【ティアキン】戦闘のコツと武器ごとの立ち回り【ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム】

戦闘のコツと武器ごとの立ち回り

ティアキンは前作のブレワイとほぼ同じ戦闘システムですが、リンクができることは大きく変わっています。
基本的な立ち回りは変わっていないものの、リンクが不利になる集団戦を行う機会や、空中を飛ぶ敵と戦う機会が過去作よりも圧倒的に多いので、前作をプレイした方も立ち回りは一度み直して見ると良いでしょう。

剣の戦闘のコツと立ち回り

剣(片手武器)は、通常の武器の中では唯一盾を同時に持つことができる武器です。攻撃→武器をしまう→盾を構える、という忙しい操作をしなくても良いので、武器の中では特に防御的に立ち回ることができます。振りが早く集団戦にもある程度対応できるので、集団戦において「氷」「電気」などの属性効果を付与するなら、剣に付与するのがおすすめです。
ただ、あまりに敵の数が多いと怯みにくい敵に対応できなくなるので、あらかじめ遠くから敵を倒しておき、囲まれないように注意しましょう。

槍の戦闘のコツと立ち回り

槍は攻撃速度が早く、遠くから攻撃できるので1対1の戦いに非常に強い武器です。今作は槍の攻撃力の低さをスクラビルドでカバーできることから槍が非常に強力な武器になっているので、槍は常に2～3本は持ち歩くようにしましょう。
また、連続攻撃の最後は敵をふっとばす効果があるので、水場や崖に敵を突き落とせば、格上の相手でも一撃で倒せることは覚えておきましょう。

弓の戦闘のコツと立ち回り

弓矢はある意味でリンク最強の武器で、当てる腕前さえあればかなり遠くから敵を攻撃できます。スクラビルドを行う際に素材をいったん床に置く必要がないというのが戦闘中かなりのメリットで、バクダン花や属性実などを遠くに飛ばして敵を倒すのには弓が最も向いています。
物陰や高いところから見張りの敵をヘッドショットして倒したり、空中弓で集団の敵を一斉にヘッドショットで倒すなどの使い方が強力なので、弓を使う場合はなるべく高所に陣取れるように立ち位置を考えましょう。

ジャイロはオフにしたほうがヘッドショットが狙いやすい

今作はジャイロ機能によって、Switch本体を動かすと弓の照準を動かすことも可能です。
ただ、ジャイロは素早く狙いを定めることができる代わりに細かい狙いをつけるのは苦手です。ヘッドショットは当たり判定が小さい代わりにダメージが2倍になるので、ジャイロ機能はオフにしておきましょう。

ボス戦での戦闘のテクニック

ボスは通常の雑魚敵と違い、こちらから攻撃できるチャンスが少なめです。耐久力が高い上に空を飛んでこちらを翻弄してくる敵や、非常に広い範囲を攻撃してくる敵も多いので、弓を最大限に活用しつつ、ボスごとに異なるギミックを活用して攻撃チャンスを見つけましょう。
また、ボスによっては「ウルトラハンド」で物体・乗り物を動かしたほうが楽に勝てることもあります。

神殿ボスでは弓のエイム力が要求される

ストーリーで登場する神殿ボスはそれぞれ弓矢が有効な対策になっていることが多く、オクタコスとクィンギブドは弓矢での攻撃がほぼ必須です。オクタコスは動きが素早く、フリザゲイラとクィンギブドは空を飛ぶなど簡単には狙わせてくれません。そのため、弓矢の照準と矢が直線的に飛ばないことを計算に入れて敵を狙うエイム力が重要です。
もし狙うのが苦手な場合は「キースの目玉」系の素材をスクラビルドして、敵を追尾するようにしましょう。

空を飛ぶボスの対策方法

今作は飛行するボスがかなり増えています。ほとんどのボスはヘッドショットすれば撃ち落とせるので狙いたいのですが、飛んでいて上を取られているとうまく狙いをつけるのが難しいです。
こちらも高所に上がって上から狙う、空中射撃で動きを遅くする、キースの目玉で狙いを補正するなどで対策できるので、フィールドの様子を見つつこれらの手段を併用しましょう。また「モドレコ」「トーレルーフ」などで高所に登るのも大事です。

