【MTG ブログ】スタン 「テゼレットの手法」グリクシス即席 デッキ解説

MOスタンダードリーグ（2017/3/13）の 5-0デッキリストから「テゼレットの手法」を使用したグリクシス即席デッキが入賞していました。「テゼレットの手法」を利用したデッキを見たことがない方も多いと主もいますので、デッキの動きを解説します。

デッキリスト MOスタンダードリーグ（2017/3/13）

土地 (24)
3 凶兆の廃墟/Foreboding Ruins
2 島/Island
2 山/Mountain
4 産業の塔/Spire of Industry
4 尖塔断の運河/Spirebluff Canal
5 沼/Swamp
4 さまよう噴気孔/Wandering Fumarole

クリーチャー (10)
4 艱苦の伝令/Herald of Anguish
4 異端の飛行機械職人/Maverick Thopterist
2 ピア・ナラー/Pia Nalaar

インスタント（10）
3 致命的な一押し/Fatal Push
4 金属の叱責/Metallic Rebuke
3 無許可の分解/Unlicensed Disintegration


エンチャント（4）
4 テゼレットの手法/Tezzeret’s Touch

アーティファクト（12）
3 歯車工の組細工/Cogworker’s Puzzleknot
4 発火器具/Implement of Combustion
1 街の鍵/Key to the City
4 霊気装置の設計図/Servo Schematic


サイドボード
1 致命的な一押し/Fatal Push
1 無許可の分解/Unlicensed Disintegration
2 集団的蛮行/Collective Brutality
2 払拭/Dispel
2 焼夷流/Incendiary Flow
2 否認/Negate
2 グレムリン解放/Release the Gremlins
1 領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship
2 精神背信/Transgress the Mind

デッキの特徴

基本的に「致命的な一押し」や「無許可の分解」で敵クリーチャーを除去しつつ、「テゼレットの手法」で5/5のアーティファクト作ります。飛行トークンにつければ、5/5飛行が簡単にできあがります。トークンに付けた場合は、墓地置かれても戻ってくるアーティファクトはないので注意しましょう。

「テゼレットの手法」のつけ先は以下のアーティファクトです。

「発火器具」はサヒーリコンボを牽制できる環境に合ったカードです。サヒーリがマイナス能力を使用して忠誠度が１になったときに打ち込めば、サヒーリを倒せます。

このデッキの問題は「テゼレットの手法」で5/5にしたアーティファクトが「致命的な一押し」に対して何も耐性がないことです。そのため、追加のフィニッシャーとして「艱苦の伝令」が採用されています。

即席持ちでアーティファクトが多い、このデッキに合ったフィニッシャーです。ディスカード能力を利用できれば除去を落とせる可能性があります。相手のマナが寝ている時を狙って出しましょう。