【ポケモンSV】「みちづれ」の効果と覚えるポケモン【ポケモンスカーレットバイオレット】

「みちづれ」の効果と覚えるポケモン

「みちづれ」を覚えさせたいポケモン

みちづれは使用後、次の自分が行動するまでに相手に倒されると、相手を一緒に瀕死状態にする効果があります。先制して使うと安定しやすいので、なるべく素早いゲンガーやテツノブジンなどに覚えさせると良いでしょう。
また、モモワロウやドーブルのように、相手の場をさんざんかき乱したあとにみちづれで退場するのも有効です。

火力のないポケモンでも相手を倒せる

みちづれは自分が瀕死になる必要はありますが、どれだけ火力の低いポケモンでも必ず相手を倒すことができる技です。強引に1:1交換に持っていく事ができるので、対面性能の高いポケモンや、補助性能の高いポケモンが使うのに適しています。

自主退場と相手を倒すのを兼ねられる

ポケモンの対戦においては交換よりも自分のポケモンが倒された後に次のポケモンを出す「死に出し」のほうが安全なので、自主退場技は補助ポケモンの場合は一定の評価がされています。
みちづれの場合は相手に倒されそうなときに相手も道連れにすることができるので、死に出しと相手のポケモンを倒すのを両立できるのが強いです。ただ、相手の場にいるポケモンに有利なポケモンを死に出しする使い方はできません。

「みちづれ」の強いところ

「きあいのタスキ」で耐えると活かしやすい

みちづれは発動する条件に自分が瀕死状態であることが含まれるので、HPが多い時に使うのはややもったいないです。「きあいのタスキ」「がんじょう」などで一撃耐えてHPが1の状態だと有効に活用できるので、1ターン普通に行動しつつ相手の攻撃を1回耐え、その後にみちづれを使うといった使い方が強力です。

「ゆきなだれ」などの後攻技で効果を長く活かせる

みちづれは次の自分の行動まで効果が継続するので、先制でみちづれ発動→次のターンに後攻技を使う、とすることで効果を長持ちさせることができます。連続で使うと失敗するみちづれを2ターン継続させるような使い方ができるので、ユキメノコの「ゆきなだれ」のように、強制で後攻で攻撃する技を使うと効果を活かしやすいです。

「がんじょう」などの耐える手段を無視できる

みちづれは「がんじょう」「きあいのタスキ」と相性が良い一方、相手のがんじょう・きあいのタスキを対策することも可能です。これらのHP1で耐える効果はダメージを受けることでないと発動しないので、HPを0にする効果のみちづれは、タスキやがんじょうを貫通して相手を瀕死にすることができます。

「みちづれ」の弱いところ

みちづれは連続で使うと失敗するので、使用を読んで「アンコール」を使うと対処しやすく起点にできます。また「ちょうはつ」で封じることもできるので、補助技対策の技がそのまま対策としても通用します。

「みちづれ」の対策方法

攻撃技以外で相手を倒す

みちづれは攻撃技で自分が倒されないと効果が発動しません。「どくどく」「おにび」といった攻撃技以外でダメージを与える手段のほか、「ステルスロック」「砂パ」を使っておくとタスキで耐えてからみちづれという戦法を封じやすいです。

先制技でとどめを刺す

みちづれは優先度が0なので、相手がこちらよりも素早いときに使われると厄介です。ただ、みちづれを使われる前に先制技で倒してしまえば良いので、ユキメノコのように素早いポケモンのみちづれを警戒するのなら、先制技で対策しましょう。
ただ、みちづれを使われた次のターンで先制技を使うと、相手のみちづれ以外に行動前に相手を倒してしまうので、相手がみちづれ状態ではないときに先制技で攻撃できるようなタイミングで使うように気をつけましょう。

「みちづれ」と相性の良い技

「ちょうはつ」すれば発動を狙いやすい

みちづれは相手に攻撃技で倒されないと発動しないのですが、相手が攻撃技しか使えなくなる「ちょうはつ」と併用すると効果を発動しやすいです。アタッカーにはそこまで意味がないのですが、受けポケモンをみちづれで処理したいときに活用すると良いでしょう。