【ポケモンSV】ジュゴンの育成論と技構成【ポケモンスカーレットバイオレット】

ジュゴンの育成方針と強いところ

こおりに非常に強いサポートポケモン

ジュゴンは初代ポケモンあるあるの平坦な種族値なのですが、防御面が若干高いです。「あついしぼう」の特性でほのお・こおりに強いのは個性であり、さらに素のタイプでこおりにかなり強いので受け気質のポケモンとして使っていけます。
さらにアンコール・ぜったいれいどといった強力な技もあるので、このあたりを活かしてサポート役として使うと良いでしょう。

レイド周回・最強レイドでは活躍できる？

「あついしぼう」「うるおいボディ」の特性がかなり強く、さらに「なかまづくり」での特性消しなど豊富なレイド向けの補助技が揃っています。どこでも使えるタイプのポケモンではありませんが、こおり・みずタイプの技を主軸にしているポケモン相手に起用していくと良いでしょう。

ジュゴンの特性とおすすめ

「あついしぼう」で耐性を高めるのがおすすめ

ジュゴンの特性はどれも防御的ですが、今作はテラスタルのタイプ変更と相性が良い「あついしぼう」が特に強いです。こおりタイプながらほのお半減であり、こおりを1/8まで軽減できるので素のタイプのまま使っても強く、おすすめとなっています。

ジュゴンのおすすめのテラスタイプ

「はがね」テラスタイプで弱点を減らしたい

ジュゴンはあついしぼうがあるとはいえ、耐性が3つしかなく弱点もメジャーです。基本的にサポート要員なので積極的にテラスタルを行っていくわけではありませんが、はがねなら弱点を1つ消したうえで耐性を増やせるので、どうしてもテラスタルしないといけない場面に備えて、はがねテラスタイプにしておくと良いでしょう。

ジュゴンは「アンコール」を覚える

ジュゴン以外に「アンコール」を覚えさせておきたいポケモン

ジュゴンは「アンコール」によって相手の行動を制限することができるので、テラスタルによる切り返しや味方のサポートを行ったり、サポートポケモンを機能停止させることができます。
同タイプのテツノツツミも同様に習得可能で、テラスタルや積み技の起点を作りやすいので、両者ともに習得させておくと良いでしょう。

ジュゴンのおすすめの性格

「おくびょう」で素早さを高めて補助に使いたい

ジュゴンはどのステータスも平坦なので伸ばすべきステータスに悩むところです。素早さが高いと活きる「アンコール」「こごえるかぜ」を習得できるので、性格補正は「おくびょう」を、採用技によっては「ようき」を採用すると良いでしょう。
特殊受けとして使うなら「おだやか」も選択肢に入ります。

ジュゴンのおすすめの型・技構成

特殊受け寄りサポーター型

「こごえるかぜ」で相手の速度を下げつつ「アンコール」で行動を縛り、クイックターンで相手の出方を見てから味方の行動に繋いでいく型です。自分が受けきれる技をアンコールした場合は「ぜったいれいど」で圧力をかけていくこともできるので、対面の操作や後続サポートを中心に使っていきましょう。

補助技や一撃技は目的に合わせて入れ替える

ジュゴンは一撃技は「つのドリル」も習得可能で、さらに「かなしばり」「ほろびのうた」といった補助技を習得します。メタりたいポケモンが誰なのか、何の支援を行いたいかによって使うべき技は異なるので、環境やパーティに合わせた補助技を使っていきましょう。

「ぜったいれいど」で交代に対して圧力をかける

ジュゴンは一撃技の「ぜったいれいど」を習得することができます。クイックターン・こごえるかぜ・アンコールなどの交代を強いたり対面の操作を行える技との相性が良く、迂闊に交代した相手に圧力をかけていったり、突破できない相手をゴリ押しするのに使っていきましょう。

素早さを極振りすることで「こごえるかぜ」を活かす

素早さに極振りしたうえで「こごえるかぜ」で相手の素早さを下げれば、素早さ種族値130までは追い抜ける計算となります。相手が使った技が何なのかを見てから「アンコール」で縛っていくことができるので、サポート型のジュゴンは素早さ252振りがおすすめです。

