【ポケモンSV】「テツノカシラ」のタイプ/専用技/特性と入手方法【ポケモンスカーレットバイオレット】

「テツノカシラ」のタイプ/専用技/特性

テツノカシラは三闘のコバルオンのパラドックスポケモンで、はがねエスパータイプの特殊アタッカーです。原種とはほぼ別物の性能となっており、ちょっと遅くなった代わりに中途半端だった攻撃面が特攻寄りになったことで高めの攻撃性能を発揮できます。
また、タイプ相性や専用技の性能が優秀であり、上位のフェアリーに対抗するポケモンとして期待できます。

「テツノカシラ」のタイプは「はがね」「エスパー」

はがね・エスパーのタイプ構成は過去ではメタグロス・ドータクンが活躍したように優秀な構成であり、今作では上位のフェアリータイプにそれなりに有利に戦うことができます。特殊耐久も高く補助技が豊富なので、積み・起点系のポケモンを逆に起点にして積んで行くのも良いでしょう。

「テツノカシラ」が弱いタイプとポケモン

エスパー複合が足を引っ張っており、採用率が高いハバタクカミ・サーフゴーには非常に弱いです。また、パルデア準伝説はそろってあくタイプということでこちらにも不利となっており、特にパオジアン相手はタキオンカッターで有利に立てそうに見えて「ふいうち」で縛られるのがかなり厳しいです。基本的に有利不利が激しく使いどころは選びます。

「テツノカシラ」の専用技

テツノカシラの専用技「タキオンカッター」は必中の2回攻撃であり、はがね特殊技としては実質威力100でデメリットなしという高性能な技です。「きあいのタスキ」「マルチスケイル」といった1回の攻撃を防ぐ効果には強く、先手を取られなければミミッキュをワンパンできるのも強みとなっています。

上を取れば上位環境ポケモンを倒していける

タキオンカッターは威力と2回攻撃の面でかなり強い技であり、スカーフを持たせて上を取っていけば、環境上位のポケモンもワンパンで倒していきやすいです。耐久振りでない高速ハバタクカミならワンパン、テツノツツミもワンパン可能であり、有利な対面を作っていける場面での突破力は随一です。
スカーフを持たせるなど、素早さを補強する手段を考えて使っていきましょう。

「テツノカシラ」の特性

テツノカシラの特性はパラドックスポケモン共通の「クォークチャージ」です。普通に使うと特攻が上がるので、タキオンカッターの高性能と合わせての突破性能が高いです。
素早さをあげようとすると火力をかなり落とさないといけなくなるのが難点なので、素早さがほしい場合は発動にはこだわらないほうが良いかもしれません。

「テツノカシラ」に夢特性はある？

テツノカシラは夢特性がなく、特性は「クォークチャージ」のみとなっています。

「テツノカシラ」の入手方法

「サザレ」のイベントを進めると入手可能

テツノカシラはブルーベリー図鑑を200匹以上埋めて、サバンナ休憩所1のサザレと話すことで居場所を教えてもらえます。あとはエリアゼロの第1観測ユニットの近くの滝の洞窟に入って、テツノカシラを捕獲しましょう。

図鑑を200体以上埋める必要がある

テツノカシラの入手イベントの進行には、ブルーベリー図鑑を200匹以上埋める必要があります。御三家ポケモンも条件になっているので、支援ボードでBPを支払い、御三家の解放も進めておきましょう。

「テツノイワオ」の入手条件も解放される

テツノカシラの入手条件は、同時にテツノイワオの解禁条件ともなっています。こちらは第2観測ユニットのすぐ下にいるので、テツノカシラ入手後にそのまま捕獲しに行くと早いです。

「タケルライコ」と「ウガツホムラ」はスカーレットで入手できる

タケルライコとウガツホムラはバイオレットでは入手することができず、スカーレット限定となっています。テツノカシラ・テツノイワオは逆にバイオレット限定なので、図鑑埋めの際はスカーレットのユーザーと協力して埋めるのをおすすめします。

