【ポケモンSV】「テラクラスター」の効果と覚えるポケモン【ポケモンスカーレットバイオレット】

「テラクラスター」の効果と覚えるポケモン

「テラクラスター」は「テラパゴス」の専用技

テラクラスターはノーマル特殊技であり、藍の円盤の禁止級伝説ポケモン「テラパゴス」の専用技です。テラスタルしていない状態では威力120のノーマル技でしかありませんが、テラスタルしてテラパゴスが「テラスタルフォルム」になると大幅に性能が上昇します。

「テラスタルポケモン」に抜群で通る

テラクラスターはテラスタル時に使用するとタイプが「ステラ」に変化します。テラスタルしているポケモンには抜群、その他のポケモンには必ず等倍で通るので、一貫性の高さは全技の中でも最強です。
テラスタルフォルムは特攻がかなり高いので、積めば非常に有用な攻撃技となります。

「ダブルバトル」では相手全体を攻撃できる

ダブルバトルでは、テラスタル時に使用すれば全体攻撃になります。耐性では絶対に防げない高威力全体技なので有用性は抜群であり、禁止級解禁の対戦においては、相手にテラスタルをすることがバレバレであっても採用する価値が高いです。

「テラクラスター」の強いところ

「めいそう」で積むことで最強の一貫性のある技になる

テラパゴスは特攻方面の積み技を「めいそう」しか習得できませんが、積むことでどのタイプにも軽減されないという反則的な一貫性を持つテラクラスターをさらに強化することができます。
ダブルでは全体攻撃となることで相手に受けるのが難しい攻撃を押し付けることができるので、積むスキを見つけてでも積む価値はあります。

「てだすけ」「いのちのたま」などでさらに火力を強化できる

テラクラスターはテラスタルしているポケモン以外には抜群にならないので、威力を強化する手段がないと意外とダメージが伸びません。一致補正も失われて素のままだと威力は144にしかならないので、ダブルなら味方の「てだすけ」を使い、シングルなら「いのちのたま」「こだわりメガネ」などで火力を上げていくのがおすすめです。

サイクル技を使われても軽減されない

シングルにおいては一貫性の高い技であっても、交代して後続の耐性があるポケモンに交代することで被ダメージを抑えるというサイクル戦術が強力です。テラクラスターはテラスタル後ならどの相手にも等倍以上のダメージとなるので、受けるにはタイプではダメであり、数字受けするしかないというのが強みとなっています。

「テラクラスター」の弱いところ

テラクラスターは基本的には特殊技なので、相手の積み技や壁技には軽減されてしまいます。また「ワイドガード」によって完全に無効化されてしまうという弱みもあり、ダブルにおいてはワイドガードを対策しないと通せない場面も多いです。

「ねこだまし」「フェイント」などで対策したい

テラクラスターをダブルで使う場合は味方のポケモンがワイドガード使いを「ねこだまし」でひるませたり、フェイントでワイドガード状態を解除することでダメージを通せます。
シングルでの積み技・壁技に関してはどうしようもないので、使われる前に倒すか、物理アタッカーに交代しましょう。

「テラクラスター」の対策方法

「ワイドガード」でダメージを受けるのを阻止

ダブルにおいて強いテラクラスターの対策方法としては「ワイドガード」を使ってダメージを無効化してしまうのが一番おすすめです。シングルではこの方法を使うことはできませんが、テラクラスターが強いのはダブルバトルなので、ワイドガードを使って防ぐのが強力です。
ワイドガードは連発しても失敗率が下がらないので、フリーで動けるもう1体のポケモンがテラパゴスに「いちゃもん」「かなしばり」を使って阻止するのが良いでしょう。

「ひかりのかべ」「オーロラベール」で被ダメを抑える

シングルにおいて有効な対策です。テラクラスターは特殊技なので、特防を高めたり「ひかりのかべ」などの壁技を使って被ダメージを押さえれば、「弱点を突けない」という欠点が浮き彫りになって被ダメージを抑えやすくなります。
特攻を下げていくと物理技に変化するという点には注意ですが、テラパゴスが攻撃を伸ばしていることは稀なのでそこまで気にしなくても大丈夫です。

「テラクラスター」と相性の良い技

「めいそう」は自分で火力を高める数少ない手段

テラクラスターは威力を高める手段が少なく、テラパゴス自身も相手の特防を下げる手段は確率のものばかりなので、ダブルの場合は味方の補助を受けて火力を高めていかないといけません。
シングルにおいては「めいそう」が唯一の火力アップ手段なので、テラスタルする前に特性を活用して積んでおきましょう。