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分けつ期(育成期)でやること

稲の育成時期

分けつとは、稲が苗の状態から育成が進み、茎が太くなり、枝分かれしていく状態の事を指します。分けつ期は稲作りでの工程で非常に重要なな時期となっており、米の品質に関わる細やかな調整が必要となっています。

春から夏に行う

分けつ期(育成期)は主に、春から夏にかけて行う作業です。どんどん育っていく稲と田んぼの手入れを行い、できるだけトラブルが起きないように育成を行います。

田んぼと稲の世話を行う

分けつ期(育成期)では、主に田んぼと稲の世話を行うことになりますが、「肥料まき」「雑草、害虫の駆除」「田んぼの水量の調節」に分かれます。どの作業も米の質に関わるのでしっかり行う必要があります。

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水の量による効果とおすすめの水量

分けつ時期によって異なる

分けつでは、1~3次分けつまで存在しており、各分けつの時期でおすすめの水量が異なります。水量は非常に重要で、量が多ければ水温が上昇し、量が下がれば水温も下がります。稲のトラブルにも影響するので、細やかな調整が必要となる作業です。

水温が目安になる

水量の調整は水温を確認して、行うようにしましょう。水温は高すぎても低すぎても稲のトラブルに繋がってしまうので20℃前後になるように調整しましょう。水量が多いと水温は上がり、少ないと水温は下がります。

分けつ時期おすすめ水量
1次15~30%
2次15~30%
3次0%(中干し)
50%(穂付き)

中干しの効果とやり方

田んぼの土を乾かす

中干しとは、3次分けつ期に行う作業で、田んぼの水を抜き、田んぼの土を乾かす作業です。中干しを行うことで、穂の増加を抑えて稲のトラブルを防ぎ、米の質を上げることができます。

中干しゲージを確認する

中干しを行っていると、稲作りの詳細画面で中干しのゲージが上がっていきます。ゲージが満タンになるには5~6時間かかるので、満タンになるまで中干しを続けるようにしましょう。

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草むしり・害虫駆除のコツ

合鴨や益虫を使用しよう

稲のトラブルの元になる雑草や害虫はまめに駆除しなければすぐに増えてきます。合鴨や益虫を田んぼに放つことで、完ぺきではありませんが雑草と害虫の駆除を行うことが可能です。効率よく稲作りを行うために、合鴨と益虫を取り入れるようにしましょう。

トラブルが発生したら妙薬を使おう

稲作りを行っていて、トラブルが発生したら肥料に妙薬を混ぜて対策を取るようにしましょう。トラブルが長引くと、米の質に関わるので早めの治療が必要になります。

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