マジック:ザ・ギャザリング
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こんにちは。前回に引き続き、KLD環境をおさらいしていきたいと思います。

前回はクリーチャーに焦点を当てました。
高タフネスのクリーチャーが非常に多く、どのように突破していくかがカギという話をしました。
今回はスペルについてです。

リミテッドのスペルと聞いて真っ先にあがるのは除去ではないでしょうか。
基本的にクリーチャーが主体であるリミテッドにおいて、除去が重宝されるのは当然のことです。
カラデシュの除去ですが、比較的有用なものが多いという印象です。

引用:http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_62T6F10cwW.png

引用:http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_vukKpE7Nys.png

この2枚は特に強力と思います。
大型クリーチャーが多めに入ると予測される環境では、多少重くても確実に除去出来るカードが強いです。
前者も多少工夫は必要ですが、4~5点出すことが出来れば殆どのクリーチャーに対応出来るでしょう。
当然ながらインスタントというのも利点。

引用:http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_qbZ8ctL5zi.png

引用:http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_zB7FpinF4f.png

これらも確定除去と同等の扱いで良いのですが、一転してこれらは信用し辛いです。
「軽業の妙技」「上天の貿易風」といったアンチカードが複数あるためです。1種類なら気にすることもなかったでしょうが…。
特に後者はこちらの除去を弾きつつテンポも奪ってくるなど、中々に小回りが利くカード。青いデッキならそれなりの確率で入ってると予想されます。

これらの評価があまり高くないもう1つの理由がこいつら。

引用:http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_BFj4s1hKBG.png

引用:http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_1OAcMOBFg9.png

アーティファクトが多い環境なので、メインに1枚は割と入っているカードたち。
ついでにエンチャントも対策してくるので、貼ってもすぐ対応されることも。
ちなみにアーティファクト対策としてみると後者の方が筆者は強いと思っています。
理由は、5マナのコモンに強力なアーティファクトクリーチャーが2種類いるためです。

次に、コンバットトリックについてです。

引用:http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_Vn2gugBYk1.png

引用:http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_rjwkKc3NLw.png

環境のコンバットトリックは非常に軽いものが揃っています。すなわち、構えながら動きやすいということです。
小型クリーチャーがコンバットトリックの援護を受けて大型クリーチャーを乗り越えることはよくありますが、カラデシュではあまり良いプランではないでしょう。大型クリーチャーが多いため、コンバットトリックが尽きた瞬間負けるデッキになりがちなためです。また、大型クリーチャー側がコンバットトリックを持っていてもダメです。

遅めの環境の場合、アタックの判断を間違えると膠着状態になりやすく、相手に逆転されることも多いです。
常に複数のクリーチャーで攻めていけることが理想です。軽い一方で質は一般的なコンバットトリックなため、複数体を捌くことは早々出来ないです。

引用:http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_RQdNlKp1Ed.png

黒はこのカードのおかげでコンバットに非常に強いです。
通常の環境なら1:1交換を取りつつクリーチャーを強化する程度のカードと思います。ところがこの環境では2/3を2/3がブロックし、3/4を3/4がブロックする、なんて状況が多発します。容易に1:2交換を取れるシチュエーションが出来てしまうわけです。
2マナで1:2交換を取った挙句1匹は一回り大きくなるのですから、リターンは非常に大きなものです。黒のアグロデッキであればこのカードを上手く活かせるようにしたいですね。

最後はドローについてです。

引用:http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_tyxRGYmiNM.png

引用:http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_rBGihVt6ij.png

遅めのデッキはいくらでも作ることが出来るため、こういったカードは活かしやすいです。
前回、飛行クリーチャーはサイズが足りないため過信出来ないと話しましたが、地上を固めてドローで複数枚展開すれば流石に勝てます。
また、土地が16枚のデッキが非常に作りにくい環境なため、どんなデッキでもマナフラッドに陥る可能性がある程度高いです。
そういう環境においてドローソースというのは重宝されるもので、打つ余裕がある上にデッキの安定化に貢献してくれます。
早いデッキはコンバットトリックを意識したいですが、遅いデッキではドローの方が意識すべきものかもしれません。

如何でしたでしょうか。
除去は強く、コンバットトリックは軽く、ドローも必要スペックがあり、この環境のスペルは比較的使いやすいものが揃っている印象です。
自分のデッキに合わせて必要なものをピックしていきたいところですね。

次回はこの次元のメインテーマである、アーティファクトについておさらいする予定です。
当然ながら環境の中での位置付けは高く、その理由を説明していきたいと思います。それでは。

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