「テツノカシラ」の厳選はできる？

テツノカシラは一応厳選できますが、個体値はすべて20固定なので、厳選できるのは性格だけです。あまり厳選の意味はないので、適当に捕獲してしまっても問題はありません。

「テツノカシラ」の使い道

「テツノカシラ」はランクマで使用可能

テツノカシラは1月4日から開催のレギュレーションFにて、ランクマッチで使用することができます。環境上位にゴースト・あくが多いことから不利ではありますが、タキオンカッターによる突破力が高いので一定の活躍が見込めます。
同じタイプのメタグロスは物理アタッカーということで使いみちは全く異なるので、特に競合を気にせず、特殊アタッカーとして使っていきましょう。

タキオンカッターは強いが環境上位に不利

テツノカシラはタキオンカッターで「きあいのタスキ」「マルチスケイル」などをあまり気にせずに攻撃できるのが強く、決定力のあるはがねタイプとして使っていけます。しかし環境上位のカイリューはじしん搭載率が高く、ハバタクカミ・サーフゴーはゴースト技、パオジアンやイーユイはあく技で弱点を突いてくるので、環境的にはかなり逆風です。
少なくともシングルにおいては環境上位に弱い欠点をカバーしないと、使うのは難しいです。

「テツノカシラ」はレイド攻略で使える？

テツノカシラはレイドにおいては「めいそう」持ちのはがね特殊アタッカーという強みがあります。「わるだくみ」持ちのサーフゴーと比べると積む速度は遅いですが、自分でエレキフィールドを使用、味方のニャイキングに支援して貰えばかなりの特殊火力が出るので、ワンパンアタッカーの候補として使えます。

最強のインテレオンのようなはがね有利レイドで使っていける

はがねタイプはそこまで需要のある攻撃タイプではありませんが、ニャイキングを一緒に入れることで高い火力を発揮できます。過去に開催された最強のインテレオンは特殊耐久の高さで有利に戦っていくことができるので、ワンパンアタッカーとして今後出番がさらにありそうです。

「テツノカシラ」はクリア後の旅パで使える？

テツノカシラははがね・エスパーが一致なのでやや攻撃範囲は狭いです。ただ、タキオンカッターがタスキ無視という点はかなり強く、ミライドンで特性を発動させれば高い特殊火力を発揮することができます。
ミライドンと組む前提で特殊アタッカーとして起用すると良いでしょう。

四天王再戦や特別講師相手の特殊アタッカーとして使える

ミライドンとの併用がほぼ前提ですが、テツノカシラは藍の円盤クリア後は四天王再戦や特別講師との再戦での活躍ができます。タロを相手にするときはミライドンと並べたり、特別講師戦ではグルーシャ・タイム先生相手に採用しましょう。
他のポケモンとの組み合わせが前提となるので、学校最強大会では周回テンポが遅くなり、あまり使い勝手はよくありません。

「テツノカシラ」は何のパラドックス？

「コバルオン」の未来の姿

テツノカシラは第5世代の伝説のポケモン「コバルオン」の未来パラドックスポケモンです。コバルオン型の最終兵器という説明が図鑑で行われていますが、コバルオンはポケモンを助けるという立場であったので、立ち位置はまるっきり異なり、性格も性能もまったく似ていません。

コバルオンより特殊方面の火力が伸びている

テツノカシラはコバルオンと比較すると素早さが下がっているほか防御も低いのですが、代わりに特防や特攻が大きく上昇しています。攻撃面が中途半端でとっちつかずだったコバルオンと比較すると、特殊アタッカーという明確な使いみちがるので、対戦での使い勝手では上回ります。

「テツノカシラ」の基本情報

「テツノカシラ」のタイプ・タイプ相性

「テツノカシラ」の特性

「テツノカシラ」の夢特性

「テツノカシラ」の種族値