【ポケモンSV】サンダーの育成論と技構成【ポケモンスカーレットバイオレット】

サンダーの育成方針と強いところ

種族値とタイプの組み合わせが強力

サンダーは初代の初登場からほぼずっと環境で一線級の強力なポケモンです。全体的に高い種族値にくわえてタイプの組み合わせが強く、弱点2つに対して耐性が6つあるうえにボルトチェンジも覚えるので、サイクル戦での使い勝手が良いです。
さらに「はねやすめ」による耐久が強く使用時は耐性が完全に逆になって突破が難しいという強みもあり、型の多さから初見で対策しづらいというメリットまであります。

雨パでくさタイプを対策できる

サンダーは雨パに採用すると「かみなり」「ぼうふう」が必中になるので、一気に一致火力が跳ね上がります。物理受けではなくアタッカーとしてエースになれる火力があるほか、雨パが苦手なくさタイプを「ぼうふう」によって牽制することが可能です。
また「ウェザーボール」を搭載すればみずタイプの攻撃もできるようになるので、雨パとはかなり相性が良いです。

サンダーのおすすめの性格

サンダーでおすすめの性格はずぶとい・おくびょう

サンダーは型のカスタマイズ性が高いポケモンなので、何をさせるかによって性格や努力値振りもかなり変わってきます。物理受けで優秀な特性・タイプをしているのを活かすならずぶとい、アタッカーや素早さを活かすのであればおくびょうでの採用がおすすめです。

サンダーのおすすめのテラスタイプ

サンダーはこおりのテラスタイプがおすすめ

サンダーは運用次第でテラスタルをどう使うのかも変わってきます。攻撃面だけを見るならこおり＋テラバーストででんきとの相性補完が非常に優れているので、スカーフアタッカー型ならおすすめです。
耐久型の場合は優秀なタイプを捨てるのは惜しいのですが、1ターンの猶予を得るために耐性を変えられるでんき・はがねなどを使いましょう。

サンダーのおすすめの型・技構成

物理受け型

物理受けとしてかくとう・じめんなどに対して繰り出していき、行動を封じながらはねやすめでねばったり、ボルトチェンジで対面を操作することを意識したサポート型です。努力値の調整は想定するポケモン次第ではありますが、多少特攻に振っておくとボルトチェンジでの相手の負担が大きくなりやすいのでおすすめです。

サブウェポンや補助技は選択の幅が広い

サンダーは一致ひこう技のぼうふうを覚えるので、命中不安要素はあるものの、耐久型ポケモンにしては一貫性が高く高威力の技を使えるのが強みです。それだけでなくサポート技も意外と覚えるので、みがわりやかいでんぱでの場をかき乱していく動きも使いましょう。

物理受けに対して出して相手を引かせる

サンダーはメジャーな物理アタッカーが多いかくとう・ひこうタイプに強いので、交代で足すことで相手を引かせやすいです。環境に左右される部分はありますが、現状のSVの環境であく対策としてのかくとうタイプの優位性が高いことから、その対策として出していきましょう。

ボルトチェンジで有利対面を作る

ボルトチェンジは相手にダメージを与えながら交代することができ、物理受け型でも強力です。先手で打てれば相手に有利なポケモンを出してサイクルを成立できるほか、後攻になった場合は後続を無償降臨させられるのが強いです。

特性プレッシャーでPPを枯らす

サンダーの特性はどちらも強力ですが、せいでんきよりはプレッシャーでPPを枯らすのが強いです。各種伝説ポケモンの専用技はたいていPPが最大8なので、4回使わせればもう使えなくなります。はねやすめ・みがわりで粘りながらPPを枯らすのも立派な戦術なので、相手のポケモン次第では意識しましょう。

サンダーと相性の良いポケモン

はがね・みずで相性補完を意識する

サンダーはこおり・いわの2つのタイプが苦手なので、はがねタイプであればどちらも半減で受けることができます。逆にはがねが苦手なじめん・かくとうをサンダーで受けられるので、はがねタイプのポケモンを中心にサイクル戦を組めるようにしておきましょう。
また、こおりを受けるなら連撃ウーラオスもおすすめで、ウーラオスにとっての有利対面をサンダーで実現しやすいです。

サンダーの対策ポケモンと対策方法

じめんでサイクルを阻止したりこおりアタッカーでの攻撃がおすすめ

サンダーはボルトチェンジによって交代を多用したサイクル運用が、型を問わずにメジャーです。じめんタイプならボルトチェンジを無効化できるので、サイクルを崩す目的でおすすめとなっています。また、こおりアタッカーなら弱点を突いてワンパンが狙えるので、有利対面を実現できるのならおすすめです。
また、ステルスロックを撒いておけば毎回1/4ダメージを受けるようになるので、サイクルを大きく牽制することができます。

パオジアンはボルトチェンジを撃たれるまえに倒せる

パオジアンは非常に素早く、スカーフサンダーでない限りは先手を取って「つららおとし」でサンダーの撃破を狙えます。物理受け型であってもサンダー側の負担が大きく、はねやすめよりも先に動けるという点でも対策がしやすいです。「ねっぷう」で弱点を突かれることには注意しておきましょう。

セグレイブはねっぷうも牽制して攻撃できる

セグレイブはほのお技を受けると強化されるので、サンダー側はねっぷうを非常に撃ちづらいです。つららばりで身代わりごと突破したり、サイクルのスキにりゅうのまいで積んだりといった行動を取ることでサンダーに負担を与えられます。

霊獣ランドロスはサイクル同士のかちあいに強い

霊獣ランドロスはステルスロックを使えるほか、サイクル戦の争いになった時に優位に立ちやすいです。こおりテラバーストを受けるとさすがに痛いですが、大抵の場合は素早さ勝ちしているので、ストーンエッジで大ダメージを与えていきましょう。
ストーンエッジはPPが少ないので、サンダーの動きに注意して使いたいです。

サンダーレイドでの対策方法

タイプの組み合わせによる強力な耐性が失われるので、こちらから攻めるぶんには難易度がやや下がります。相手の攻撃面がテラバーストによって強化されることに注意しながら、特防で受けられるポケモンを中心に戦っていきましょう。

サンダーの対戦での立ち回りについて

物理受けやタイプ受けで出していくのが有効

サンダーはサイクル戦においてタイプ受け・物理受けとして繰り出していくのがおすすめの立ち回りとなっています。等倍で受けないといけない場面もありますが、タイプ相性面で物理に強く出やすいので、物理受け型＋ボルトチェンジで有利対面を作っていくようにしましょう。

テラスタルも強いが耐性の変化に注意

サンダーは攻撃重視でのこおりテラスタル・弱点変更のでんき/みずテラスタルなどが強力です。しかしでんき・ひこうによる耐性の強さは失われてしまい、じめん無効もなくなってしまう点に注意が必要です。
1ターンをしのげば勝てるという場合にテラスタルを使いましょう。

サイクル戦の交代先・対面操作役

サンダーは耐性が豊富なので、サイクル戦において交代先としておすすめのポケモンです。さらにボルトチェンジで相手に負担を与えながら交代もできるので、交代戦における対面操作役として起用するのがおすすめです。
基礎的な攻撃性能もあるので、こだわりスカーフを持たせての特殊アタッカーとして使うこともできます。

サンダーのおすすめのタマゴ技

タマゴ技は持ってない

サンダーはタマゴ未発見グループの伝説のポケモンなので、タマゴ技は一切持っていません。技はレベルアップやわざマシンで習得させましょう。

サンダーの基本情報

サンダーのタイプ・タイプ相性

サンダーの特性

サンダーの夢特性

サンダーの種族値