【ポケモンSV】「おもかげやどし」の効果と強いところ・対策方法【ポケモンスカーレットバイオレット】

「おもかげやどし」の効果と主なポケモン

「おもかげやどし」は「オーガポン」の専用特性

「おもかげやどし」はオーガポン専用の特性であり、全フォルムが共通で持っています。テラスタルを行うと発動し、以降は場に出るたびに効果が発動するので、サイクル戦においては場に出すだけで能力があが上がるのが強いです。
ただ、テラスタルしないと発動できないほか、テラスタル前の特性にはその戦闘中は戻せない点に注意が必要です。

フォルムごとに特定のステータスがひとつあがる

おもかげやどしはどのフォルムで発動するのかによって上昇するステータスが異なります。草オーガポンは素早さ・炎オーガポンは攻撃上昇なので攻撃的なステータス上昇、水オーガポンは特防・岩オーガポンは防御が上昇するので、タイプ相性も合わせて耐久力を強化できる内容です。

炎オーガポンが攻撃上昇で圧倒的な火力を出せる

炎オーガポンはテラスタル後は場に出すだけで攻撃が上昇するので、前作で猛威を振るったザシアンの特性「ふとうのけん」と同様に高い火力を出すことができます。
「ツタこんぼう」でもともと威力180の攻撃を連発できるところをさらに火力が上がるので、炎オーガポンのものは他のフォルムよりもおもかげやどしの性能が強いです。

「おもかげやどし」の強いところ

「ウッドホーン」による耐久上昇を強化できる

おもかげやどしの能力上昇は、岩オーガポン・水オーガポンであれば受け能力が上昇し、炎オーガポンなら攻撃ダメージと回復量が強化、草オーガポンなら先手で回復することができるようになることから、「ウッドホーン」と非常に相性が良いです。
タイプ自体が変化している炎・岩・水オーガポンにとっては相性補完の良い一致技としても優秀なので、どのオーガポンでも「ウッドホーン」は優先して覚えさせておきましょう。

「アンコール」を攻防の両方で活かせる

「アンコール」は相手に同じ技をだし続けさせることができるので、草オーガポンはおもかげやどしで上がった素早さにより相手の技を縛りやすくなります。
また、炎オーガポンは交代先に上がった攻撃で負担をかけることができ、水・岩オーガポンは耐えられる技をアンコールすることで場に居座りやすくなるので、どのオーガポンを使っていても、アンコールはその後の立ち回りを補助してくれます。

「ふきとばし」などの強制交代に強い

「おもかげやどし」はテラスタルした時だけでなく、テラスタル後に交代して再度場に出ても発動するのが強みです。
「ほえる」「ふきとばし」といった強制交代技ではオーガポンの能力上昇を防ぐことができないので、積んだあとの立ち回りを邪魔されにくいのも優秀です。

「おもかげやどし」の弱いところ

「おもかげやどし」は、スキルスワップでの特性のコピーは不可能ですが、かがくへんかガスでの無効化や、特性の上書きで書き換えられるのが弱点です。1ターン使用するものが多いので完全な対策ができるわけではありませんが、いえき・なかまづくりによる特性上書きは割と見落としがちなので注意しましょう。

特性上書き相手に出さないようにする

オーガポンは持ち物固定が基本なので、特性の無効化や上書きを防げるのは草オーガポンだけです。「とくせいガード」は使い道がピンポイントすぎて使いにくいので、オーガポンを使うときは、特性対策持ち相手にはそもそもオーガポンを出さないように注意しましょう。

「おもかげやどし」の対策方法

「かがくへんかガス」中は発動しない

おもかげやどしの特性は場に出た瞬間とテラスタルした瞬間の発動なので、「かがくへんかガス」持ちのポケモンが場にいると発動することができません。
入れ替えれば発動するのですがひと手間かかるので、対策としては有用です。また、持っているガラルマタドガス・マタドガスはタイプ相性の面でもオーガポン相手には有利です。

交代を封じて有利なポケモンで対処する

根本的な対策は難しいのですが、オーガポン相手に有利なポケモンに交代して、交代封じ技で逃げられないようにする対策も有用です。
オーガポンは絡め手はあまり多くはないので、物理受けポケモンでそのまま役割を遂行させないようにロックしてしまいましょう。

「おもかげやどし」持ちのポケモン一覧

通常特性が「おもかげやどし」

オーガポンの特性は通常時はフォルムごとに異なっています。テラスタルを行うと共通して特性が「おもかげやどし」に変化し、対応する能力が上昇するので、おもかげやどしを発動するにはテラスタルを行う必要があります。

夢特性が「おもかげやどし」