マジック:ザ・ギャザリング
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Landsデッキの変遷

〜未来予知 までの頃

メインボード (60)
土地 (42)
2 《蛮族のリング/Barbarian Ring》
1 《忘れられた洞窟/Forgotten Cave》
4 《イス卿の迷路/Maze of Ith》
4 《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》
3 《ナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery》
1 《裂け岩の扉/Riftstone Portal》
4 《リシャーダの港/Rishadan Port》
3 《Savannah》
4 《Taiga》
1 《The Tabernacle at Pendrell Vale》
4 《平穏な茂み/Tranquil Thicket》
3 《樹上の村/Treetop Village》
4 《不毛の大地/Wasteland》
2 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》

呪文 (18)
4 《壌土からの生命/Life from the Loam》
3 《根囲い/Mulch》
3 《ギャンブル/Gamble》
4 《マナ結合/Manabond》
4 《踏査/Exploration》

サイドボード
4 《虚空の杯/Chalice of the Void》
4 《亡霊の牢獄/Ghostly Prison》
3 《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》
4 《ハルマゲドン/Armageddon》

今では、Landsと呼ばれるようになりましたが、このころは 42Landsや、43Landsと呼ばれていました。
基本戦術はこのころから現在のLandsまで引き継がれていますが、勝ち手段が全然違います。

当時のLandsデッキの勝ち手段は、「ミシュラの工廠」や「ナントゥーコの僧院」で20点を削りきるというものです。2点〜4点のダメージで少しずつ削る勝ち筋の細いデッキでした。

しかし、Landsデッキの基本戦術①〜③はこの時点ですでに確率されていました。

①必要な土地基盤(コントロール基盤)を整える。
「壌土からの生命」を使って必要なカードを揃え、「マナ結合」や「踏査」を使って一気に土地を展開します。

②相手のマナ基盤を妨害し、展開を阻害する。
「壌土からの生命」と「不毛の大地」を使って土地破壊を行い、相手のアップキープに「リシャーダの港」を起動してマナ基盤をボロボロにします。また、「The Tabernacle at Pendrell Vale」でさらにマナの支払いを要求し、相手の展開を阻害します。

③相手のクリーチャーを止める。
「Maze of Ith」を使って相手のクリーチャーの攻撃を無効化します。
また、「ミシュラの工廠」などのクリーチャー化する土地を使って応戦します。


この時代の面白いところは、サイドボードの「ハルマゲドン」です。
たとえトークンデッキでクリーチャーを大量に広げられたとしても「ハルマゲドン」後に「The Tabernacle at Pendrell Vale」を置けば、次の相手のアップキープには「The Tabernacle at Pendlrell Vale」に要求されるマナを支払えず、相手のクリーチャーは全滅します。
自身のクリーチャーは全て土地であるため、マナは要求されず一気にボードを支配します。

〜ワールドウェイクまでの頃

メインボード(60)
土地(35)
1 《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
2 《Bayou》
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
2 《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
1 《森/Forest》
1 《Glacial Chasm》
1 《カラカス/Karakas》
4 《イス卿の迷路/Maze of Ith》
1 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4 《リシャーダの港/Rishadan Port》
1 《The Tabernacle at Pendrell Vale》
3 《トレイリア西部/Tolaria West》
3 《平穏な茂み/Tranquil Thicket》
3 《Tropical Island》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4 《不毛の大地/Wasteland》
1 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》

呪文(25)
3 《直観/Intuition》
4 《壌土からの生命/Life from the Loam》
3 《カラスの罪/Raven's Crime》
4 《踏査/Exploration》
2 《マナ結合/Manabond》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
4 《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
1 《忘却石/Oblivion Stone》
1 《Zuran Orb》

サイドボード(15)
4 《闇の腹心/Dark Confidant》
3 《クローサの掌握/Krosan Grip》
4 《虚空の杯/Chalice of the Void》
1 《呪われたトーテム像/Cursed Totem》
1 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
2 《三なる宝球/Trinisphere》

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=210838&type=card

土地がフューチャーされた旧ゼンディガーブロック。
この時、Lands は現在でも使われ続ける優秀なユーティリティカードを手にいれることができました。
「ボジューカの沼」です。「ボジューカの沼」により、Landsデッキがミラーマッチも含め墓地対策できるようになりました。

また、ワールドウェイクで追加された新たなミシュラランド「忍び寄るタール坑」は、3/2のブロックされないクリーチャーとなり確実にダメージを与えることができます。

それまでの「ミシュラの工廠」や「ナントゥーコの僧院」は回避能力がなく、勝ち筋の細い要因となっていた部分が「忍び寄るタール坑」の確実なクロックにより安定感を高めることができました。

〜異界月までの頃

メインボード(60)
土地(34)
1 《森》
2 《Taiga》
1 《霧深い雨林》
1 《新緑の地下墓地》
1 《樹木茂る山麓》
4 《燃え柳の木立ち》
1 《平穏な茂み》
1 《ボジューカの沼》
4 《リシャーダの港》
4 《不毛の大地》
4 《演劇の舞台》
1 《幽霊街》
1 《すべてを護るもの、母聖樹》
3 《暗黒の深部》
3 《イス卿の迷路》
1 《Glacial Chasm》
1 《The Tabernacle at Pendrell Vale》

呪文(26)
4 《輪作》
4 《ギャンブル》
4 《罰する火》
4 《壌土からの生命》
4 《踏査》
1 《マナ結合》
1 《森の知恵》
4 《モックス・ダイアモンド》

サイドボード(15)
4 《抵抗の宝球》
3 《クローサの掌握》
2 《虚空の杯》
2 《真髄の針》
1 《溶鉄の渦》
1 《窒息》
1 《世界を目覚めさせる者、ニッサ》
1 《カラカス》

日本レガシー選手権2016 Summerで優勝を飾ったLandsデッキのレシピです。
最近もっとも見る機会の多いタイプだと思います。

大きく2つの勝ち手段を手に入れています。
一つは、「暗黒の深部」+「演劇の舞台」コンボによる、マリッドレイジ(20/20 飛行 破壊不能)の一撃必殺です。もう一つは、他の赤緑デッキにも採用される「燃え柳の木立ち」+「罰する火」コンボです。

特に、「暗黒の深部」+「演劇の舞台」コンボは、1回でもダメージを与えることができればそれだけでゲームを終わらせることができます。「ミシュラの工廠」や「忍び寄るタール坑」で7〜10回ダメージを与えることを考えれば、どれだけ強力な勝ち手段か伝わると思います。

Landsデッキで「幽霊街」は、採用すべきか議論の分かれる部分だと思います。
優勝したレシピには採用されていますが、私も1枚採用すべきだと思います。

理由は、レガシー環境において、「基本地形の枚数が限られている」からです。
単色デッキを除けば、レガシー環境のデッキで採用されている基本地形の枚数は2〜3枚です。
通常、土地は1ターンに1枚ですが、Landsデッキでは、「踏査」によって1ターンに複数枚の土地を戦場に出すことができます。多くのデッキに対して「壌土からの生命」を使って「幽霊街」を数回起動すれば、あとは相手の基本地形を枯渇さえることができます。

また、「幽霊街」を自分の土地に対して使うことで、「森」を持ってくることもできます。
Landsは、土地だらけのデッキですが、"マナを生み出さない土地" も多く採用されているため自身のマナ基盤を早く整えることが勝利への第1歩です。相手によって効果の薄い土地を「幽霊街」で「森」に変えてしまうことで、デッキの安定度を高めることができます。

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=123363&type=card

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