【ポケモンSV】黒馬バドレックスの育成論と技構成【ポケモンスカーレットバイオレット】

黒馬バドレックスの育成方針と強いところ

特性と種族値による全抜き性能が高い

黒馬バドレックスは特攻165・素早さ150という高速特殊アタッカーでは最高峰の種族値を持っており、さらに耐久面のステータスもそこそこ優秀です。特性「じんばいったい」によって木の実使用を封じつつ、相手を倒すと特攻が1段階上昇するので、高い素早さも合わせた全抜き性能を持っています。
今作ではテラスタルによってタイプを切り替えられるようになったため、4倍弱点2つを消せるようになったのも嬉しいです。

レイド周回・最強レイドでは活躍できる？

黒馬バドレックスはゴーストでは最強の火力を持ち、積み技やバークアウトも持っています。レイドにおいて特性がほぼ無意味なのがネックではありますが、ソロやマルチのアタッカーとして一応は採用圏内に入るくらいはできます。

黒馬バドレックスのおすすめの性格

黒馬バドレックスでおすすめの性格はおくびょう

黒馬バドレックスの性格は高い素早さを活かせる「おくびょう」ほぼ一択です。禁止級解禁の環境においてもトップクラスの素早さがあり「じんばいったい」での特攻アップとの相性も良いので、不要な攻撃を下げて特攻を強化できるおくびょうの性格を採用しましょう。

黒馬バドレックスのおすすめのテラスタイプ

黒馬バドレックスはあくのテラスタイプがおすすめ

黒馬バドレックスのテラスタイプは、4倍弱点2つを半減に変更できる「あく」が非常におすすめです。「じんばいったい」の特攻アップを考えるとあまり交代はしたくない性能のため、1ターンをしのいでそのまま相手を倒していける耐性変更は、バドレックスの性能ととても噛み合っています。
また、ドレインキッスを性能できるうえに耐性が強い「フェアリー」も良いでしょう。

黒馬バドレックスのおすすめの型・技構成

全抜き重視アタッカー型

「アンコール」で相手を起点にしつつ「めいそう」で積み、一貫性の高い「アストラルビット」とHP回復の「ドレインキッス」を使って戦っていく全抜き重視の型です。素早さは調整先があるならHPに回しても良いのですが、伝説解禁戦においてザシアンを追い抜ける素早さを捨てるかどうかは難しいところとなっています。

特殊受け対策のサイコショックも有効

めいそう・アンコールの2つがほぼ必須で技の枠がそんなにないのですが、サイコショックは特殊受けで止まらなくなるのでおすすめです。あくタイプで止まるのは変わりませんが、伝説戦での耐久ポケモンとして強い「ムゲンダイナ」などに強気に出ることができるようになります。

特攻・素早さ極振りで全抜き性能を高める

バドレックスは圧倒的な特攻・素早さを高めることで、1回めいそうを積んで相手を突破してしまえば全抜きを狙っていける性能があります。素早さを妥協すると押し負けてしまう相手も多いので、できれば特攻と素早さに全振りしておきましょう。
ハバタクカミにはどちらにしても素早さでは勝てないので、素早さの調整先を決められるなら、HPを高めていくのも可能です。

「オボンのみ」で確定数をずらす

黒馬バドレックスは積んで居座るのが前提ですが耐久はそこまで高いわけではないので、相手を仕留めきれなかった場合は反撃を受ける場面も多いです。たべのこしが必要なほど長期戦になる場面は少ないため、HPが半分を切った段階で1/4回復できるオボンのみをもたせると良いでしょう。

黒馬バドレックスと相性の良いポケモン

起点ポケモンや苦手なポケモンを対策できる相方がおすすめ

黒馬バドレックスは積んだ後は全抜きを狙っていくのですが「積むスキを作る」のと「苦手な相手を対策」することの2つが重要です。交換はあまり考えないポケモンなので、倒しきれなかったポケモンを対策できるポケモンや、初手で積むスキを作れるポケモンなどを採用していきましょう。

黒馬バドレックスの対策ポケモンと対策方法

特殊受けや高火力先制技持ちで対策

黒馬バドレックスは特殊技一辺倒なので特殊受けだと対策しやすいです。ディンルーなら受けきれるうえにふきとばしで積みリセットもあるので対策しやすいでしょう。
また、高火力物理技で先制されるのも苦手としているので、「じんばいったい」発動前に対策できるようにしておきたいです。

ディンルーは交代からでも対応可能

ディンルーは特殊耐久が高く、バドレックスが突破するには積み技を何度か必要となります。交代で受けてから「ふきとばし」で積みをリセットしていけるので、後出しから対策したいときに使うと良いでしょう。
ただ、ギガドレイン・ドレインキッスの両方が抜群で入るのには注意です。

パオジアンはふいうち・おこりのつぶて等で対策可能

パオジアンならテラスタルされなければふいうちでワンパン可能、テラスタル前後でも等倍で入る「こおりのつぶて」で痛手を与えることができます。交代から狩るのは難しめですが、対面なら積んだ後でも対処しやすいのがメリットです。

ドオーは積みを無視して対処

ドオーは特性「てんねん」によってめいそう・じんばいったいを無視することができ、さらにドレインキッス・ギガドレインの両方が半減なので黒馬バドレックス側が突破するのが難しいです。交代出しでも対処できるので対策としておすすめです。
ただ、アンコール持ち・みがわり持ちのバドレックスには注意しましょう。

黒馬バドレックスレイドでの対策方法

ゴーストの一貫性が高いうえに特攻が上がる「じんばいったい」が発動すると一気に起点にされて壊滅するうえに、この特性は上書きも入れ替えも効かないのが厄介です。
攻撃技は特殊一辺倒なので、あくタイプかノーマルタイプを採用して「バークアウト」で特攻を下げまくりましょう。

黒馬バドレックスの対戦での立ち回りについて

特性で全抜きを狙う高速アタッカー

黒馬バドレックスは特性「じんばいったい」による突破性能の高さが魅力であり、今作では弱点をテラスタルで半減に変えられるのも強いです。パラドックスポケモンに先手を取られるのをテラスタルでうまくカバーすることにより、積むスキを作って全抜きを狙っていきましょう。

あくテラスタルでの耐性変更が非常に有効

黒馬バドレックスはスペックは高いもののゴースト・あく4倍が足を引っ張っているというのが剣盾での評価でした。SVではあくタイプにテラスタルすると4倍弱点を半減に変更できるので、1ターンの猶予を獲得しやすいです。
1ターン猶予があれば「アンコール」から「めいそう」に繋ぎやすくなるのが非常に強いので、積みエースとして黒馬バドレックスには優先的にテラスタル権を使わせましょう。

積みエースとして後ろから出す

黒馬バドレックスは相手のポケモン次第ではありますが、いきなり出すよりは有利な対面を作ってから「めいそう」で積んで全抜きを狙っていきたいです。
アンコールで自分も起点を作ることができるので、味方で起点を作るか・自分で起点を作るかを決めやすい控えからの登場で使っていきましょう。

黒馬バドレックスの基本情報

黒馬バドレックスのタイプ・タイプ相性

黒馬バドレックスの特性

黒馬バドレックスの夢特性

黒馬バドレックスの種族値