マジック:ザ・ギャザリング
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PT後初のスタンダード大会となるGPピッツバーグがこの土日に開催されました。
トップ8の紹介は下記の記事で行われていますので、ここでは注目カードをいくつか紹介したいと思います。

ニッサの誓い

引用:http://media.wizards.com/2015/ogw_239nCi30ks3/jp_XwieodY0PV.png

1位のデッキに堂々と4枚入っているこのカード。
BGアグロの1マナスペルとしては「霊気との調和」「ウルヴェンワルド横断」などが採用されていましたが、新たな候補が挙がってきました。

使用感としては「ウルヴェンワルド横断」に近いでしょう。
最序盤からクリーチャーを探せること、PWも一緒に探せることなどが利点で、欲しいクリーチャーが必ず手に入るわけではないというのが欠点ですね。
「最序盤からクリーチャーを探せること」が最大の利点で、1ターン目から積極的に動いていくことが出来ます。タップインの土地がミシュラランド4枚であることからも、何とかして2ターン目にクリーチャーを展開するという意思が見えてきます。
リシュカーや緑巨人を擁するこのデッキが2ターン目からクリーチャーを展開することは理想的な動きであり、相手を後手に回させていきます。

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焼夷流

引用:http://media.wizards.com/2016/ouhtebrpjwxcnw5_EMN/jp_dI2mODqHRw.png

3位のデッキには焼夷流が2枚採用されています。
主にミラーマッチを意識したカードで、屑鉄場のたかり屋をシャットアウトするための採用ですね。

実際問題、ショックの力不足感は否めません。
サヒーリコンボには速度で元から有利ですし、BGアグロには2点で対処出来るクリーチャーは限られています。
ならば、より攻撃的なカードでいいのではないかとなるでしょう。
無許可の分解と合わせて3点飛ぶカードが6枚あると、大体1~2枚は引くことになると思います。
機体デッキにとって、削る必要のあるライフが14点で済むというのは非常に大きいですね。パワー3+真意号が2回殴るだけなので。

顕在的防御

引用:http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_JJzUvPix2M.png

除去環境となることで、より重要性が増したカード。
緑マナが立っているだけで単体除去を撃ちにくくなるため、環境のカウンターより強力なカウンターです。

個人的には3マナのカードと合わせてみると面白いと思います。
致命的な一押しが流行りの除去となりつつありますが、3マナ以上は紛争を達成していないと対処出来ません。
多少強引に紛争を達成してきてもこのカードで防ぐことにより、2枚目以降を撃つタイミングを大幅にズラすことが出来るでしょう。
不屈の追跡者などはBGアグロの数少ないアドバンテージ要員としても、かなり相性が良いかと思います。

才気ある霊基体

引用:http://media.wizards.com/2016/c1lRLirbrl_AER/jp_f4xlIdDijQ.png

こちらはBGミラーを意識したカードでしょうか。
勿論、絆魂のおかげで機体相手にもライフを確保してくれるでしょう。
しかしBGミラーでは相手のデカブツへの牽制としても十分な役割を果たしてくれます。

相手にとってのマスト除去を何枚叩き付けるかというのはアドバンテージを取りづらいデッキにとって、重要な要素となります。
才気ある霊基体は致命的な一押しの圏内ではありますが、ここに撃たせることで巻き付き蛇が生き残り、後続のサイズで相手を圧倒することに繋がることもあると思います。どれだけ強いカードでも、4枚しか入っていません。

気になるのはダブルシンボルでしょうか。土地基盤も悪くないとはいえ、事故に繋がるシーンもあるかもしれません。

保護者、リンヴァーラ

引用:http://media.wizards.com/2015/ogw_239nCi30ks3/jp_I5W0dPtk98.png

コントロールデッキのサイドカードとして非常に強力ではないかと思います。
特にBGアグロ相手は除去の減るサイド後から投入することでボードとライフを比較的容易に確保してくれるでしょう。
更に飛行を持っているため、相手のPWにも圧力をかけにいくことが出来ます。
サヒーリ・ライとのコンボを見ることもあるかもしれません。

ゼンディカーの代弁者、ニッサ

引用:http://media.wizards.com/2015/ogw_239nCi30ks3/jp_Ki33zsko20.png

環境に有用な飛行クリーチャーが真意号くらいしかいないので、そこさえ致命的な一押しで捌けば、早々落ちることはないでしょう。
アグロ同士の戦いが多いため、全体強化によって一気に盤面を取ることが出来ます。
更に横に伸ばす戦略とも相性が良く、1位のデッキはこれとの相性を買って地下墓地の選別者を採用しています。
巻き付き蛇・歩行バリスタ・リシュカーなど多くのクリーチャーと相性が良く、サイズアップ以外にも大きく戦況を動かすでしょう。
これの存在のせいで、クリーチャーを並べることそのものが脅威になりつつあります。

今回はここまでです。
BGアグロは非常にカスタマイズ性が高く、その柔軟性から3強(BG・機体・サヒーリ)の中でも頭一つ抜けているのではないかと思います。
特にニッサの存在は少し驚いています。BGはあまり横に並ばないことから、青巨人と餌食を利用したスゥルタイ昂揚デッキなんか出てくるのではないかと思っていたのですが、ニッサがいる以上は餌食が劇的に効くという盤面にはあまりならない気がします。

コントロールデッキが生き残るとすれば全除去を上手く組み入れたデッキになるでしょう。
しかし、全除去を入れれば入れるほど機体に対するガードが下がります。
この3強が崩れるカードは何なのか、今後もメタゲームに注目していきましょう。それでは。

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