【ポケモンSV】「なげつける」の効果と覚えるポケモン【ポケモンスカーレットバイオレット】

「なげつける」の効果と覚えるポケモン

「なげつける」を覚えさせたいポケモン

なげつけるは持ち物の何を投げるかによって効果が変わるのですが、主に「相手を強制的に状態異常にする」「味方に木の実を投げつけて強化する」という使い方があります。持ち物はなくなってしまうので使い所が難しい部分もありますが、デメリット持ち物を無視できる特性持ちや、「かわるわざ」でメリットを得られるポケモン、レイドでのサポーターや最強レイドでのワンパンサポート要員に覚えさせるのがおすすめです。

攻撃しつつ確実に状態異常にできる

なげつけるは「かえんだま」ならやけど、「でんきだま」ならまひ、「おうじゃのしるし」などひるみなど、相手を状態異常にすることができるのが強いです。一度しか使えないとはいえ命中100なので、1回決められれば十分という場合にはおすすめです。
特に、レイドでは相手のシールドの上から状態異常を通すことができる点が優秀です。

味方にきのみ効果を発動させられる

ダブルバトルやレイドバトルでは、味方にきのみを投げつけることできのみの効果を強制的に発動させることも可能です。「サンのみ」「チイラのみ」といった能力アップの効果を早くから発動できるのが強く、特にレイドバトルで素早く積みを終わらせたいときなどに使っていくと良いでしょう。

「なげつける」の強いところ

「じゃくてんほけん」発動も一緒に狙える

なげつけるはあくタイプの攻撃技なので、「ゴースト」「エスパー」タイプであれば、弱点を突かれた判定で「じゃくてんほけん」を発動、攻撃と特攻を2段階上昇させることができます。
限定的な条件なので扱いは難しいですが、サンのみ・スターのみといった威力が低く味方強化ができるアイテムを投げつけて、瞬間的に火力を高めるのに使うと良いでしょう。

アイテム関連の特性や技を強化できる

なげつけるを使用すると道具を失うので、道具を失うことが条件になっている「アクロバット」威力を強化したり、「かるわざ」を自発的に発動するのに向いています。
そのほか、くろいてっきゅうを投げつけて威力を大幅に引き上げつつ素早さの調整をするという使い方もあり、持ち物次第で応用の幅は広いです。

ちょうはつなどで防がれない

なげつけるは物理技なので、ちょうはつによってふせがれない変化技のような使い方ができます。先制技ではないのでサイコフィールドで無効化されない強制ひるみ技として使用したり、「きんちょうかん」を無視して味方にきのみ効果を発動できるなど、アイテム・状態異常対策をすり抜けて使いやすいのがメリットです。

「なげつける」の弱いところ

1回しか効果を発動できず、さらに追加効果なので「おんみつマント」で防がれてしまうのが難点です。実用的ではないものの「マジックルーム」時は使用できないほか、アンコールにも弱く、対戦で使うには慣れが必要となっています。

「なげつける」の対策方法

状態異常そのものを防止する

相手からなげつけるを使われるのはほぼ状態異常目当てなので、状態異常を防止するのが手っ取り早いです。きよめのしおで状態異常を防げるほか、ダブルであれば「しんぴのまもり」によって防ぐのも有効です。
また、追加効果扱いとなっているので「おんみつマント」を持っていれば状態異常は発動しません。

「アンコール」などで失敗させる

1回目の発動を防ぐことはできませんが、「アンコール」を使えば2回目以降のなげつけるが失敗するので、こちらの行動のチャンスが増えます。
そのほか、道具が使用できない状況下であっても失敗するので、「マジックルーム」で発動を防いだり、「トリック」で持ち物を入れ替えてしまうのも良いでしょう。

「なげつける」と相性の良い技

「アクロバット」の威力を高めやすい

なげつけるは自分から道具発動を行えるため、道具を持っていない状態だと威力が2倍になる「アクロバット」との相性がかなり良いです。また「かるわざ」の特性を持っているポケモンであれば素早さアップもできるので、技スペースは食いますが組み合わせて使うのも良いでしょう。