう1回だけ攻めてくるという能力です。
横に並べて災いの悪魔や馬力充電を絡めて一気にライフを詰めにかかることが可能ですね。

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_thphbcKNeu.png

蘇生クリーチャーそのものは追放されるため若干嚙み合いませんが、横に並ぶ以上はファルケンラスの貴族も大きな仕事をすることになるでしょう。
自身が2/2飛行なため、隙があれば自分で攻めにいけることも魅力的です。

赤緑:予想可能回避不可能な湧血

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_dobPHx2IbR.png

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クリーチャーとしてもコンバットトリックとしても換算出来る湧血持ちクリーチャーはピックをする上で非常に丸い選択となります。
他のカラーに有用なコンバットトリックがないことも相まって、戦闘を最も有利に進めることが出来るでしょう。

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_5HaDXAkX6m.png

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引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_hQWbz3paB0.png

先制攻撃や威迫とコンバットトリックの相性は言うまでもないですね。
早期にライフを詰め、相手に不利なトレードを要求することが出来ます。
またトランプルとの相性も良く、テンポ面で大きく有利になるでしょう。

緑白:居住による頭数の優位を狙う

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_xfhZAWGruB.png

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_9IP6SvcRK2.png

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_wmyowBk7oL.png

狙いは単純明確で、トークンを出してひたすら居住するだけ。
バウンスが確定除去になってしまうデメリットはありますが、どんどん横に出ていくので、1体やられたところであまり意味がありません。
蜘蛛トークンが増え始めたらライブラリーアウト以外では負けないかもしれませんね。

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_Py7tknHUqA.png

とどめのカードはこれになるでしょう。
どれだけでかいクリーチャーも強引に乗り越えることが出来ます。

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_4Vq7t2vCZY.png

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_AAapXqRWmh.png

また、このカラーにはアンコモンに全体強化エンチャントが2種類もあります。
こちらが取る戦術と非常に噛み合っているため、見かけたら絶対に取りましょう。

白黒:トークンを利用して最強除去を運用する

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骨の粉砕は追加コストにクリーチャーを1体要求してくるため、そのままではアドバンテージ損失となってしまいます。
黒だけでも蘇生を絡めることで運用は可能ですが、白であれば容易にトークン生成出来るため、それを利用して骨の粉砕を容易に運用出来るでしょう。
当然、ファルケンラスの貴族との相性も良好です。

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_WMIvDqVCLv.png

オルゾヴァの贈り物はなんでもないクリーチャーがいきなりフィニッシャーになるトンデモオーラです。
しかし修正値は決して多くなく、相手の対処方法も幾つかあります。
相手の手札が少なくなるまで我慢し、終盤に使用して一気に勝ちに向かいたいですね。

青赤:飛行・先制を多彩なカードでバックアップ

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引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_5HaDXAkX6m.png

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_ogm6qiSdCS.png

このカラーでは飛行や先制攻撃を持った使いやすいクリーチャーがいます。
青のバウンスは勿論のこと、赤にもパワーをあげるカードが多いため、素早くライフを詰めることが可能です。

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_1yoztyxSdO.png

プレイヤーへの5点火力は久しぶりかもしれません。
またクリーチャーも対象に取れるため、奇跡で引いてしまっても無駄なく利用することが出来ます。
飛び道具があるとライフを楽に詰めることが出来るため、ゲームプランを立てやすいです。

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_XjtoCRjc3Y.png

アンコモンではありますが、最上級のフィニッシュブローもあります。
ラヴニカの回帰の頃のカードですが、このカードは本当にヤバいです。

黒緑:縦にも横にも、柔軟なクリーチャープラン

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_ApXqicSXid.png

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引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_pn0VHOBhdX.png

基本的にはハスク戦略を軸にした戦い方となります。
しかし黒緑だとシステム要員にゴルガリの腐れワームが加わり、単体のサイズでも十分に戦っていくことが可能です。
鉄の樹の拳はこのデッキにピッタリのカードで、横に伸ばすプランもデカいクリーチャーで押すプランもバックアップしてくれます。
この辺に挙げたカード以外ですと葬儀甲虫などとも相性が良いでしょう。

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_sLUarK8yrw.png

このカラーではハスクの種になるクリーチャーが、多くの場合、苗木トークンになります。
こちらのプランを崩されないためにも、余裕がある時に居すくみはカットしておきたいところです。

赤白:環境髄一の飛行テンポアグロ

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引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_ogm6qiSdCS.png

空騎士の軍団兵がとにかく強力で、赤のパワー強化カードと合わせるとあっという間にライフを削ってしまいます。
白青相手だとタフネス3以上の飛行クリーチャーもいますが、戦装飾のシャーマンがあれば1体ずつ突っ込ませることでゲームを強引に動かせます。

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_YwIYoR0bw4.png

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横に並べて馬力充電というプランを取ることも可能です。
ゴブリントークンを連打する方法もありますし、飛行持ちの頭数にも期待出来ます。
焼け焦げたルサルカなども最後の数点を押し込む要員として仕事をしてくれるかもしれません。

緑青:多色化前提、リソース勝負なら最強か

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引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_w19UcQUiu7.png

土地に関しては全くの不安がない面々がコモン・アンコモンに揃っている。
しかしこれらだけでは勝てないため、3色以上にすることが恐らく前提になるでしょう。
森のレインジャー・とぐろ巻きの巫女といった1/1たちを活かせるカラーが理想ですので、黒を足して骨の粉砕を運用しつつ更にアドバンテージを取る…といったプランが考えられます。

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_1iiIxBrGTO.png

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_bRZBM16COH.png

例外はこの辺りの怪物レアを引いたケースです。
この場合は緑青だけでも勝つことが可能でしょう。
とはいえ3色以上にした方がデッキパワーはより高くなるケースが多いと思います。

終わりに

長くなってしまいましたが、今回はここまでです。
カードをピックアップして思ったことは、プチコンボがかなり多いことですね。
戦装飾のシャーマンなんかは単体のスペックこそ微妙なものの、能力はかなり多くのシーンで役立てることが出来ると思います。
モダンマスターズならではのシナジーを、どんどん探していきたいと思います。それでは。

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