「オボンのみ」である程度の耐久を確保

耐久力を確保したいところですが、ジュゴンは場に居座るというタイプのポケモンでもありません。たべのこしを持たせるのには素の耐久に不安があるので、HPが半分を切ったら回復することで実質的にHPを25%アップすることができる「オボンのみ」を持たせて行動回数を確保すると良いでしょう。

ジュゴンと相性の良いポケモン

エースになるアタッカーと組ませたい

ジュゴンは主にサポートを行うポケモンなので、エースになるアタッカーは別途必要です。起点を作ったり相手の戦法を妨害することで味方の交代や積み技チャンスを作ることができるため、なるべく突破性能の高いポケモンと組ませるようにしましょう。
特に、こおり/みず弱点のポケモンは相性補完の面でおすすめです。

ジュゴンの対策ポケモンと対策方法

サーフゴーやちょうはつ持ちが有効

ジュゴンは補助技を絡めてサポートとして動いてくることが多いです。あまり何度も行動を許すと「ぜったいれいど」によって突破されてしまうので、ちょうはつ持ちポケモンや変化技が効かないサーフゴーなどで速攻を決めていきましょう。

サーフゴーは多くの補助技を無視できる

サーフゴーは「こごえるかぜ」による能力低下は受けるものの、補助技のほとんどを無視できます。ジュゴン側の有効打が「ぜったいれいど」くらいしかないので、行動回数を稼がれる前にトリックを決めたり、高火力技で押し切っていきましょう。

テツノツツミは「ちょうはつ」で縛れる

テツノツツミはぜったいれいどが無効であり、さらに「ちょうはつ」「アンコール」によってジュゴンの行動を縛ることができます。こちらからの攻撃も通りにくいのですが、ジュゴン側が「みがわり」を突破するのが難しいので、交代からでも安定して対処することができます。

パオジアンはぜったいれいどを無効化しつつ突破可能

パオジアンはぜったいれいど無効であり、さらに「せいなるつるぎ」によってジュゴンの低めの物理耐久を突いて突破することが可能です。
ただ、アンコール・かなしばりは素通しなので、ジュゴン自身を処理できても後続の動きのサポートをされてしまうことには注意しましょう。

ジュゴンレイドでの対策方法

星4レイドのみの登場なので、それほど苦労することはありません。みず・こおりタイプの攻撃ばかりで火力が高いわけでもないので、単純に火力の高いポケモンでゴリ押しクリアするのが良いでしょう。

ジュゴンの対戦での立ち回りについて

サポートや一撃技を重視して支援を行う

ジュゴンは普通にアタッカーとして使っても火力を出すのは難しいです。本領は2つある一撃技と多彩な補助技なので、相手のポケモンの行動を妨害しつつこちらのポケモンが有利に立ち回れるように支援していきましょう。
クイックターンで後攻交代をして、相手の出方を伺うのも有効です。

サポート主体なのでテラスタル優先度は低い

ジュゴンは主にサポートを行うポケモンであり、貴重なテラスタルの権利をジュゴンに使ってしまうのはもったいないです。1ターンをしのいで行動回数を増やすよりは、補助技で後続のサポートに徹して、エースポケモンをテラスタルさせるのが良いでしょう。

交代や先発で出す支援ポケモン

ジュゴンは先発で出しても、ほのお・こおり相手に交代で出す控えでも良いサポート重視ポケモンです。どちらで出すかは相手の見せあい時点でのポケモン次第ですが、基本的には自分の後続のエースを出すための支援をしたり、居座ろうとするポケモンに「ぜったいれいど」で圧力をかけていくようにしましょう。

ジュゴンのおすすめのタマゴ技

「かなしばり」などの有力な補助技が多い

ジュゴンはタマゴ技がかなり豊富であり、上記の型には未採用ですが「かなしばり」「ねこだまし」「ほろびのうた」「なかまづくり」といった有用なサポート技を習得できます。
型やダブルによってはこれらは優秀なので、必要に応じて遺伝で習得させましょう。

ジュゴンの基本情報

ジュゴンのタイプ・タイプ相性

ジュゴンの特性

ジュゴンの夢特性

ジュゴンの種族値