動きが素早いボスの対策方法

モルドラジーク・デグガーマのような巨大な敵が高速で動いてくる場合は通常のダッシュでは逃げられないので、がんばりゲージ消費のダッシュを使って安全なところまで避難しましょう。ライネルはそもそも距離をあけるのが得策ではないボスなので、こちらに突進するのを待って「ガードジャスト」「回避ジャスト」を狙ったほうが効率よく攻略できます。
これらの敵は弓で狙うのが難しいですが、多少の距離なら「キースの目玉」が、遠くはなれているなら「キースの羽」をスクラビルドすれば当てやすくなるので、空中射撃ができなさそうな場合に活用したいです。

地下(地底)にいるボスの対策方法

今作では地底の敵のほとんどが「瘴気」による攻撃でこちらのハート最大値を削ってきます。周囲が暗くて見づらい場面も多いので、地底のボスに挑む際は必ず周囲を明るくしておくことを意識しましょう。
瘴気対策は「暗闇の衣」防具が一番簡単ですが、攻撃力が高いボス相手だと防御力が足りなくなることもあるでしょう。そもそも攻撃をくらわないように立ち回るか、「ヒダマリ草」を使った料理をいくつか用意しておき、減ったハートを回復できるようにしておきたいです。

戦闘で死なないためにやるべきこと

ティアキンは初期状態ではリンクのハートが少ないうえに防御力も低いので、攻撃力の高い敵やボスと戦うと、リンクがワンパンで倒されてしまうことも多いです。
今作は防具を集めて大妖精に強化してもらうのはほぼ必須といえる敵の攻撃力の高さなので、戦闘に慣れていない方はまずは防具の強化を優先しましょう。

女神像でハートや頑張りゲージを上げてもらおう

破魔の祠をクリアした祝福の光を4つ集めると、ハート1個かがんばりゲージを1/5周分強化することができます。祠は戦闘が必要な場所があまり多くなく、ヒラメキさえあれば簡単にクリア可能なので、戦闘に苦戦する方はまずは各地を探索してハートを強化しましょう。
また、敵から逃げたり攻撃を回避するためにもがんばりゲージを伸ばすのも大事です。

攻撃力アップやハート回復などの料理を用意しておこう

料理は手軽に作れるうえに効果が大きく、使うのと使わないのとでは難易度が大きく変わってきます。過去のゼルダとは異なり料理以外での気軽なハート回復手段は限られているので、回復料理は必ず10個は用意しておきましょう。
また、攻撃力アップの料理で素早く敵を倒したり、防御力アップの料理で受けるダメージを減らすのも大事です。

戦闘に慣れない間は槍でリーチを稼いで攻撃するのがおすすめ

ブレワイをプレイしていない・あまりやりこんでいない方は、最初のうちは槍を使うのがおすすめです。槍は1対1ならほぼ一方的に攻撃できるうえに、相手を吹き飛ばすことで一撃で倒したり、逃げるスキを作ることが可能な強力な武器です。
今作では槍の攻撃力の低さはスクラビルドで補うことができるので、槍に強い魔物素材をつけることを意識し、長いリーチで遠くから攻撃しましょう。

強力なスクラビルド素材を使用して攻撃火力アップ

今作は武器の攻撃力が非常に低く、前作最強クラスの片手剣だった王家の剣ですら10前後の攻撃力しかありません。敵が落とす「角」などの素材をスクラビルドで武器にくっつければ大きく攻撃力を高めることができるので、新しい武器を入手したら必ずスクラビルドを行うことを意識しましょう。
また、フィールドボスを倒すとスクラビルド専用の素材をドロップするので、武器にくっつければ攻撃力をさらに高めることが可能です。

神殿攻略前に装備を整えるなど事前準備を徹底する

今作のダンジョンは謎解き要素のほうが強いですが、中でゴーレムと戦闘をする機会も多いです。
ボス戦に入ると補充ができなくなるので、神殿に入る時は「回復料理」「寒さや炎を防げる防具か料理」を忘れずに用意し、「大妖精に頼んで防具を強化する」「スクラビルド素材をたくさん用意する」などの準備を整えてから神殿に向かいましょう。
神殿の外に脱出してもワープですぐ戻れるので、ボス戦の前に準備をしても良いでしょう。

