【ポケモンSV】ミュウの育成論と技構成【ポケモンスカーレットバイオレット】

ミュウの育成方針と強いところ

全てのわざマシンを使える

ミュウは特別なポケモンということで、全てのわざマシンを使うことができる唯一のポケモンです。種族値オール100で耐久力も素早さも確保できるので、特にサポーターとして使っていくのが有力です。
ただし火力は伝説・幻の中では低いので、伝説戦においてはアタッカーとしては力不足なのが難点となっています。

ミュウのおすすめの性格

素早さに補正をかけるようき・おくびょうがおすすめ

ミュウは多彩なサポートを使えるうえに耐久力もあるので、性格選びには悩みます。素早さに補正をかけて先手で補助技を使う動きが強いので、ようき・おくびょうなどの素早さ補正の性格にするのがおすすめです。

ミュウのおすすめのテラスタイプ

はがねテラスタイプで耐性を増やすのがおすすめ

ミュウは伝説戦に採用されることが多いので、耐性の多さを重要視したいです。ほぼ必ず見かけるザシアンに耐性があるはがねタイプは他にも耐性が多いので特におすすめです。
カイオーガの対策をしたいならくさ・みずといった選択肢もあるので、どのポケモンを対策したいかによってテラスタイプを変える必要もあります。

ミュウのおすすめの型・技構成

スカーフ変身型

メタモン以外では唯一へんしんを使えるメリットを活かし、スカーフで変身後に改めて技を選び直せる仕様を活かした型です。相手の伝説のポケモンに変身して先手を取って攻撃していくほか、相手次第ではこだわりトリックで行動を封じていくのも有効です。

努力値なしでも効果が大きい技を採用するのもあり

スカーフ変身ミュウは努力値をHPと素早さに回すので、攻撃技を採用してもあまり高いダメージを出すことができません。SVでは習得できる技がやや減って「いかりのまえば」は使えないので、攻撃技はイカサマが良いでしょう。
補助技の選択肢が広いので、ステルスロックのような努力値なしでも強い技を採用し、トリックでこだわりを押し付けた後の技として使っていくのが良いでしょう。スカーフを持たないならふういん＋変身で確実に相手の技を封じることもできます。

先手で変身して相手の技をチェック

スカーフミュウなら多くの相手に先手を取って変身することができ、相手の技を全て見ることができます。先手を取れなかった場合は素早さ計算がしやすいので、相手の伝説のポケモンと対面したときには特におすすめです。
ただしPPは全て5になるので、長期戦は苦手です。

相手を見てから変身できる

ミュウが使えるルールはカジュアルマッチ以外は伝説のポケモンを何枠入れることができるのか制限されている事が多いです。ミュウ自身も伝説枠なのですが、相手を見てから変身する・しないを決めることができるので、採用枠の自由度が高いです。ダブルで伝説2体がいっぺんに出てきたらより有利な方に変身するなど、行動選択肢が広くなるというメリットもあります。

HPが高く打たれ強い

へんしんはHP以外は相手のポケモンの数字をコピーしますが、HPはそのまま維持されます。ミュウはメタモンの2倍近いHP種族値があるので、メタモンと違って変身に1ターン必要な代わりに耐久力が高いです。
相手の伝説のタイプ一致技はたいてい半減可能、そのままスカーフで上から攻撃できるので、メタモンにはない耐久力が利点となっています。

ミュウと相性の良いポケモン

高火力の伝説のポケモンがおすすめ

ミュウは豊富なサポート技と、何をするのか相手が見破るのが難しいのが強みのポケモンです。相手は「ミュウが変身するのか」「サポートでは何をしてくるのか」を読まないといけないので、立ち回りで優位に立ちやすいです。特にダブルバトルで強みを発揮するので、ミュウの弱点である火力をカバーできる高火力ポケモンと一緒に採用しましょう。

ミュウの対策ポケモンと対策方法

先手を取りやすい高火力ポケモンで押し切れる

ミュウは火力がそこまで高くなく、伝説戦においてはサポートに回らざるをえません。スカーフ変身は厄介ですが、初手対面以外でミュウが出てきたらへんしんを使う確率はそこそこ高いです。
そのため、弱点を突ける高火力ポケモン、かつミュウよりも早いポケモンを使うと良いでしょう。

ハバタクカミは上を取って倒しやすい

ハバタクカミは数が少ないミュウの物理型以外ならほぼ対策可能で、先手を取って攻撃できます。変身してもされなくてもシャドーボールで大ダメージが入るので、対面からの処理をするならおすすめです。交代読みをされると厳しいので、うかつに交代で出さないようにだけ気をつけましょう。

バドレックス(黒馬)は高火力ゴリ押ししやすい

黒馬バドレックスはミュウがスカーフの場合は先手を取って変身されることもありますが、1ターンの猶予を活かせば「アストラルビット」で大ダメージを与えられます。変身しないミュウならそもそも問題なく倒せるくらいのスペック差はあるので、おすすめです。

ウーラオス(いちげきのかた)はサポート型にも対応可能

一撃ウーラオスは変身しないミュウなら簡単に対策可能で、ちょうはつによる補助技封じが強いです。変身されるとお互いに弱点を突かれるのが苦しいのですが、ダブルならちょうはつ、シングルならとりあえず攻撃という動きをしていくと良いでしょう。

ミュウレイドでの対策方法

ミュウがレイドで登場した場合は行動が多彩すぎるので全ての型を対策するのは難しいです。ただしあくタイプは基本的に有利で補助技もいたずらごころ持ちなら先手挑発で防げます。ミュウツー同様に、あくの高火力アタッカーで対策していきましょう。

ミュウの対戦での立ち回りについて

補助技を使って立ち回る

ミュウは伝説解禁ルールでは屈指の補助技のレパートリーの広さが強みです。壁貼りやへんしんを行って相手の動きをかき乱していくのが得意なので、攻撃よりは補助技を使って戦いましょう。
また、伝説のポケモンに変身ができるので、変身を軸にした戦法を考えるのもおすすめです。

テラスタルの使いどころが難しい

ミュウは自分で切り替えして相手を倒していくタイプのポケモンではないので、テラスタルを使って1ターンを作ってもその先に繋げづらいです。伝説のポケモンに変身後にテラスタルをすればかなり有利な状況を作れるのですが、相手のポケモン選出次第で選択肢は変わってくるので、特定のテラスタイプへの変化が有利に繋がるとは限りません。
基本的には耐性を増やせる「はがね」を選びつつ、1ターン凌げそうな状況でテラスタルをしましょう。

伝説解禁ルールでのサポート役

ミュウは伝説・幻のポケモンが解禁されるルールやカジュアルマッチでのみ使うことができるので、相手も伝説のポケモンを使ってきます。伝説のポケモンと正面から殴り合ってもミュウが不利なので、豊富な補助技を活かしてサポート役として使っていきましょう。
へんしんで相手の伝説のポケモンに変身するほか、壁貼り後に退場するという動きを取っていくこともできます。

ミュウのおすすめのタマゴ技

ミュウは遺伝技がない

ミュウはタマゴ未発見グループのポケモンなので、タマゴ技がありません。全てのわざマシンを使うことができるポケモンなので、欲しい技があればわざマシンで覚えさせればOKです。
一度覚えた技は、ステータス画面から覚え直すことができるので活用しましょう。

ミュウの基本情報

ミュウのタイプ・タイプ相性

ミュウの特性

ミュウの夢特性

ミュウの種族値