【ポケモンSV】「アストラルビット」の効果と覚えるポケモン【ポケモンスカーレットバイオレット】

「アストラルビット」の効果と覚えるポケモン

「アストラルビット」は
「黒馬バドレックス」の専用技

アストラルビットは威力120・全体攻撃可能な高性能ゴースト特殊技なのですが、習得できるのは「黒馬バドレックス」のみです。バドレックスであっても他のフォルムでは使用することができません。
ただ、特に追加効果はなくても高威力かつ全体攻撃でもあるので、対戦ではシングル/ダブルを問わず活躍、レイドでも貴重な高威力ゴースト技として使っていくことが可能です。

ゴースト技の中でも手軽に高威力を出せる

ゴーストタイプの技の多くは威力が低めであり、高い威力を出そうとすると相手を状態異常にするなど、何らかの条件が必要なものが多いです。しかしアストラルビットは威力を出すのに条件がなく、最初から威力120を出すことができるのが強いです。
また、使用者の黒馬バドレックスの特攻も高いため、等倍で一貫性が高い技としても使いやすくなっています。

ダブルで全体攻撃ができる

ダブルバトルにおいてはアストラルビットは相手2体を同時に攻撃することが可能です。威力はやや下がりますが、ノーマル/あくタイプ以外では等倍以上での被ダメとなるので、相手からすると一貫性の高い全体技というだけでも厄介です。
ただ、プレッシャー持ち相手だとPPを削られやすいことには注意です。

「アストラルビット」の強いところ

「わるだくみ」などで威力大幅アップ

黒馬バドレックスはアストラルビット使いとして相性が良く、「わるだくみ」を使うことでアストラルビットのダメージをさらに2倍以上に強化することができます。いのちのたまを持たせて威力を高めたり、相手を倒したら特性「じんばいったい」で特攻アップするなど単体でのシナジーが高いので、威力を上げる手段を1～2つは用意しておきましょう。

ダブルやレイドでは味方の補助でも強化可能

ダブルバトルにおいては「てだすけ」からのアストラルビットを使うだけでシンプルに高威力の全体攻撃となるので、対策していない相手にとっては脅威です。また、レイドバトルでも味方の支援を受けることができるので、相手のシールドに関係なく支援を受けることができる「アシッドボム」「デコレーション」といったサポート技を持つポケモンと一緒に組むのも良いでしょう。

「このゆびとまれ」などを無視

アストラルビットはダブルバトルにおいて「このゆびとまれ」「いかりのこな」といった自分だけを狙わせる性質の技を無視して全体攻撃できるので、相手のタンク役のポケモンと相性が良いです。
また、片方の敵が「まもる」をしている時にもう片方の敵を攻撃できるので、撃っているだけでもそれなりにリターンが大きい、ダブル向けの技となっています。

「アストラルビット」の弱いところ

アストラルビットは特に追加効果がない技なので、威力を軽減される「ひかりのかべ」や、特攻ダウンの「バークアウト」には弱いです。
また、ダブルバトルにおいては「ワイドガード」で完全に防がれてしまうので、禁止級伝説が解禁されるランクマでは、これらの手段によって簡単に対策されてしまうのが難点です。

「アストラルビット」の対策方法

シングルでは特攻を下げて被ダメを抑えたい

シングルでのアストラルビットはノーマルタイプに交代して受けるのが一番ですが、特攻を下げたり壁で被ダメを抑えるなどのスタンダードな特殊技対策をするのが一番です。
また、技そのものの対策ではありませんが、こちらのポケモンを倒されるとそのまま起点にされてバドレックスが大暴れしてしまうので、特殊受けを出して受けるのも良いでしょう。

ダブルではワイドガードで無効化できる

ダブルではワイドガードを使うのが最も対策として手っ取り早く、連続使用しても失敗率は下がりません。その間に「いちゃもん」を使用して連発できなくしたり、あく4倍の弱点を突くために「イカサマ」で攻撃するなどして、早めに黒馬バドレックス自体を倒してしまうのが良いでしょう。

「アストラルビット」と相性の良い技

「わるだくみ」はレイドでの相性が良い

アストラルビットは普通に連発しているだけでも強い技ですが、レイドにおいては「わるだくみ」との併用で凶悪度が上がります。弱点をやや突きにくいエスパー・ゴーストテラスタイプに対して有効な高威力ゴースト技なので、わるだくみを積むことでレイドボスのワンパンを狙うこともできます。
特に、最強レイドの「最強のメガニウム」をワンパンしたいなら、わるだくみによる威力上昇が欠かせません。