【モダン】ヘンテコデッキ紹介その1:壁ミル

MO5-0デッキなどからヘンテコなデッキを紹介しようのコーナー
ゲームタイトル : マジック:ザ・ギャザリング ( MTG )
作成者 : rogueleader
最終更新日時 : 2017年4月4日 23:18
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お久しぶりです
GP静岡は初日7-2から2日目0-4ドロップとドラマチックに弱く、全力でサイドイベントを回していました。
さて、そんな悪夢は忘れ5月にはGP神戸があります
神戸のフォーマットはモダン!
アモンケット発売や禁止改定での環境の変化が予想されますが、気持ちを切り変えてモダンをやっていきます
今回紹介するのは壁コントロール
海外では壁ミルとしてMO上などでたまに見かけるそうです
早速リストを見ていきます
クリーチャー27
3境界線の隊長
4草茂る胸壁
4根の壁
3欠片の壁
3斧折りの守護者
4幻の漂い
3否定の壁
1欺瞞の神、フィナックス
1テューンの大天使
1スパイクの飼育係
スペル8
3召喚の調べ
4集合した中隊
1内にいる獣
置物3
1罠の橋
1威圧の杖
1突撃陣形
土地22
4魂の洞窟
4露深い雨林
4吹きさらしの荒野
1神聖なる泉
1繁殖池
1踏みならされる地
1寺院の庭
1つぶやき林
2幽霊街
1平地
1森
1島
サイドボード15
2幽霊街
1ファイレクシアの破棄者
1呪文滑り
4外科的摘出
3内にいる獣
1戦争の禍、カタキ
1イゼットの静電術師
1弁論の幻霊
1原野の脈動
よ、弱そう‥‥
しかしMOでは5-0の実績もあるデッキ
早速その独特な勝ち筋を見ていきましょう
【ライブラリーアウト】

まず間違いなくここから構築がスタートしたのであろう欺瞞の神、フィナックスを利用したライブラリーアウト戦略が勝ち筋その1です
フィナックスのテキストを読めば2秒で理解できるかと思いますが、各種高タフネスな壁達を利用して相手のビートダウンを止めながら、数ターンの内にライブラリーアウトさせてしまいます
パッと思いつくだけでも
1ターン目に境界線の隊長(0/4)
2ターン目に根の壁(0/5)
3ターン目に欠片の壁(1/8)が二体
4ターン目に魂の洞窟(神)からフィナックスとでも動けば一気に23枚(4+5-2+8+8)も削ることができ、ストームや風景の変容と言ったデッキ内の特定の勝ち手段に依存するコンボデッキはそれだけで投了に追い込まれます
ちなみにフィナックスは場にいるときクリーチャーではないため自身の能力を使うことはできませんし、このデッキでクリーチャーすることはほとんどあり得ません

地味に欠片の壁は世間で大流行している死の影に強いという側面もあります
【無限コンボ】
みんな大好きテューンの大天使とスパイクの飼育係による無限ライフ、無限バンプコンボです 10000/10005とかの壁を並べることができますが普通にテューンで殴って勝ちます


これらのカードを計7枚ある中隊と調べによるシルバーバレットや斧折りの守護者を利用した大量のマナで威圧の杖からドローを行い探し出します。
また、サポートとして内にいる獣、罠の橋が採用さています
さらに突撃陣形によるビートプランもありますが除去によるサポート無しでは現実的でなく、追加の攻撃抑制手段と言ったところでしょう
サイドボードは分かりやすくエムラクールなどのライブラリーアウトの天敵であるカードを追放するためにガッツリ4枚採用されており、ハンデスもカウンターもなくコンボ、特に土地コンボが辛いため追加の幽霊街が2枚、内にいる獣3枚、あとは弁論の幻霊や破棄者といったシルバーバレットで構成されています
見た目以上に中々強い反面、何もしないか何もさせないかで終わることも多く、もし序盤のハンデスなどでフィナックスが対処されてしまうと一気にキツくなってしまいます
そこで対処として罠の橋の増量や前兆の壁の採用などが検討できるかなと思います。また追加の勝ち筋に関してもテューンコンボは壁に撃てず余っている除去のマトとなるだけなので他の勝ち筋か永遠の証人などでハンデス対策をするほうが良いと思います
現在トップメタの一つであるランタンコントロールも最初は1人の人しか使っていない超マイナー専用機でしたが長年の経験からGP優勝の実績を出し、一躍トップメタとして洗練された過去があります
この壁ミルも構成からクリーチャーに強く、死の影にも強いと条件は揃っていますし試して見る価値はあるのかなと思います
以上
モダンヘンテコデッキ 壁ミルの紹介でした
これからもちょくちょくフォーマットに寄らず結果を出したものから目に付いたヘンテコなデッキを紹介していこうと考えているのでよろしくお願いします
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