マジック:ザ・ギャザリング
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この土日にあったGPユトレヒト、優勝したのはマルドゥ機体でした。
今回は1位のデッキから気になるところをピックアップしていきたいと思います。

デッキリスト

土地(24)
4 秘密の中庭/Concealed Courtyard
4 感動的な眺望所/Inspiring Vantage
4 霊気拠点/Aether Hub
4 産業の塔/Spire of Industry
2 平地/Plains
2 山/Mountain
2 沼/Swamp
1 鋭い突端/Needle Spires
1 凶兆の廃墟/Foreboding Ruins

クリーチャー(18)
4 スレイベンの検査官/Thraben Inspector
4 模範的な造り手/Toolcraft Exemplar
4 歩行バリスタ/Walking Ballista
4 屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger
2 異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar

プレインズ・ウォーカー(6)
4 ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar
2 反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance

インスタント(8)
4 致命的な一押し/Fatal Push
4 無許可の分解/Unlicensed Disintegration

アーティファクト(4)
4 キランの真意号/Heart of Kiran


サイドボード
1 領事の権限/Authority of the Consuls
4 グレムリン解放/Release the Gremlins
3 チャンドラの誓い/Oath of Chandra
3 リリアナの誓い/Oath of Liliana
2 先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbinger
2 灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited

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歩行バリスタ

まず目についたのは歩行バリスタでした。
2マナ枠といえば経験豊富な操縦者でしたが、このデッキには採用されていません。

引用:http://media.wizards.com/2016/c1lRLirbrl_AER/jp_mLJOCRnTbQ.png

引用:http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_Bm2K7SPNLQ.png

歩行バリスタ採用のメリットとしては、以下が挙げられます。

・アーティファクトなので、産業の塔や模範的な作り手を有効利用出来る。
・相手のクリーチャーに触りやすくなる
・マナフラッドに多少強くなる
・能動的に紛争を起こすことが出来る

やはりアーティファクトによるシナジーが大きいところと思います。
特に模範的な作り手は序盤の重要なアタッカーですし、アーティファクト3枚も狙えるに越したことはありません。
逆に言えばミラーマッチではこいつをスムーズに捌く必要があり、そのための歩行バリスタでもあります。
X=2からタフ1を2体捌けばアドバンテージにもなります。

逆に欠点を挙げるとすると、以下の通りでしょうか。

・パワー3にすることが困難なため、キランの真意号に搭乗し辛い
・占術がなく、ドロー安定に貢献出来ない
・序盤のクロックとしては物足りない

ピークを序盤から中盤にシフトしていることが目的ではないかと思います。
土地を多く引く危険性やキランの真意号の搭乗員不足が気になりますが、その辺は次以降に紹介するカードでカバーしています。

反逆の先導者、チャンドラ

引用:http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_4I1bdO7NnRb.png

このデッキには4枚のギデオンに加え、チャンドラが2枚採用されています。
やはり従来のマルドゥ機体よりも中盤以降を見越し、アドバンテージの獲得を狙っているのではないでしょうか。
そうは言ってもこのチャンドラ、除去も出来ますし本体火力にもなり得る、器用なやつです。状況に合わせた使い方が出来るのではないでしょうか。

また、歩行バリスタの採用によりパワー3が減った分、PWを増やすことで搭乗員の水増しを図っています。チャンドラの奥義は勿論強力ですが、疑似ドローの連打だけでも十分勝ちに繋がると思うので、チャンドラで搭乗する機会も多いはずです。

チャンドラの誓い / リリアナの誓い

引用:http://media.wizards.com/2015/ogw_239nCi30ks3/jp_2sIH5M9IAk.png

引用:http://media.wizards.com/2016/ouhtebrpjwxcnw5_EMN/jp_4lFORU6f57.png

サイドボードに6枚ある誓いサイクルと追加のPWも、中盤以降を見据えたカードたちと言えるでしょう。

チャンドラの誓いですが、ミラーマッチと黒緑アグロにサイドインすると予想されます。序盤の攻防に役立ち、中盤以降はライフを詰めることにも貢献します。また、チャンドラの+1と合わせるとプレイヤーに4点飛ぶため、ギデオンを始めとした多くのPWに対処することも可能です。

一方、リリアナの誓いは黒緑アグロ用のものと思われます。ミラーマッチでも仕事はなくはないですが、(後述する)グレムリン解放の方がより効果的であり、入れ替える枠もない気がします。
黒緑アグロはトークン生成カードがニッサや地下墓地の選別者程度しかないため、生贄要求カードは比較的大きな仕事をするでしょう。また伝説のパーマネントであるため、2枚目以降の誓いが致命的な一押しを有効利用させてくれます。
このマッチアップではゾンビはおまけ程度かもしれません(相手にタフ3以上が多いため)。とはいえ、搭乗に貢献したりギデオンの奥義でバックアップされたりなど、頭数が増えることによるシナジーは勿論あります。

グレムリン解放

引用:http://media.wizards.com/2016/c1lRLirbrl_AER/jp_5fEo0shcrD.png

リミテッドでは鬼のように強いこのカードも、徐々に数を増やしてきました。
ミラーマッチの最終兵器…最終と言いつつ4枚ありますが…クリティカルに刺さることが多いでしょう。
X=1で撃つだけでもキランの真意号に対処しつつ2/2を出し、相手の多くのクリーチャーと相打ちを取ることが出来ます。X=2以上でのアドバンテージは言わずもがなですね。

気になるのはチャンドラで捲れても全く嬉しくないこと。もしかしたらミラーマッチではチャンドラは抜けてナヒリに変わるのかもしれませんね。

今回はここまでです。
環境最速のマルドゥ機体も、メタの動きに合わせて少しだけ重めにしてきました。
チャンドラと歩行バリスタという飛び道具のおかげで、ライフを詰める手段には事欠くことがなく、非常に対応し辛い攻め手となるでしょう。
細かなチューンに注目し、しっかりとメタの動きを追いたいところです。それでは。

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