【ポケモンSV】「パワフルエッジ」の効果と覚えるポケモン【ポケモンスカーレットバイオレット】

「パワフルエッジ」の効果と覚えるポケモン

「パワフルエッジ」は「テツノイワオ」の専用技

パワフルエッジはSVのDLCで追加されたパラドックスポケモン「テツノイワオ」の専用技です。いわタイプの物理技であり、通りが良く抜群範囲の広い攻撃技として、テツノイワオに習得させると良いでしょう。
捕獲段階で初期習得しているので、特にレベル上げなどは不要です。

命中確定のいわ技

パワフルエッジはいわ技としてはたいへん貴重な、威力95命中100の物理技です。いわ技は基本的に命中が低い傾向があり、命中100でこの技の威力を上回っているのは「ツタこんぼう」しかありません。
単なる一致技というだけでなく、命中安定で威力も高いというのが最大のメリットと言えるでしょう。

「まもる」や「みきり」を無効にする

パワフルエッジは相手の使用する「まもる」「みきり」などを無視して攻撃することもできます。シングルバトルにおいてはほとんどメリットとはなりませんが、時間稼ぎをしようとする相手に刺さりやすいです。
ダブルバトルではまもるを無視して攻撃できるのが大きなメリットになりますが、弱点の多いテツノイワオはダブルでは使いにくいのが難点です。

「パワフルエッジ」の強いところ

攻撃アップの持ち物でさらに強化可能

パワフルエッジは威力95なので充分に強いのですが、さらに威力を高めるのであれば「こだわりハチマキ」などの物理火力を強化できるアイテムと組み合わせたいです。「つるぎのまい」も習得可能なので、火力アップ系の持ち物や技で、物理火力を強化していきましょう。

クォークチャージで攻撃や素早さを高めると活かしやすい

パワフルエッジはテツノイワオの特性である「クォークチャージ」との相性も良いです。攻撃アップであれば威力が純粋に高くなり、素早さアップであればテツノイワオの高い素早さをさらに強化して、いわ攻撃技の広い攻撃範囲と合わせて火力を出しやすくなります。
ブーストエナジーを持たせて発動させるほか、エレキフィールドの技で特性を発動しても良いでしょう。

「かえんのまもり」「まもる」を無視して攻撃できる

パワフルエッジは「まもる」系の効果の技を貫通して攻撃することができます。特に、ウガツホムラの「かえんのまもり」を無視して攻撃できるのはメリットとして大きく、やけど状態にされることもありません。
まもる・みきりも貫通できますが、いずれの技も貫通して攻撃できるだけで、効果を解除するわけではないことに気をつけましょう。

「パワフルエッジ」の弱いところ

パワフルエッジは実質的には威力と命中が安定しているだけの技であり、物理耐久を積まれると火力がガタ落ちします。苦手なタイプ相手に使わないだけでなく、物理対策の「リフレクター」や「てっぺき」で対処されないように気をつけないといけません。

「ちょうはつ」を併用して壁技を使わせない

テツノイワオは補助技を封じる「ちょうはつ」を習得可能です。パワフルエッジのダメージを減らす技の大半は補助技なので、物理受けが出てきたら壁技・防御積み技を警戒して「ちょうはつ」を使うと良いでしょう。
ただ、テツノイワオは弱点が多いので、それを読まれて弱点を突かれて返り討ち、といったことがないようにしたいです。

「パワフルエッジ」の対策方法

「じきゅうりょく」「いかく」などで物理耐久を高めて対策

パワフルエッジは物理技なので、防御アップや攻撃ダウンの特性を使うことで威力を下げることができます。それぞれ1段階だけでも受けるダメージは2/3に減るので、受けるたび防御アップのじきゅうりょくや、出すだけでテツノイワオの攻撃を下げるいかく、ダメージを受けても最悪相手を火傷にできる可能性がある「ほのおのからだ」で対策しましょう。

「マルチスケイル」で被ダメージを減らして返り討ちにするのもあり

パワフルエッジは4倍弱点を突かれなければ意外と耐えきることもできます。カイリューなら「マルチスケイル」の特性で被ダメージを減らせるので、そのまま「じしん」で返り討ちにすると良いでしょう。
「はねやすめ」でひこうの弱点を消しつつ粘るという戦法も有効です。

「パワフルエッジ」と相性の良い技

「インファイト」との攻撃面の相性補完が優秀

いわは「はがね」「じめん」「かくとう」に半減されるのですが、かくとうを半減する「ひこう」「むし」に通ります。また、エスパー技との相性補完もなかなか優秀です。単純に威力が高いかくとう・いわの組み合わせで広い範囲に等倍以上で攻撃できるので、テツノイワオにはぜひインファイトも覚えさせておきましょう。