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5月に控えるGP神戸のフォーマットはモダン。
そろそろデッキをピックアップしていきたいですね。
今日はGPサンアントニオより、今時珍しい白青コントロールを紹介します。
・メイン(60)
3 瞬唱の魔道士
4 祖先の幻視
4 血清の幻視
4 流刑への道
3 糾弾
2 呪文嵌め
1 神聖な協力
2 マナ漏出
4 広がりゆく海
1 世界のるつぼ
2 拘留の宝球
2 至高の評決
3 謎めいた命令
1 思考を築く者、ジェイス
1 太陽の勇者、エルズペス
3 天界の列柱
4 溢れかえる岸辺
4 幽霊街
2 神聖なる泉
4 金属海の沿岸
2 平地
4 島
・サイド(15)
2 斑岩の節
1 払拭
2 天界の粛清
3 コーの火歩き
2 石のような静寂
2 否認
1 安らかなる眠り
2 ヴェンディリオン三人衆
1マナ呪文がなんと17枚。2マナも瞬唱を除いて7枚。非常に軽い作りになっています。
気になるカードもいくつか採用されているので、以下で説明していきます。
・糾弾

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?type=card&name=Condemn
4枚の流刑への道に追加して採用されている1マナ除去。
軽さでも非常に優秀ですが、このカードは今流行りの死の影に非常に強いですね。
死の影は「13 - 今のライフ」がP/Tになるわけですが、死の影が糾弾されるとどう足掻いてもライフが13になるわけです。
つまり、もし隣に2匹目の死の影がいた場合、一緒に倒すことが出来るわけです!
条件付きとはいえ、1マナの確定除去がアドバンテージを取るかもしれないなんて…これは目から鱗な1枚です。
・広がりゆく海
・幽霊街

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?type=card&name=Spreading+Seas

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?type=card&name=Ghost+Quarter
4枚ずつ積まれたこれらのカード。おまけに世界のるつぼも1枚入っていることから、特殊土地は絶対許さないという気構えが伺われます。
エルドラージの寺院や魂の洞窟など対応したい特殊土地も勿論多いですが、これらのカードもまた死の影デッキを意識しているように見えます。
というのは、死の影デッキには無色マナを使うアテが全くと言っていいほどないです。
更にウルヴェンワルド横断をフルで投入していることもあり、土地そのものが18枚程度と非常に少なくなっています。当然、基本地形も少ないです(森1沼1が多い)。
つまり沼が出ている状態で特殊土地を攻められると黒マナが出なくなってしまいます。更に広がりゆく海は沼すら封じてしまいます。
ヴェールのリリアナはまず出せなくなりますし、そのうち1ターンに1アクションしか取れなくなるでしょう。
これだけ軽いカードながら、相手を一気に機能不全に陥らせることが出来るのは魅力的ですね。
・天界の粛清

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?type=card&name=Celestial+Purge
これも久しぶりに見た気がします。強烈な対抗色メタカード。
このカード、なんとパーマネントを追放することが出来るんですよね。
バーン相手にゴブリンの先達も硫黄の渦も対処出来ますし、ジャンド相手に闇の腹心もヴェールのリリアナも対処出来ます。
「死の影絶対倒す」がコンセプトなこのデッキでは標的も他の幾つかのデッキもまとめて対策出来ていいですね。
・斑岩の節

引用:http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?type=card&name=Porphyry+Nodes
これもジャンドにはそこそこ有効ですね。
あとはエルドラージトロンでしょうか。
無色型になって空中生成エルドラージと希望を溺れさせるものが減っている今、横に並ぶエルドラージデッキは少ない気がします。
一方で、ミッドレンジデッキのクリーチャー対策が少々過剰なのではとも思います。
親和やエルフには微妙なことを考えると神の怒りなどの方が対応範囲は広いのではないかなと思ってしまったり。
今回はここまでです。
押し付けたもん勝ちと言われるモダン環境において、コントロールデッキは珍しいと思いました。
相手のライフを回復させることに意味がある環境になるとは予想もつかないですね。
禁止改定もあるのでまだまだ環境が固まるのは先ですが、今のうちから色んなデッキに注目していきたいと思います。それでは。
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