マジック:ザ・ギャザリング
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こんばんは。Violaです。

フレーバーテキストって普段読まれますか?



普段あまり目を向けない部分かもしれませんが
Magic: the gathering のは新しいカードセットには
ストーリー設定が必ず用意されており、各カードはそのストーリーの
登場人物だったり、場所だったり、出来事、現象を切り取ったものになっています。


カード下にかかれているフレーバーテキストは、ほんの少しですが
ストーリーをもとに登場人物の生き様やセリフが描かれてます。

今回はその中でも個人的に「かっこいい!」と思うものを紹介したいと思います!

かっこいいフレーバーテキストまとめ

ピット・ファイター、カマール

" 俺は遊びに来たんじゃない、勝ちに来たんだ。"

男の生き様!ここにあり!と思えるような一言だと思います。
マジックの大会会場で、いつかは言ってみたいです。(そんな勇気はない)

意思の力/Force of Will

引用:http://media.wizards.com/2016/adhfianalodifdj2_EMA/jp_eOSb3PjppM.png

" 「私の運命は私が決める」 "

長らく英語しか存在しなかったこのカードも
去年のエターナルマスターズでついに日本語版が発行されました。
新イラストももちろんかっこいいですが、フレーバーテキストもかっこいい!!!

堕ちたる者ヴォルラス

引用:http://mtg-jp.com/cardlist/cards/NEM/Volrath+the+Fallen.jpg

" おれは一歩を踏み出したんだ。降りたんじゃない "

この悪役らしい一言。
自身は力に飢えていてそのためなら手段は選ばない。

そんな人物像を感じさせてくれます。

開発チームも以下のように1枚1枚丁寧に デザインを考えてるからこそ
マジックの世界感がつくられ、20年以上も世界中で愛されるカードゲームになっているんだと思います。

ヴォルラスはシェイプシフター能力を持つというだけでなく、常に学ぼうという欲求を持っていたので、明らかに青黒であるべき敵だった。ヴォルラスは秘密を解き明かすために無慈悲な実験をすることで有名であった。そう、彼は知識を使ってさらなる力を求めていたが、知識そのものにも興味があったのだ。

出典:http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0010854/

暴走急行

引用:http://media.wizards.com/2016/c1lRLirbrl_AER/jp_ME76lxZcsW.png

" ルールもレールも無視するためにある。 "

最新カードセット「霊気紛争」から1枚。

フレーバーテキストもさることながら、
それを表現する階段の上を列車が暴走しているイラストも素敵だと思います。

ルールを守ることももちろん大切ですが。

ヴェズーヴァ/Vesuva

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=133738&type=card

" 君がいたあらゆる場所。 "

12POSTやヴァラクート、土地単など土地を活用するデッキでよく見かけるヴェズーヴァ。
" 土地のクローン "とも呼ばれています。

「コピーできる」ということは、「知っている」ということ。
その場所を「知っている」ということは、「行ったことがある」ということ。
「行ったことがある」という場所は「いたことがある」ということだと思います。

このカードの効果をシンプルかつ神秘的に表現したフレーバーテキストだと思います。

命知らずの群勢/Reckless Cohor

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=403797&type=card

" 「お前には家族がいるだろう。俺の家族は海門で死んだ。お前は家族のところに行け。俺も家族のところに行く。」 "

戦乱のゼンディカーからの1枚。
リミテッドでも採用されるかどうか、トーナメントではまず見ないコモンクリーチャーだと思います。

ゼンディカーと言えば、エルドラージと人間の戦いを描いた壮絶なストーリーです。
イラストで言えば、この全面でエルドラージを切り裂く男性が後ろから追いかけてくる男性に
言った言葉なんでしょう。

プレインズウォーカーによって引き起こされる数々の出来事に、理不尽に巻き込まれるその世界の住人達。
もちろんそこにはきっと家庭があり、人間ドラマがあると思います。

その人間ドラマをたった一文で表現し、プレイヤーの想像を掻き立てそのドラマにいざなう。


人間模様にあふれ、男気溢れる「かっこいい!」を表現した1枚だと思います。

飛翔/Soar

引用:http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/ztoka14079.jpg

" お前には、空を飛ぶために両手をあきらめる覚悟があるか?鳥はこの交換を承知したのだ。――― 「一千の問い」 "

鳥のように大空をはばたきたい。
誰もが一度は考えたことのある夢に対し
それを叶えるための"覚悟"を問うているかのような一文。

何かを得るためには、何かを失う。

勝利を得るためにも、時間と労力を使って(失って)練習する必要がある。

最初に紹介している カマールも強い "覚悟" を持っています。
"覚悟" という言葉の重みと、それを享受できた時のかっこよさ。

想像の域を出ませんが、描かれている人物はきっと両手を失う"覚悟"とともに
翼を得たのではないかと思います。(カードの能力がそうなっているので)

そこにかっこよさを感じたので紹介しました。

ラースのスターク/Starke of Rath

引用:http://www.bigweb.co.jp/new/imgc/000/149/x14925.jpg,qc=14925,qc2014.pagespeed.ic.nEN1_5l5Pk.jpg

" 誰に忠誠を尽くすべきか、おれにはわかっている。おれが忠誠を尽くす相手は、鏡を見ればいつもそこにいるよ。つまり、おれ自身ね。 "

自己陶酔。

ここまで自己陶酔できると、もはやかっこいいかなと思います。
場を間違えると、ただのナルシストですが、マジックの世界で描かれる
戦乱の世の中では、自分を信じる事ができる人が生き残るのかもしれません。

そんなスタークの能力は、対象のクリーチャーかアーティファクトをタップだけで
破壊することができますが、コントローラーが移ってしまいます。
彼が、プレイヤー(プレインズウォーカー)よりも自分自身を信じているということが
綺麗にカードの能力としてデザインされているところがすごいと思います。

好機/Opportunity

引用:http://media.wizards.com/2017/b9jm8nwv_mm3/jp_m3sQBUa3ft.png

" 「好機は待ちわびるものではない。生み出すものだ。」 "

まさにその通り。(そう思いたい(願望))

"今"の自分を生み出しているのは、"過去"の自分。
"未来"の自分を生み出すのは、"今"の自分。

チャンス(好機)も待つものじゃなく、自分で生み出すもの。

そんな人生哲学のような一文です。

マジックのゲームでも、それは同じ。
6マナという重いドローカードですが、必ず唱えられるチャンスは生み出せます。
そのチャンス(好機)を生み出せるようなプレイングをして、イラストのようなドヤ顔をしたいものです。

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終わりに

いかがでしたでしょうか?
これから随時フレーバーテキストが「かっこいい!」と思えるカードを
追加していきたいと思います。

もし、このカードもかっこいい!!というのがあればコメント欄から
コメントいただけると嬉しいです。

「かっこいい!」と思ったものは、どんどん追加します。

これの続編。かっこいい!の次は、ちょっと考えさせられるようなところのあるじわじわくるフレーバー テキスト

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