【ポケモンSV】「しめりけ」の効果と強いところ・対策方法【ポケモンスカーレットバイオレット】

「しめりけ」の効果と主なポケモン

「しめりけ」が特性の主なポケモン

特性がしめりけのポケモンは最終進化系だと7体いますが、ハラバリー以外はみずタイプのポケモンとなっています。
基本的に発動がかなり消極的であり、あまり強力な特性というわけでもないので、自己退場する起点ポケモンを対策するときを除いて、そこまで採用したい特性というわけではありません。

「しめりけ」の強いところ

自己退場阻止で起点を作りやすい

しめりけがあれば相手は「だいばくはつ」で自己退場して後続のポケモンを安全に出すという戦法を取ることができなくなります。おきみやげでの退場は可能ですが、起点づくりポケモンの場合はそこまで影響が大きいというわけではないので、先発で採用すればステルスロックなどの起点を作りやすくなるでしょう。

ダブルで全体攻撃を使いやすくなる

ダブルでのまもる＋だいばくはつコンボを使いにくくでき、さらに次のターンはまもるが失敗しやすくなっているので、こちらの全体攻撃を通しやすくなります。しめりけ持ちのポケモンはダブルで有用な全体技を覚えるポケモンが多いため、相手の爆発系が不発になったのを見て、全体攻撃を使っていくと良いでしょう。

爆発系の技での自己退場を阻止

しめりけは爆発系の技をそもそも発動させません。技自体が失敗するという効果であり、相手の1ターンをまるまる無効化することができます。シングルなら起点ポケモンの自己退場、ダブルであれば全体大ダメージを防げるので、場にいるだけで相手を牽制できるというのが強い面でもあります。

「しめりけ」の弱いところ

しめりけはシングルでは主に自己退場を防ぐ目的で採用するのですが、残念ながら爆発系以外の退場技の効果を防ぐことはできません。最近は相手の能力を下げる交代・退場技などが採用されることも多いので、相手の起点ポケモンによっては退場をしめりけの特性だけで防げないのが難点です。

ちょうはつで退場技を妨害

しめりけで防げない退場技の多くは変化技なので、ちょうはつを使っておけば使うことができません。しめりけとちょうはつを両立できるポケモンは少ないのですが、相手の起点作りを絶対に阻止したいという場合に採用を考えても良いでしょう。

「しめりけ」の対策方法

爆発技以外での全体攻撃を行う

ダブルでの場合は、だいばくはつ＋まもるでの全体攻撃コンボを封じられます。持っているポケモンはダブルでも使われる代わりに所持しているかどうかはかなり分かりやすいので、相手にしめりけ持ちがいる場合はそもそも爆発系の技を使わずに、それ以外の手段の全体攻撃を使って攻撃していくと良いでしょう。

シングルでは交代技で退場する

シングルでしめりけ持ちが先発で出てきた場合は、爆発技での退場ができません。補助技を使って起点を作成して退場する動きをするつもりの場合は、阻止されないおきみやげのほか、すてゼリフ・とんぼがえりのように自己退場ではなく交代する技で後続に繋いでいくようにしましょう。

「しめりけ」持ちのポケモン一覧

通常特性が「しめりけ」

夢特性が「しめりけ」