戦闘テクニック・お役立ち情報まとめ

ティアキンは設定できる項目がかなり多く、「カメラの回転方向」「マップの向きの固定」「ジャイロ機能のオンオフ」などはプレイヤーの方次第では戦闘の難易度に直結します。ゲームを始めたら、まずは設定を開いて自分のプレイしやすいように環境を整えてからプレイするのがおすすめです。
特に、前作のブレワイをプレイしていない過去作経験者の方は設定を見直すのが大事です。

モドレコは敵が投げてきた岩などを跳ね返せる

モドレコは物体であればほぼ全てのものの時間を巻き戻すことが可能です。敵が投げてきた岩、コーガ様の大砲やライクライクが吐いた岩ですら跳ね返すことができるので、遠距離攻撃をしてくる敵には逆にこっちから反撃してやりましょう。

トーレルーフで高い位置に移動できる場所も多い

トーレルーフは頭上に登ることができるだけの機能ですが、活用できる範囲は思った以上に広いです。屋根のあるステージなら相手の上に陣取ることが可能で、緊急脱出手段としても使えます。
上を見ることによって敵からカメラを外してしまう危険はありますが、戦闘開始時にトーレルーフが使える場所がないかチェックしておくと、空中射撃を活用しやすいでしょう。

風の神殿の攻略で使用機会が多い

トーレルーフは風の神殿への道中で空島を進んでいく時に高いところに登る時や、風の神殿攻略時にギミックを攻略するのに使用することが多いです。解けない仕掛けがある・行けない部屋がある場合はトーレルーフを使うことがかなり多いので、どのような場面でトーレルーフを活用できるのかを風の神殿で把握しておくのがおすすめです。全ての神殿でトーレルーフを使う仕掛けがあるので、トーレルーフの存在は忘れないようにしましょう。

属性武器を積極的に活用

今作は属性効果が非常に強いです。たくさん入手できる「炎の実」「冷気の実」「電気の実」を矢にスクラビルドするだけで手軽に遠距離から属性効果を狙えます。
炎・氷の敵は逆の属性で攻撃すれば一撃で倒せるほか、炎や氷なら敵の足止め、電気なら感電効果で敵の武器を落とすことができるので、属性の付いた武器をスクラビルドで作ったり、宝石を杖にスクラビルドしたり、実系のアイテムを積極的に活用しましょう。

上昇気流を自分で作る

炎が一定範囲に複数発生すると上昇気流が発生し、パラセールで飛び上がることができます。「薪」「ポカポカ草の実」「ハイラルボックリ」などの素材や草むらを活用すれば簡単に上昇気流が起こせるので、そのまま空中射撃でヘッドショットを狙ってみましょう。

相手が武器を落としたら奪うこともできる

「盾によるガードジャスト」を成功させたり、感電効果、ふっとばし、ヘッドショットなどによって敵が武器を落としてしまうことがあります。
落とした武器を奪ってしまえば相手の攻撃力が大きく下がるほか、奪った武器を即座にスクラビルドしてしまうことも可能です。真正面から戦うのでなく、こうした絡め手も活用するのが、特に集団戦では有効です。

ふいうちは8倍ダメージなので積極的に狙おう

敵がこちらに気づいていない時・寝ている時は、しゃがんでこっそり近寄って攻撃すると「ふいうち」が発生します。ふいうちは前作と同じであればなんと8倍もの大ダメージを与えられるので、雑魚敵であれば1発撃破が可能です。ライクライクのように不意打ちを狙えない敵もいますが、フィールドで見かける敵にはたいてい有効なので「忍びシリーズ」防具を装備したり、夜に敵に近づくなどしてふいうちを狙いましょう。
また、矢を適当な場所に撃って敵の気を引き後ろからふいうちを狙うこともできます。

水場や崖に敵を落とすのも有効

両手武器による攻撃や槍による連続攻撃は、敵をふっとばす効果があります。
リザルフォス以外の多くの敵は泳ぐことができずに水場で即死するほか、崖から落とせば大ダメージを入れたり、敵から大きく距離を取ることが可能です。「一身の試練」などこの仕様を前提にしているような祠もあるので、練習してどの攻撃が吹き飛ばせるのかを覚えておきましょう。
ふっとばし目的であれば、武器の攻撃力も一切関係ないので序盤から活用できます。