【ポケモンSV】月食ネクロズマの育成論と技構成【ポケモンスカーレットバイオレット】

月食ネクロズマの育成方針と強いところ

一貫性の高いゴースト特殊アタッカーとして活躍

月食ネクロズマはゴースト・エスパーという独特のタイプ構成を持っており、専用技の「シャドーレイ」によって非常に貴重な高火力ゴースト技を持っています。ゴースト技は一貫性が高いことから通りがよく、さらに技威力不足が低いことが多いエスパーも、高火力の「フォトンゲイザー」を持っています。
止められにくい高火力特殊アタッカーとして使っていくと良いでしょう。

レイド周回・最強レイドでは活躍できる？

特殊方面の積み技を持っておらず、サポート要員としては耐性の少なさが目に付きます。レイドでの明確な強みは持っていないのですが、味方に補助してもらえる前提であれば「シャドーレイ」で屈指のゴースト火力を持つアタッカーとして使っても良いでしょう。

月食ネクロズマのおすすめの性格

月食ネクロズマでおすすめの性格はひかえめ

素早さが77と低めであり、今作では「ボディパージ」を没収されたのであまり素早さを高めるメリットがありません。高い特殊火力を伸ばすメリットのほうが大きいので、性格は「ひかえめ」を採用しましょう。
トリックルームパーティで使うにはやや素早さが高いですが「れいせい」も一応は採用圏内です。

月食ネクロズマのおすすめのテラスタイプ

月食ネクロズマはフェアリーのテラスタイプがおすすめ

月食ネクロズマは環境でよく使われるゴースト/あくの両方が4倍弱点であり、特性で倍率を下げられるとはいえかなり痛いです。フェアリーなら苦手なあくに対してテラバーストでの攻撃手段も確保できるので、攻防を両立したいのならフェアリーテラスタルがおすすめです。

月食ネクロズマのおすすめの型・技構成

スカーフアタッカー型

特性で1発は耐えられる場面が多いので、低めの素早さをスカーフでカバーし、一貫性の高いゴースト火力を押し付けていく型です。あまりに早い相手はどうしようもないのですが、スカーフなら種族値130くらいまでなら追い抜けるので、高い特殊火力と一貫性を活かすなら悪くありません。

サブウェポンの選択肢は広くはない

月食ネクロズマはあまり特殊技のレパートリーが広くなく、効力の使いやすい技も覚えません。シャドーレイの一貫性が高いのでさほど問題にはならないのですが、あくにはサブウェポンでも対抗できません。
技スペースは余るので、ラスターカノン・パワージェムなどのピンポイント起用の特殊技を採用しましょう。

特攻と素早さ特化の努力値振りで特殊火力を高める

素早さ種族値は77と低いのですが、絶望的に遅いというわけではないので、無振り相手なら90族でも抜かせるくらいにはあります。スカーフをもたせれば100～130族も追い抜けるので、特攻と素早さに全振りしてアタッカーとしての強みを出していきましょう。
素早さの明確な調整先がある場合は、素早さを削ってHPに回すのがおすすめです。

「こだわりスカーフ」で中速帯のポケモンを上から叩く

鈍足ではありますが、素早さが1.5倍になるこだわりスカーフをもたせれば、高速ポケモン以外は追い抜くことができます。シャドーレイの一貫性の高さによって技選択ができなくなるデメリットも大きい訳では無いので、シングルで使っていくのならおすすめです。

月食ネクロズマと相性の良いポケモン

交代での引き先を用意しておく

月食ネクロズマは積みアタッカーとして使うのは難しいので、主にサイクルで一貫性の高さと極端なタイプ相性を活かしていくことになります。ゴースト/あくが弱点ということであくに交代しやすいほか、ノーマルタイプも交代先として有用です。
サイクルを意識して回していくと良いでしょう。

月食ネクロズマの対策ポケモンと対策方法

あくタイプで安定して受けやすい

月食ネクロズマはあくタイプに対抗する手段が「テラバースト」くらいしかありません。一致技を両方とも受け切ることができるうえに4倍弱点なので、あくタイプで対策するのがおすすめです。
相手もそれは承知のうえなので、かくとうタイプを無償降臨されないように気をつけましょう。

ディンルーはタイプ・数字ともに有利

ディンルーは特殊耐久が高くタイプ面でも月食ネクロズマに非常に有利です。特殊技ではびくともせず、月食ネクロズマ側は引かざるを得ません。相手が交代してくるのを読んで「カタストロフィ」で半分削ったり「ふきとばし」で対面を拒否したりして立ち回っていきましょう。

一撃ウーラオスは他の伝説にも強い

一撃ウーラオスは月食ネクロズマを上からワンパンできるほか、弱点を突かれることもありません。通りの良い確定急所あく技を持っていることから、相手が交換してきたとしても交代先に痛手を与えることができるほか、伝説ポケモンに強い相手が多いのもメリットです。

バンギラスはネクロズマを起点にできる

バンギラスは月食ネクロズマを起点にして「りゅうのまい」を積んだり、チョッキで攻撃を受けきって返していくことができます。SVの環境では需要が減ってはいますが、特殊技の飛び交う伝説戦では採用メリットが大きいので、対策の1つとしておすすめです。

月食ネクロズマレイドでの対策方法

月食ネクロズマはどのテラスタイプで出てくるのかによって対処方法がかなり異なってきます。あくならワンパンすら楽勝ですが、ゴーストの場合は一転してかくとうで弱点を突けません。
ソロならそこまで苦労する相手ではないので、ミライドンやハラバリーのようなソロ向けポケモンでじっくり倒したり、ほぼ完封できるあくタイプを使いましょう。

月食ネクロズマの対戦での立ち回りについて

一貫性の高いゴーストアタッカー

月食ネクロズマは特殊火力がトップクラスに高く、さらに「シャドーレイ」で特性を無視しながら攻撃することができて一貫性も高いというのが強みです。明確に有利な相手はエスパータイプ全般であるほか、相手が交代したとしても交代先に手痛いダメージを与えるように立ち回れます。

あくに対抗するならテラスタル必須

月食ネクロズマはあくタイプに対してはほぼ何もすることができません。SVはあくタイプが非常に強い環境なので、対応するならテラスタルはほぼ必須です。フェアリーテラスタルで4倍ダメージを半減に変えつつ、テラバーストで逆襲していくのが良いでしょう。

先発で一貫性を活かしていくのが良い

月食ネクロズマは一貫性が高いので、先発で出して対応できる相手が多いです。あくタイプが見えたなら先発で使うかはよく考えたいのですが、基本的には有利に立ち回りやすいので、高い特殊火力を活かして攻撃していきましょう。
耐性が極端なので、サイクル戦で交代を駆使していくのもおすすめです。

月食ネクロズマの基本情報

月食ネクロズマのタイプ・タイプ相性

月食ネクロズマの特性

月食ネクロズマの夢特性

月食ネクロズマの種族値