マジック:ザ・ギャザリング
MTG攻略wiki

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MTGの黒は一部に熱狂的なファンが存在し、どの環境でも常に黒単を使うという猛者もいます。
今回ご紹介するのは黒単色で比較的安価なわりに地方の大会で優勝実績もあるデッキです。
黒使いでなくても知っている人は多いのではないでしょうか。

クリーチャー:8
4:《墓所のタイタン》
1:《灰燼の乗り手》
1:《大修道士、エリシュ・ノーン》
1:《グリセルブランド》
1:《エメリアの盾、イオナ》

呪文:32
4:《暗黒の儀式》
4:《納墓》
4:《思考囲い》
4:《再活性》
2:《小悪疫》
4:《集団的蛮行》
3:《トーラックへの賛歌》
3:《暴露》
4:《動く死体》

土地:20
18:《沼》
2:《Lake of the Dead》

サイドボード:15
2:《外科的摘出》
2:《小悪疫》
1:《暴露》
2:《夜の戦慄》
4:《虚空の力線》
2:《真髄の針》
2:《Helm of Obedience》

ご存じ「ポックスリアニ」と呼ばれるデッキですね。
元は同じ黒単のデッキであるポックスにリアニメイト要素を混ぜ込んだものでした。
後述しますが最近はリアニメイトに特化したタイプが多く、デッキ名の由来である《小悪疫》はメインに2枚だけとなっています。
念のため基本的な動きを説明しておきましょう。

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=414127&type=card

まず《納墓》でライブラリーから好きなクリーチャーを墓地に置いて

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=414118&type=card

デッキ名の由来にもなっている《再活性/Reanimate》か《動く死体》で戦場に出す。
要は合計2~3マナで本来のコストを踏み倒してクリーチャーを使う。これだけ。

では何を出すのかというと

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=294271&type=card

候補その1。
コンボデッキの次元を変えてしまった最強の悪魔《グリセルブランド》。
ライフを7点払って7枚ドロー。7枚も引けば次の手もすぐに用意できるでしょう。
しかも本人がパワー7の絆魂で殴ってそのライフも供給してくれます。
元祖「デーモンの召喚」でおなじみ《奈落の王》といった昔のデーモンと比べると維持コストもかからなければ維持コストが払えなかった場合に殴ってもきません。

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=398298&type=card

候補その2。
特定の1色を封じてしまう《エメリアの盾、イオナ》。
単色デッキは他にも紹介していますが彼女を出されると基本的に投了です。

但し、グリセルブランドもそうですが伝説のクリーチャーは《カラカス/Karakas》によって手札に戻されてしまうという弱点がありますので油断は禁物です。

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=391225&type=card

候補その3。
悪名高いタイタンサイクルの中でも盤面制圧力に優れる黒。
出た時点でゾンビをこぼしていくので自身を即座に除去されても4点クロックが残ります。
また黒6マナは《暗黒の儀式》等を使えば直接唱えることも可能なレベル。

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=274465&type=card

本来のポックスリアニやポックスでは《ヴェールのリリアナ》を使って手札やクリーチャーをじわじわ攻めるソフトロック戦法を取っていたのですが

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=415718&type=card

異界月で《集団的蛮行》を手に入れたことで事情が変わりました。
コンボデッキで重要な前方確認をしつつ《死儀礼のシャーマン》といった苦手なクリーチャーもついでに処理できてしまうという便利な1枚。さらに増呪の追加コストで手札に来たクリーチャーを捨てることもできます。
これに《思考囲い》・《トーラックへの賛歌》・《暴露》といった黒お得意の手札破壊を駆使してとにかくリアニメイトを通してしまえばいいというパターンが最近は流行のようです。

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=337612&type=card

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=356576&type=card

墓地を利用したコンボデッキ全てに言えることですが墓地対策カードは天敵となります。
黒は戦場に出てしまったエンチャントやアーティファクトは基本的に触れることができないので出される前に手札破壊で落とすか引かれない事を祈るばかりです。

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=226293&type=card

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=3047&type=card

例外として《安らかなる眠り》だけはサイドボードの《Helm of Obedience》を利用して逆に勝ちにいけたりします。《虚空の力線》と合わせて狙ってみてもいいかもしれませんね。
今回紹介したレシピ以外にもリアニメイトして楽しいクリーチャーは沢山います。
ポックス要素を強めたりといった構築の幅も思ったより広いので興味が沸いた方は一度やってみてはいかがでしょうか?

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