【ボーダーランズ4】ヴェックス(セイレーン)の状態異常ビルドのおすすめスキルと装備・組み方のコツ【ボダラン4】

ヴェックス(状態異常ビルド)の最強ポイント

ダメージ計算が「乗算」で爆発的に増加する

このビルドが壊れている最大の理由は、ダメージが複数の要素で「掛け算」されていく点です。射撃ダメージを基に出血ダメージが発生し、特定装備の効果でその継続ダメージが全て確定クリティカルになります。さらにスキルでクリティカルダメージが増幅されるため、元の威力からは考えられないほどの超高火力を実現します。

火力を出すときの立ち回り

敵の弱点や耐性を無視できる

状態異常による継続ダメージは、敵の弱点部位を狙う必要がありません。また、物理攻撃が通りにくい装甲を持つ敵や、特殊な耐性を持つ敵に対しても安定してダメージを与えられます。高難易度コンテンツで頻出する厄介な敵を簡単に処理できるため、あらゆる状況で活躍できるのがこのビルドの大きな強みです。

エイム不要だが高火力を出せる

敵に状態異常を付与しさえすれば、あとは自動的にダメージが入り続けるため、敵の弱点を精密に狙い続ける必要がありません。アクションが苦手なプレイヤーでも、簡単に高火力を出すことができます。操作がシンプルでありながら、全キャラ中でもトップクラスの火力を誇る点が、初心者から上級者まで幅広く支持される理由です。

火力が持続するのでボス周回で大活躍

一度状態異常にしてしまえば、あとは継続ダメージで敵の体力が勝手に削れていきます。これにより、強力なボスを短時間で周回する「ボスファーミング」の効率が劇的に向上します。キルスキルも出血クリティカルのヒット数で維持しやすく、常に高い火力を保ったまま連戦できるため、装備集めに最適なビルドと言えます。

ヴェックス(状態異常ビルド)はナーフされる？

開発者がナーフなどの対応は慎重に行うと発表

あまりの高性能ぶりにナーフ（弱体化）を心配する声が多く上がっていますが、開発者は「プレイヤーが楽しんでいるものを奪いたくない」とし、安易な弱体化は行わず、他のビルドを強化する方向での調整も視野に入れていると発表しました。そのため、すぐさまビルドが使い物にならなくなる可能性は低いと考えられます。

将来的にはナーフされると予想

将来的には何らかの調整が入る可能性が高いと予想されます。特にダメージ計算の根幹である「出血クリティカル」の仕様や、特定のスキルの倍率が見直されるかもしれません。しかし、ビルドのコンセプト自体が強力なため、仮にナーフされたとしても、他のビルドと比較して高い火力を維持できる可能性は十分にあるでしょう。

ヴェックス(状態異常ビルド)のスキル構成と振り分け方

アクションスキルは「デッド・リンガー」推奨

アクションスキルは、使い魔（ミニオン）を召喚する「デッド・リンガー」が最も推奨されます。ミニオンが敵の攻撃を引き付けてくれるため、安全に立ち回ることが可能になります。また、火力源としてだけでなく、後述するパッシブスキル「血の生贄」との相性も抜群で、ビルド全体の安定性を大きく向上させてくれます。

最優先で習得したいパッシブスキル

このビルドの火力を根幹から支える3つの超重要パッシブスキルが存在します。これらはスキルツリーの異なる場所にありますが、最優先で取得を目指しましょう。これらを取得することで、状態異常ダメージがクリティカルヒットするようになり、火力が爆発的に上昇。キルスキルも任意で発動可能になり、戦闘力が飛躍的に高まります。

ツリー別の推奨スキルと振り分け方

このビルドは、1つのスキルツリーを伸ばしきるのではなく、複数のツリーから強力なパッシブスキルを組み合わせて取得するハイブリッド型が基本です。赤ツリーで状態異常ダメージの基礎を固め、青ツリーでクリティカル関連を強化、緑ツリーでさらに火力を上乗せします。これにより、各ツリーの長所を活かしたシナジーが生まれます。

赤ツリーの優先おすすめパッシブスキル

赤ツリー（グレイブボーン系）は、状態異常ダメージと使い魔（ミニオン）を強化するスキルが中心です。このビルドの基礎となるダメージを底上げし、アクションスキルの効果を高める重要な役割を担います。キャップストーンの「血の生贄」を最優先で取得し、その後、火力とミニオンの耐久力をバランス良く強化していきましょう。

青ツリーの優先おすすめパッシブスキル

青ツリー（スタボマンサー系）は、クリティカルヒットと生存能力を強化するスキル群です。キャップストーンの「キーンサファリング」は、状態異常ダメージをクリティカルさせるこのビルドの心臓部であり、最優先で取得します。その後、透明化スキルで生存力を確保し、クリティカル率を安定させるスキルに振っていきます。

