【ポケモンSV】スイクンの育成論と技構成【ポケモンスカーレットバイオレット】

スイクンの育成方針と強いところ

受けで優秀な種族値を持ち技も豊富

スイクンはHP100・防御/特防115と耐久面の種族値がかなり優秀で、対戦面でも弱点2つと耐性4つで受けとして優秀ポケモンです。耐久ポケモンとしては素早さが85と遅いわけではなく、積み技も持っているので火力も悪くありません。持久戦のペースに持ち込めば両受けもできるので、相手の受け崩しがいない場合は鉄壁の強さを持っています。

レイド周回・最強レイドでは活躍できる？

耐久力はかなり高くレイド向けの補助技も覚えるので、最強レイドのサポート要員として採用することは可能です。「ひやみず」「てだすけ」や天候技などを覚えるので、耐性と耐久力を活かしたサポーターとして、マルチや最強レイドで採用しても良いでしょう。

スイクンのおすすめの性格

スイクンでおすすめの性格はずぶとい

スイクンは物理受け・特殊受けどちらも可能ですが、特殊方面も「めいそう」で積みつつ火力を上げることができるので、おだやかで特防補正をかけておくと特殊に更に打たれ強くなります。
物理受け性能を高める技は少なめなので、ずぶといで受ける機会の多い物理技対策をしておくのがおすすめです。

スイクンのおすすめのテラスタイプ

スイクンはフェアリーのテラスタイプがおすすめ

スイクンは打たれ強い一方で火力は低いので、他のアタッカーのようにテラスタル時で一時的に耐性を変更するという使い方はあまりしません。
弱点がそこまでメジャーではなく耐性も優秀なフェアリーのテラスタイプを採用して、受けられる範囲を変更していくのが良いでしょう。

スイクンのおすすめの型・技構成

両受け型

「ねっとう」「めいそう」を活かして物理・特殊の両方を受けることを目的としている型です。「プレッシャー」によって相手のPPを削っていけるのも強く、長期戦で相手の主力技のPPを枯らしていく戦法も行えます。
積めそうなら積み、そうでない場合はサイクルを回して「ねっとう」での火傷を狙っていくのが良いでしょう。

ドラゴン対策のれいとうビームもおすすめ

ドラゴンというよりはカイリュー対策として「れいとうビーム」を採用するのがおすすめです。カイリューはお互いに無振りであればこちらが先攻できるのですが、下手に補助技を使うと「アンコール」で縛られてしまうのが厄介です。
でんじは対策のみがわりは有効ではありますが、常に見かけるカイリューを意識して対策するなら、4倍弱点を突けるれいとうビームがおすすめです。

物理耐久を調整しつつ特防に振る

スイクンはHPは252振りで確定ですが、他の防御・特防に関しては環境で多いポケモンの技を2回確定で耐えられるようにしておくことが大事です。数が多い連撃ウーラオスのインファイトを確定2発耐えられるように防御を92振ったり、カイリューのしんそくを何度耐えるかを意識して防御を振りましょう。
残りはできるだけ特防に振ることで「めいそう」の効果を高めます。

たべのこしで居座り性能アップ

スイクンは回復技が少ないので、耐えるために「たべのこし」を持たせるのが大事です。耐久面に努力値を振ったスイクンの耐久をさらに高めてくれる重要な持ち物で、物理ならねっとう、特殊ならめいそうを併用することでなかなか突破されない耐久力を見せてくれます。

スイクンと相性の良いポケモン

起点を作れるポケモンや相性補完を重視

スイクンは相手の交換を誘いやすいポケモンなので、先発で「ステルスロック」「どくびし」などを撒いておくと優位に戦いやすいです。こちらの交換も行うことが多いので、サイクルを回していける「霊獣ランドロス」や、タイプ相性補完が良い「ゴリランダー」「炎オーガポン」などを採用するのが有効です。

スイクンの対策ポケモンと対策方法

みず耐性のあるポケモンなら対策しやすい

スイクンは積むまでは火力がなく、攻撃技がねっとうしか無いことが多いので、これを対策されると何もできないことが多いです。ちょすい持ちくさタイプの水オーガポンは天敵であり、他にも高火力のゴリランダーや、みがわり持ちでスイクンより早いポケモンなども苦手なので、このあたりで対策していくと良いでしょう。

水オーガポンはちょすいでほぼ完封

水オーガポンはちょすい持ちなので「ねっとう」が効かず、さらにツタこんぼうで抜群を取ってスイクンを攻撃できます。ねっとう無しのスイクンの耐久力は物理方面はそこまで高いわけではないので、ほぼ完封して倒せます。「ほえる」で流されるので、積まずに攻撃していくのが良いでしょう。

ゴリランダーなら高火力でゴリ押し

ゴリランダーはグラススライダーによるゴリ押しが有効です。剣盾より威力が落ちたとはいえスイクンの耐久力では追いつかないので、ねっとうに注意しながら攻撃していくのが良いでしょう。

トドロクツキはみがわりで対策しやすい

トドロクツキは先手を取って「みがわり」すればねっとうでみがわりが壊されないので対応しやすく、火傷も防ぐことができます。起点にすることはできないものの、サイクル重視の戦いになってもダメージレースで有利に立ちやすく、スイクンを押し切ることができます。

スイクンレイドでの対策方法

耐久力が高いのですが、積まないと火力を出すことができません。倒すのに時間ががかるものの、倒すこと自体はそれほど難しくなく、特に短期を重視すれば楽勝です。
ただ、ソロの場合は攻略に時間がかかるので「めいそう」には気をつけないといけません。

スイクンの対戦での立ち回りについて

耐久力を活かした受け/流し役

スイクンは物理も特殊も耐久力が高く、特に物理に対しては「ねっとう」で攻撃し続ければ相手側が不利になっていきます。耐久ポケモン対策として定番の積み技は「ほえる」で崩すことが可能であり、積んでしまえば突破力も高いです。

テラスタルはそこまでメリットが大きくはない

スイクンはテラスタルの主要目的である「火力を上げる」「攻撃範囲を広げる」の2つはほぼ無関係で、「耐性を変えて切り返す」動きもそこまで得意なわけではありません。タイプ相性を変更してさらに耐えやすくするフェアリー・はがね等のテラスタルは有効ではありますが、テラスタル権はできれば他のポケモンに回すのがおすすめです。

受けポケモン/サイクル要員として優秀

スイクンはねっとうの物理受け、めいそうの特殊受けのどちらもこなすことができ、積み技やサイクルを崩す「ほえる」も使えます。居座っても交代を使っても使える受けポケモンであり、相手の攻撃を一度止めるクッション役としてもおすすめです。
どちらかというと先発ではなく交代で出していくのが良いでしょう。

スイクンの基本情報

スイクンのタイプ・タイプ相性

スイクンの特性

スイクンの夢特性

スイクンの種族値