【ポケモンSV】「くさわけ」の効果と覚えるポケモン【ポケモンスカーレットバイオレット】

「くさわけ」の効果と覚えるポケモン

「くさわけ」を覚えさせたいポケモン

「くさわけ」は攻撃しながら素早さを積むことができる技であり、習得するポケモンがかなり多いです。高速ポケモンがさらに加速する・中速帯のポケモンが素早さをカバーするなど使い道は多いので、アタッカーのポケモンが全抜きを狙うのに習得させると良いでしょう。

くさ4倍相手を倒しながら加速できる

くさわけはくさ4倍弱点の相手に使えば威力200で攻撃できます。物理アタッカーが使えば致命傷となるダメージなので、くさ技を苦手とするポケモンにはかなり有効です。
特に起点作りで遭遇機会が多いラグラージや、特性によってサイクルで見かけやすいヌオー・トリトドンなどを起点にすると良いでしょう。

持ち物に幅を持たせやすい

くさわけは「こだわりスカーフ」なしでも素早さを補強することができるので、素早さが半端な代わりに攻撃範囲が広いポケモンに覚えさせるのに有効です。一度素早さを積んでしまえば交代しない限りは消えないので、特に積み構築でおすすめの攻撃技です。

「くさわけ」の強いところ

「がんじょう」など積むスキを作れる特性と相性が良い

くさわけは一度使えば相手に先制を取りやすくなるので、1回の行動保障を得られる特性・持ち物との相性が良いです。「がんじょう」「きあいのタスキ」などHP満タンから一度は耐えるもののほか、中速帯をカバーできればつよい「ばけのかわ」も1回は行動できるため、積んでから無双するアタッカーにしやすいです。

「とつげきチョッキ」持ちでも積むことができる

くさわけはあくまでも攻撃技なので、補助技ではありません。攻撃技を使えなくなる代わりに特防アップで耐久を上げる「とつげきチョッキ」とはかなり相性が良く、素早さが半端な代わりに特殊耐久が高いポケモンに持たせると良いでしょう。

「ちょうはつ」で防がれない

くさわけは「ちょうはつ」で発動を阻止されることがありません。また、「アンコール」に対しても比較的強く、後攻くさわけ→素早さが逆転して相手よりも先に攻撃という手順を踏みやすく、アンコールによって一時的な機能停止に陥りづらいメリットがあります。

「くさわけ」の弱いところ

くさ技なので「そうしょく」で防がれると相手の攻撃が上昇するうえに素早さも上がらないなど、良いことがありません。
また「びんじょう」の特性だとこちらが加速すると相手も加速するので、素早さで負けている場合は逆転することができなくなります。

「くさわけ」の対策方法

元々遅いポケモンで物理耐久を上げる

くさわけは素早さしか上がらないので、元々遅いポケモンであれば影響は少ないです。「てっぺき」「あまえる」「フェザーダンス」などで物理耐久を上げて受けるダメージを減らしていくと良いでしょう。
ただ、鈍足で使いやすいポケモンはくさ弱点が多めなので、出すポケモンには注意が必要です。

素早さアップの特性で相手よりも早く行動する

素早さアップの特性は素早さ上昇量がくさわけと同等～それ以上なので、発動していれば相手よりも早く動きやすいです。素早さ2倍の「ようりょくそ」のほか、素早さが高いポケモンえ「こだいかっせい」「クォークチャージ」を発動すれば、くさわけで積まれても先んじて動きやすいです。

「くさわけ」と相性の良い技

「ツタこんぼう」などの攻撃範囲が広い技が有効

くさわけで積む場合は、使い手の攻撃範囲が広い方がすばやさ上昇をいかして相手よりも先に動いて倒していきやすいです。フォルムチェンジしたオーガポンの「ツタこんぼう」のように弱点範囲の広い攻撃技を使って相手をワンパンしていきましょう。