【MTG】 エルドラージトロン（モダン） デッキ解説

エルドラージトロンは霊気紛争発売前から存在していたデッキですが、最近になって大会で好成績を収めることが多くなっています。霊気紛争の発売以降の「変更点」と「強くなったポイント」を考察します。

エルドラージトロン デッキリスト

土地/Lands (24)
2 荒地
4 ウルザの鉱山
4 ウルザの魔力炉
4 ウルザの塔
4 エルドラージの寺院
4 幽霊街
1 ウギンの聖域
1 海門の残骸

クリーチャー/Creatures (20)
4 歩行バリスタ
4 作り変えるもの
4 難題の予見者
4 現実を砕くもの
2 終末を招くもの
2 絶え間ない飢餓、ウラモグ

スペル/Spells (16)
3 四肢切断
2 全ては塵
4 虚空の杯
4 探検の地図
2 バジリスクの首輪
1 解放された者、カーン


サイドボード
4 次元の歪曲
3 外科的摘出
2 真髄の針
2 大祖始の遺産
2 漸増爆弾
1 魔女封じの宝珠
1 殴打頭蓋

デッキの使い方

まず、トロンのおさらいです。
ウルザの塔を初めとしたウルザ土地のバックアップを受けて、高マナ域カードをプレイすることでアドバンテージ差を作り勝利を目指します。
エルドラージトロンでもその勝ち筋は変わりません。
大量のマナから巨大なエルドラージで殴り勝つビッグマナ系のデッキになってます。
派手な動きが好きなプレイヤーの好みに合うかと思います。

大量のマナを供給する土地

エルドラージトロンを支える大量マナを生み出す方法は基本的に次の２通りあります。
・3枚揃えば7マナ出るウルザランド
・エルドラージ呪文限定で2マナになる「エルドラージの寺院」

霊気紛争で追加されたカード

エルドラージトロンが霊気紛争発売以降最も変わった変更点が「歩行バリスタ」の加入です。
このデッキの強くなった一番のポイントと言って差し支えないでしょう。
歩行バリスタのモダンにおける強みは、軽く出していける上にカウンターを外すことで火力にもなるため親和や感染といった速攻系デッキに強いことです。もともと、エルドラージトロンは序盤戦の立ち上がりが遅いことがデッキの弱みでしたが、歩行バリスタはこの点を補ってくれます。
これだけではなく、中盤以降は「歩行バリスタ」＋「バジリスクの首輪」と合わせることで、接死ティムコンボ（接死火力の大量バラまき）を行うことが可能です！このコンボによって一気に盤面制圧することができるため、勝ち筋が広がっています。

霊気紛争の参入によりモダン環境で強くなった「エルドラージトロン」、是非使ってみてはいかがでしょうか？