【ポケモンSV】ホワイトキュレムの育成論と技構成【ポケモンスカーレットバイオレット】

ホワイトキュレムの育成方針と強いところ

広範囲の攻撃で攻めの面で強い

ホワイトキュレムは禁止級を含めてもトップクラスの特攻種族値170であり、こおり技とサブウェポンのほのお技で広い攻撃範囲を持っています。一般ポケモンならワンパンできる火力が魅力で、さらに伝説のドラゴン対策であるこおり半減も優秀です。
ただしはがねには非常に弱く、得意不得意がはっきりしているポケモンなので扱いはやや難しく、どちらかというとダブルバトル向けの性能です。

レイド周回・最強レイドでは活躍できる？

ホワイトキュレムは特殊火力は高いものの積み技に乏しく、補助技もあまり良いものは覚えません。回復能力も低くレイドバトルにおいてはソロ・最強レイドともに使いにくいので、残念ながらあまりレイド攻略には向いていません。

ホワイトキュレムのおすすめの性格

ホワイトキュレムでおすすめの性格はおくびょう

ホワイトキュレムは素早さ種族値が95であり、伝説戦のメジャーな素早さである90を少し上回っています。最速にすれば有利な相手にはとことん有利に戦うことができるので、素早さ補正をかける「おくびょう」での採用がおすすめです。

ホワイトキュレムのおすすめのテラスタイプ

ホワイトキュレムはほのおのテラスタイプがおすすめ

ホワイトキュレムはほのお技を一致で撃てるようになって攻撃範囲が広くなる「ほのお」テラスタイプにするのがおすすめです。苦手なはがね/フェアリーにも対応できるようになるという防御面でのメリットもあり、選ぶ意義は大きいといえます。
ただ、伝説戦トップメタのカイオーガに弱くなってしまう点には気をつけましょう。

ホワイトキュレムのおすすめの型・技構成

特殊アタッカー型

一致技に加えて攻撃範囲を広げることができるほのお・地面の特殊技も採用しているフルアタ型です。いのちのたま＋一致りゅうせいぐんがかなり強力なので等倍でもゴリ押しできるほか、そもそもの抜群範囲が広いのも魅力です。
素早さは半端なので、できれば味方の「おいかぜ」「ねばねばネット」といった補助技を活用していくのが良いでしょう。

雪パで採用するなら「ふぶき」も優秀

みずにも弱点がつける「フリーズドライ」は攻撃範囲が広く強力ですが、雪パで必中威力110になる「ふぶき」も強力です。シングルでは継続ターンの問題で採用するのが難しめなのですが、ダブルならみずタイプは味方に対処を任せるという手段も取れるので、ふぶきを採用してドラゴンタイプへの打点を上げていくのも良いでしょう。

高い特攻をできるだけ高めておく

ホワイトキュレムは特攻種族値が170もあるメリットを活かした特攻振りと、素早さ95で激戦区の90を抜ける素早さ252の極振りがおすすめです。伝説戦では明確な調整先がうまれやすいので、環境が整ってきているのなら素早さや特攻を少し削って耐久に回す選択肢もあります。
素早さ補正を高めるためにおくびょうの性格を採用してはいますが、味方で補助できるのなら「ひかえめ」と併用してさらに特殊火力を高めても良いでしょう。

いのちのたまで火力を上げてゴリ押し

技を選択できる中で最大威力補正がかかる「いのちのたま」を持たせるのがおすすめです。撃ち逃げ前提であれば「こだわりスカーフ」「こだわりメガネ」も有用ですが、キュレムの場合は攻撃範囲が広く撃ち分けができるメリットがあるので、いのちのたまを持たせるのが良いでしょう。

ホワイトキュレムと相性の良いポケモン

起点作りポケモンやトドメ役がおすすめ

ホワイトキュレムは強い相手にはとことん強く出ることができるポケモンなので、強く出られる範囲を広げていくことが大事です。「ねばねばネット」持ちのポケモンなら相手の素早さを下げてホワイトキュレムが先攻できるようにできるので、特におすすめとなっています。
また、ホワイトキュレムが場を荒らしたあとのトドメ要員として、対面性能が高いミミッキュなどを入れておくのも良いでしょう。

ホワイトキュレムの対策ポケモンと対策方法

先手を取れるはがねタイプ等がおすすめ

ホワイトキュレムは特性でがんじょう/ふゆうなどの特性を無視する上に攻撃範囲が広い厄介な相手ですが、ほのおは基本的には不一致なのではがねタイプで対処しやすいです。今作の場合はテラスタルでの切り返しに注意しないといけませんが、先手を取れる高火力のはがねタイプや、シャドーボール未採用だと有利なバドレックスなどを採用すると良いでしょう。

ザシアンなら上を取って倒しやすい

ザシアンならねばねばネットを含めてもなお上から攻撃することができ、ホワイトキュレム側はテラスタルを切らないと対処することができません。ほのおテラスタルされるとはがねは半減されますが、せいなるつるぎなら等倍で通るので、テラスタルを使われるかどうかをうまく判別していきましょう。

ホウオウなら特殊耐久が高く安定しやすい

ホウオウは特殊耐久が非常に高く、等倍でも余裕で耐えることができます。「さいせいりょく」の特性も非常に強いので、受け出しの後に引っ込めてHPを回復するというサイクル戦での採用もできます。
キュレム側はホウオウ突破にいわ技がほしいところなので、対策されにくいメリットもあります。

黒馬バドレックスは先手を取って優位に立てる

黒馬バドレックスは非常に素早く、さらに耐性面で優位に立ちやすいのでホワイトキュレムには有利に戦っていけます。シャドーボールを持たれていると即死するのに注意が必要ですが、突破力を高めて全抜き狙いをしていっても良いでしょう。

ホワイトキュレムレイドでの対策方法

特殊火力が非常に高く、特性を無視して攻撃してくるのも厄介です。ただ、こおりテラスタルならかくとう、ドラゴンテラスタルならフェアリーが弱点となることから、倒す方で考えるとそこまで厄介というわけでもありません。ソロは大変ですが、特防の高い味方でサポートしながら戦っていきましょう。

ホワイトキュレムの対戦での立ち回りについて

突破力の高い特殊アタッカー

ホワイトキュレムは伝説でもトップクラスの特攻と「りゅうせいぐん」によるゴリ押しの突破力が高く、攻撃範囲もかなり広いです。力押ししかできないとはいえ火力は充分に高いので、伝説戦においても優秀なアタッカーとして使っていくのが良いでしょう。

テラスタルで耐性を克服するのが有効

ホワイトキュレムは弱点がはっきりしているので、弱点カバーのためのテラスタルが有効です。今作ではほのお技を一致で撃てるメリットもあるので、はがねタイプを返り討ちにしやすくなりました。
ただ、弱点がかなり変わるので普段は勝てる相手に負けてしまうようになることには注意しましょう。

特殊アタッカーとして場を整えて登場

ホワイトキュレムは素早さが高めとはいえ、苦手な相手はかなり苦手です。突破力があるぶん相手もホワイトキュレムを止めようとしてくるので、相手の対策ポケモンをうまく対処する必要があります。
そのため、まずは起点づくりポケモンで場を整えてから登場する特殊アタッカーとして使っていきましょう。

ホワイトキュレムの基本情報

ホワイトキュレムのタイプ・タイプ相性

ホワイトキュレムの特性

ホワイトキュレムの夢特性

ホワイトキュレムの種族値