【ポケモンSV】「ファントムガード」の効果と強いところ・対策方法【ポケモンスカーレットバイオレット】

「ファントムガード」の効果と主なポケモン

「ファントムガード」は「ルナアーラ」の専用特性

ファントムガードは、HPが満タンの状態であれば受けるダメージを半減する耐久力を上げることができる特性です。HP満タン時にしか発動しませんが、HPを回復する技と合わせることで強力な受けポケモンとして活躍させることができます。この特性は「ルナアーラ」の専用特性となっているので、ルナアーラが出てきた場合は耐久力の高いポケモンとして対策するとよいでしょう。

「ファントムガード」の強いところ

弱点ダメージを耐えつつ「つきのひかり」でHPを維持

ファントムガードはHP満タン時に受けるダメージを半減することができる特性であるため、弱点で攻撃された場合でも耐えられる場面が多いです。また、回復技である「つきのひかり」を使いHPが満タンになれば、再びファントムガードが発動し高い耐久力を得ることができます。相手の弱点ダメージを耐え回復で再び耐えられる状態にすることができるので、非常に耐久力の高い受けポケモンとして活躍できる機会は多いです。

「めいそう」などの積み技・補助技を使いやすくなる

ファントムガードで相手のポケモンの攻撃を耐えられる場面が多いため、自身の能力を上げる「めいそう」などの積み技を使える場面が多くなります。特に、自身の防御と特防を上げることができる「コスモパワー」を使うことでファントムガードが発動していない状態でも耐えやすくなります。また、相手のポケモンの攻撃を受けることができるので、トリックルームの展開要員としても活躍できるでしょう。

「かたやぶり」効果を無効化することができる

特性の「かたやぶり」は相手のポケモンの特性を無視して攻撃できる特性ですが、ファントムガードは特性を無視されることがないため、かたやぶりの特性を持ったポケモンでも耐久力を発揮することができます。その他にも特性を無視する「ターボブレイズ」や「テラボルテージ」などの特性を持ったポケモンにも耐久力を活かすことができ、受けポケモンとして活躍できる機会は多いです。

「ファントムガード」の弱いところ

ファントムガードはHP満タン時にしか発動しないため、HP満タン時以外に攻撃することで対策することができます。ポケモンを入れ替えるとダメージを与える「ステルスロック」などの設置技を使うことでHPが満タンの状態を防ぐことができ、ファントムガードによる高耐久をなくすことができます。また、連続攻撃する「ロックブラスト」などを使うことでHP満タン時を防ぎつつ攻撃することができます。

ステルスロックを覚えるポケモンがいる場合は先発で出すとよい

「ステルスロック」は手持ちのポケモンと入れ替えた場合にダメージを与える設置技であるため、先発でファントムガードを持っているポケモンを出すとステルスロックをされてもダメージを受ける機会があまりありません。そのため、HP満タンの状態を維持することができ、ファントムガードによる高耐久も活かしやすいです。
連続攻撃を持ったポケモンが出てきた場合は素直に手持ちに戻すとよいでしょう。ただし、積み技を使って攻撃力が高い状態であれば倒してしまってもよいでしょう。

「ファントムガード」の対策方法

設置技を先に使ってHP満タンの状態を防ぐ

ファントムガードはHP満タン時にしか発動しないので、入れ替えた場合にダメージを与える「ステルスロック」などの設置技に弱いです。そのため、ステルスロックやまきびしなどの設置技を使って対策するとよいでしょう。ステルスロックを使った後にファントムガードを持ったポケモンが居座っている場合は「ほえる」などで手持ちに戻してやるとよいでしょう。

「トレース」で逆利用してしまうのも有効

特性の「トレース」は自身の特性を相手のポケモンの特性と同じにする特性です。強力な特性であるファントムガードをコピーすることでこちらのポケモンの耐久力を上げることができます。特に、回復できる技である「じこさいせい」を持ったポリゴン2であれば耐久力の高い受けポケモンとしてさらに活躍できるようになります。

「ファントムガード」持ちのポケモン一覧

通常特性が「ファントムガード」

夢特性が「ファントムガード」