PPTQ参戦with グリクシス巨象

最後の一撃は、せつない
ゲームタイトル : マジック:ザ・ギャザリング ( MTG )
作成者 : rogueleader
最終更新日時 : 2017年2月21日 20:37
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PPTQ行ってきました
結論から言うと・・・
黒緑エネルギー ×○×
黒赤アグロ ○○
黒緑アグロ ×○○
マルドゥ機体 ×○○
マルドゥ機体 ××
黒緑昂揚 ○○
で4-2でTOP8入りすらなりませんでした
使用リストは以下の通り
4 《ウギンの聖域》
4 《さまよう噴気孔》
4 《尖塔断の運河》
2 《発明博覧会》
1 《燻る湿地》
5 《沼》
3 《山》
-土地(23)-
4 《金属製の巨像》
1 《老いたる深海鬼》
-クリーチャー(5)-
4 《予言のプリズム》
4 《金属紡績工の組細工》
4 《耕作者の荷馬車》
4 《面晶体の記憶庫》
1 《領事の旗艦、スカイソブリン》
3 《ショック》
4 《致命的なひと押し》
4 《焼夷流》
1 《無許可の分解》
3 《コジレックの帰還》
-呪文(32)-
1 《無許可の分解》
1 《コジレックの帰還》
2 《現実を砕くもの》
2 《払拭》
3 《否認》
3 《難題の予見者》
3 《作り変えるもの》
-サイドボード(15)-
この結果を踏まえてなぜ今回、巨象とかいう頭のおかしいデッキを使ったのかを書いて行こうと思います
そもそもの始まりは巨象でコジレックの帰還を誘発させられると勘違いしたことになります


現在のメタとして黒緑、サヒーリ、マルドゥ機体がトップメタでそれぞれ型に違いはあるものの基本はそのどれかに強くした、弱くなったの形です
現在の流れとしてマルドゥ機体、黒緑の蛇の影響から致命的なひと押しやショックが非常に多く使われています その現状に対するために
・全体除去が欲しい
・クリーチャーを使うにしてもコスト5以上のクリーチャーカードを使うこと
を意識して最初は燻蒸を採用したジェスカイサヒーリを使っていました

想定通り黒緑、マルドゥ機体にはなかなかの勝率を保つことができましたが、如何せんミラーマッチが難しく、否認によってどうしようもできずコンボを決めた・決められた、アドバンテージ勝負になった際は奔流の機械巨人を多く引いた方が勝つという感じでなんともコツがつかめず

4色型、霊気地の驚異型、コンボ特化型、そもそもサヒーリを抜いてコントロール特化してみたりと色々試してみるも糸口は見えず……
これはいよいよ黒緑を使うしかないのか…と思っていたところ友人が使っていたテゼレットや金属の叱責を採用した青黒巨象が楽しそうで回してみたところ中々楽しく勝率も悪くなかったため、色々試してみることに


そもそも巨象の10/10というサイズが確定除去の少ない現在の黒緑には突破することが難しく、巨象を出しさえすれば勝てること、サヒーリには金属の叱責が強く、コントロールデッキのカウンターが虚空の粉砕から不許可になっている今は意識されていないことも踏まえて悪くない選択に思えました。
ただ、当然の問題としてマルドゥ機体が辛く、4ターン目に巨象を出した返しでそのまま負けることもしばしば……そこで仕方なく軽量除去の赤に変えた赤黒の形でショックや焼夷流、無許可の分解といったコントロールチックなデッキに変更してみたところこれが意外に悪くなく、最後に撃つ対象のあいまいだった無許可の分解を3枚コジレックの帰還にしてみたところこれがヒット
マルドゥ機体にはコジレックの帰還を引くだけでメインの勝率がグっと上がり、ショックによって金属の叱責よりも明確にサヒーリコンボに強くなりました
また、このころはまだ巨像でコジレックが誘発すると思っていたので黒緑には200%勝てる……とさすがに優勝を疑いませんでした
しかし、サイドボードからは破壊ではないアーティファクト対策やカウンターの嵐
さらにはリリアナやギデオンといったカードに対抗する手段が必要でした


