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モダンやレガシーでのエルドラージデッキの強い点は、「エルドラージの寺院」や「古えの墳墓」といった2マナランドがあることです。1枚の土地からマナ加速して巨大なエルドラージで押しつぶすという戦略をとります。
しかし、スタンダード環境には2マナランドはありません。マナ加速なしで召喚し、クリーチャーのサイズ勝負になります。では、いったいエルドラージの何が強いのかを解説します。
スタン版 エルドラージ デッキリスト
クリーチャー(18)
4 作り変えるもの/Matter Reshaper
3 現実を砕くもの/Reality Smasher
4 屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger
4 難題の予見者/Thought-Knot Seer
3 歩行バリスタ/Walking Ballista
ソーサリー(7)
3 バラルの巧技/Baral's Expertise
4 精神背信/Transgress the Mind
インスタント(8)
4 致命的な一押し/Fatal Push
4 闇の掌握/Grasp of Darkness
アーティファクト(3)
3 耕作者の荷馬車/Cultivator's Caravan
土地(24)
4 霊気拠点/Aether Hub
4 オラン=リーフの廃墟/Ruins of Oran-Rief
3 海門の残骸/Sea Gate Wreckage
4 産業の塔/Spire of Industry
4 窪み渓谷/Sunken Hollow
5 沼/Swamp
サイドボード(15)
1 霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester
3 不許可/Disallow
2 膨らんだ意識曲げ/Distended Mindbender
2 ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet
1 失われた遺産/Lost Legacy
2 否認/Negate
1 領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship
3 ヤヘンニの巧技Yahenni's Expertise
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現在のスタンダード環境について
このデッキの強さを理解するためには、まずスタンダードの環境を知っておく必要があります。スタンダード環境を支配しているデッキは、「緑黒系アグロ」「マルドゥ機体」「サヒーリコンボ」の3つです。
デッキの簡単な説明は下記です。
緑黒系アグロ:「巻きつき蛇」から+1カウンターをばら撒いて、大きくなったクリチャーサイズで勝負するデッキです。クリーチャーが横に広がったときは止まらないパワーがあります。
マルドゥ機体:「キランの真意号」で殴ってくる高速ビートダウンです。また「無許可の分解」で除去しつつライフを削りにきます。
サヒーリコンボ:「サヒーリ・ライ」と「守護フェリダー」の無限コンボで勝つデッキです。
エルドラージの強いところ
エルドラージの強い点は、手札破壊です!
このデッキは「精神背信」と「難題の予見者」で8枚のハンデスを採用しています。

緑黒は、クリーチャーシナジーで戦うデッキです。「巻きつき蛇」の後続を抜けばエルドラージを超えることはできません。
サヒーリコンボは、名前の通りコンボデッキです。相手の手札を確認できれば、動きを制限されることはありません。コンボパーツを抜いてエルドラージで踏みつぶします。
厄介なあいてはマルドゥ機体です。後手だと「精神配信」は「キランの真意号」に間に合いません。普通のデッキだとそのまま速度で押し切られてしまう展開が多いです。しかし、このデッキには状況を一発でひっくり返せるカードがあります。それが「バラルの巧技」です。

クリーチャーだけでなく「キランの真意号」もバウンスできるため、機体を戻せばマルドゥ機体は完全に止まります。手札に返したあとで「精神背信」か「難題の予見者」を唱えることもできるため、メインから機体に触ることができます。
また、サイドボードからは全体除去の「ヤンへニの巧技」で、マルドゥのクリーチャーを一掃することもできます。
メタを考えた面白いデッキですので、変わったデッキを使いたい方におすすめです。エルドラージたちはモダンやレガシーに持っていくこともできますよ。
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