緑ツリーの優先おすすめパッシブスキル

緑ツリー（スペルショット系）は、射撃ダメージやスキルの回転率を上げるスキルが揃っています。このビルドでは、火力をさらに上乗せするための重要な役割を担います。特にキャップストーンの「プリズマキックイカ」は、状態異常ダメージを爆発的に増加させるため、赤・青ツリーの重要スキルを取得した後に必ず取得しましょう。

ヴェックス(状態異常ビルド)のおすすめ武器と装備

武器は「ルーミングレインボー」がおすすめ

武器は、1発で複数属性を付与できるレジェンダリー「ルーミングレインボー」が理想です。しかし、このビルドは特定の武器への依存度が低いため、連射速度が速いSMGやARに属性が付いたものでも十分に代用可能です。出血クリティカルを狙う場合は、一撃の威力が高いJakobs社製の武器も強力な選択肢になります。

シールドは火力追及or耐久を補う

シールドは、ビルドの方向性によって選択します。火力をさらに追求するなら、射撃ダメージを増幅する「Amp Shield」が最適です。一方、このビルドの弱点である耐久力を補いたい場合は、シールド容量が大きいものや、被弾時にダメージを軽減する特殊効果を持つシールドを装備すると、格段に安定感が増します。

ヴェックス(状態異常ビルド)の戦闘時のコツ・立ち回り

状態異常を付与する

このビルドの基本は、敵に状態異常を付与することです。属性付きの武器で1〜2発撃ち込めば、あとは継続ダメージで敵の体力が勝手に削れていきます。一人の敵に固執せず、次々とターゲットを変えて状態異常をばら撒く「ヒットアンドアウェイ」を意識することで、集団戦を効率的に制圧することができます。

使い魔を「おとり」にする

アクションスキルで召喚した使い魔（ミニオン）は、敵の攻撃を引き付けてくれる優秀な「おとり」になります。クールダウンが明け次第、常に召喚しておくことで、プレイヤーは敵の攻撃に晒されることなく、安全な位置から一方的に攻撃できます。このビルドの弱点である耐久面の不安をカバーする重要な立ち回りです。

スローイングナイフを当てる

ボスなどの強敵と戦う際は、「出血クリティカル」コンボの始動技である「スローイングナイフ」を最初に当てることが重要です。このナイフが敵に突き刺さっている間、その敵に与える全てのダメージが確定でクリティカルヒットになります。この効果を最大限に活かすため、戦闘開始直後に必ず投げつけましょう。

高威力単発武器で攻撃

スローイングナイフを当てたら、効果時間中（約5秒）にできるだけ高威力の攻撃を叩き込みます。出血ダメージは射撃ダメージを基に計算されるため、一撃の威力が高いJakobs社製のスナイパーライフルやショットガンで攻撃するのが最も効果的です。この一撃が出血ダメージの元となり、最終的な火力を決定します。

出血ダメージで削り切る

高威力武器による攻撃で発生した「出血」の継続ダメージも、スローイングナイフの効果で全てクリティカルヒットに変わります。これにより、億単位のダメージが継続的に発生し、どんなに体力が高いボスでも瞬く間に倒すことができます。ナイフの効果が切れたら再度投げつけ、このコンボを繰り返しましょう。

ヴェックス(状態異常ビルド)のメリット・デメリット

武器依存度が低くビルドが組みやすい

このビルドの強みは、特定の超強力なレジェンダリー武器1本に依存しているわけではない点です。もちろん理想の武器は存在しますが、基本的には「状態異常を付与できる武器」であれば再現可能です。そのため、装備集めのハードルが低く、多くのプレイヤーがその圧倒的な強さを体験しやすいというメリットがあります。

エイムが苦手でも扱いやすい

状態異常による継続ダメージで火力を出すため、敵の小さな弱点部位を精密に狙い続ける必要がありません。アクションシューティングが苦手なプレイヤーでも、敵に弾を当てて状態異常にしさえすれば、あとはビルドが勝手に高火力を出してくれます。操作が簡単で、誰でも最強クラスの火力を享受できるのが最大の魅力です。

耐久力がやや不安定

火力を最大化するためにスキルポイントを攻撃系に集中させるため、耐久面がやや脆くなる傾向があります。敵の集中砲火を浴びると、シールドや体力が一気に削られてしまうことも少なくありません。使い魔を囮にしたり、透明化スキルで緊急離脱したりと、常に被弾を避ける立ち回りを意識することが重要になります。

「アモン」などのタンクキャラを編成して弱点を補おう

このビルドの弱点である耐久面の不安は、パーティープレイで解決できます。例えば、敵の攻撃を引き付ける「挑発」能力を持つアモンや、鉄壁の守りを誇るラファのようなタンク役のキャラクターと組むことで、ヴェックスは攻撃に専念できます。お互いの長所を活かし、弱点を補い合うことで、ソロプレイ以上の戦闘力を発揮します。