そこで予言のプリズムや耕作者の荷馬車といったカードによって安定しているマナベースを利用して、サイドボードから否認や払拭といったカウンター、メインボードにはミシュラランドを採用しミシュラランド+火力でギリギリリリアナの奥義やギデオンに対抗できる手段としました
また、コントロールとの対戦の際に何か相手の軸をずらせるカードが欲しく、サイドから抜けることのない機体に搭乗できる、各種エルドラージを採用しました 問題は実質4色となったマナベースですが、軽量アーティファクトでのドローやマナを出すことにより、ギリギリ安定させることができました。



残ったサイド枠は追加の除去を採用しました
マナベースに関しては致命的なひと押しとショックを考慮して赤黒ベースに無色のマナファクトを考慮して
赤20、黒14、青16、無色10となっています
青が少し多いのはウギンの聖域から追加で持ってこれ、一撃で勝負を決めることができる老いたる深海鬼のために唯一ダブルで必要な青を多めにしたためです
また、少し余裕のある赤マナを少ない黒マナに振り分けるべきかもしれませんが、黒いカードは致命的なひと押しや無許可の分解だけであり赤い除去が多目であるため3ターン目以降に1つだけ出ればよく、赤いカードはプレインズウォーカーに対処する場合2回続けて撃たなければならないことを考慮し、かなり多めにしています
少し無理をしていますが、各種マッチアップを何度かした結果 特に問題もないと判断し妥協しました


【結果】
1戦目VS黒緑エネルギー
メイン後手で序盤除去だらけでアーティファクトを引かず、理想の展開かと思えば、まさかの蛇からギアハルクが間に合わされ巨像のサイズを超えられて負け
サイド後は否認で上手くアーティファクト対策をはじいて勝ち
最後は後手から死ぬまで土地2で荷馬車を4枚引いて負け
ちなみにこの時になってやっと巨像で帰還が誘発しないことに気づく無能っぷり
2戦目VS黒赤アグロ
相手の周りが微妙な所にコジレックで勝ち
3戦目VS黒緑アグロ
メイン戦を危なげなく落とし「おや?このデッキ黒緑にメイン勝てないぞ?」と思うもサイド後巨像がアグロしてワンダフルに勝ち
4戦目 VSマルドゥ機体
やたらメイン負けるため「これは構造に致命的な欠陥があったな」と思いつつサイド後除去の雨で巨像を抜いて作り変えるものを入れたら相手が除去れず荷馬車が4回殴って勝ち
5戦目 VSマルドゥ機体
メインを順当に落ちし、サイド後オブニクシリスやアヴァシンしゃぶられて負け
終わった後相手の方が「となりで4戦目を見てた」ことが判明しサイド後ショックの効くカードを抜いて重めのミッドレンジプランにしてきたらしく、見事にやられました
6戦目 VS黒緑昂揚
オポーネントと人数的にほぼ無理と思っていたらこの日一番のブン回り勝ち
結果は4-2とあと一歩足りませんでした
また、メイン戦の圧倒的なまでの勝てなさにその点で改善が必要で、具体的にはふわっとした無許可の分解を他のアーティファクトやコジレックの帰還に変えるべきかと思います
サイド後は入れ替えの関係で払拭を入れることが難しく、他のカードの方がいいかなと思いますし
そもそも巨像デッキを使わないべきかなとも思います
【まとめ】
概ね想定通りではありましたが、やはりこういうデッキの兼ね合いで除去しか引かなかったり、逆に全く引かなかったりした場合に一瞬で負けてしまう問題がなんともなりませんでしたが、回していて非常に楽しく、また全く勝てないデッキでもないことがわかり満足です
次のPPTQもこのデッキを使うかは未定ですがちょこちょこ調整はしようかなと思います
ここまで長々と読んでいただきありがとうございました
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