【ポケモンSV】サマヨールの育成論と技構成【ポケモンスカーレットバイオレット】

サマヨールの育成方針と強いところ

「しんかのきせき」と豊富な変化技で耐久が強い

サマヨールはヨノワールの進化前ですが、第3世代では最終進化だったこともあり耐久力が非常に高いです。「しんかのきせき」を持たせることで種族値200越え相当の硬さとなり、おにび・いたみわけなどの多彩な補助技と組み合わせることで耐久を行えるのが強みとなっています。

サマヨールのおすすめの性格

サマヨールでおすすめの性格はのんき

サマヨールはトリックルームを使うかどうかで素早さ補正を下げるべきかどうかが変わりますが、基本的には防御が上がる性格にして物理耐久を高めるのが良いでしょう。素早さを下げるのなら「のんき」が、下げないのなら「ずぶとい」がおすすめです。

サマヨールのおすすめのテラスタイプ

サマヨールはあくのテラスタイプがおすすめ

サマヨールは自分よりも他のポケモンをテラスタルさせた方が良いですが、テラスタイプとしては「あく」との相性が良いです。弱点のあく・ゴーストが半減に変わり、さらに「いたずらごころ」からの「ちょうはつ」で機能停止するのを防ぐのに使えます。

サマヨールのおすすめの型・技構成

起点作成&トリル型

トリックルームを起動してトリルエースに繋いで行く起点作り型です。トリックルームはシングルではやや使いづらい面もありますが、豊富な補助技を使うことによって起点を作りやすいので、トリルの起動役として優秀です。
また、相手のポケモンがちょうはつを持っていない場合であれば延々と耐久し続けてのろいのダメージで相手を落とすことも可能です。

トリックルーム以外の技選択肢が広い

サマヨールはゴーストタイプらしく、補助技を豊富に習得することができます。のろいは相手への負担が大きい利点があるものの確実に退場できるとは限らないので、より確実なおきみやげと入れ替える選択肢があります。役割次第ではおにびも有効なほか、ちょうはつで止まらないようにナイトヘッドを入れる選択肢もあるので、型の軸となっているトリックルーム以外は用途やパーティに合わせて技を入れ替えましょう。

トリックルームを起動してのろいで退場する

サマヨールは素早さがかなり低いので、トリックルームを始動後は多くの相手を抜かすことができます。トリックルーム始動の次のターンにのろいを発動して相手のHPを減らしつつ自分のHPを半分削って退場、エースのポケモンを暴れさせるという運用が基本です。

おみとおしで相手の型を判別できる

サマヨールの特性は耐久をするなら「プレッシャー」が強いのですが、起点作りの場合は「おみとおし」で相手の持ち物を判別することで型を見破る方がおすすめです。初手で相手の動きが推測できるのは読み合いにおいて大きなメリットなので、起点型ならおみとおしを採用しましょう。

イカサマ対策で攻撃個体値は0が理想

サマヨールは耐久ポケモンとしては攻撃力が高めなので、相手が耐久ポケモンの場合は「イカサマ」でそこそこ大きいダメージを受けてしまいます。そこまで厳密にしなくても良いですが、攻撃はできるだけ低くしておく方が、崩される可能性を減らすことが可能です。

サマヨールと相性の良いポケモン

素早さの低いエースポケモンを出したい

サマヨールはトリックルーム始動要員として強いので、後続から出すポケモンはなるべく鈍足で高い火力を出せるポケモンにしたいです。素早さ以外のステータスが高く一貫性も高いガチグマたちや、火力が非常に高いテツノカイナなどがおすすめです。

サマヨールの対策ポケモンと対策方法

ちょうはつ持ちや耐久に強いポケモンがおすすめ

サマヨールは非常に硬く突破しづらいポケモンですが、補助技ありきの性能なので「ちょうはつ」を使うことで機能停止しやすいです。また、耐久型の場合は「はたきおとす」を使っても良いでしょう。
アンコールはトリックルームの対策としては使いづらいので、対策できるかどうかは相手に左右されます。

サーフゴーは変化技が効かないので最有力

サーフゴーは変化技が効かないので、サマヨール側からの撃つ手がありません。トリックルームをこだわりスカーフ持ちのトリックで妨害したり、サマヨールを起点にしてわるだくみを積んでいくという戦法も取れるので、型によらずに対策がしやすいです。

コノヨザルはちょうはつで止めつつ起点にできる

コノヨザルは「ちょうはつ」でサマヨールの補助技を止めつつ、ビルドアップから起点にすることができます。メンタルハーブ持ちサマヨールはほぼ存在しないことから、ちょうはつでトリックルームを始めとした補助技停止を狙っても、ちょうはつ解除からトリックルーム→おにびで反撃を受けるということがないのも嬉しいです。

ハッサムははたきおとすで耐久を下げることが可能

ハッサムはサマヨールのしんかのきせきを「はたきおとす」で奪うことが可能です。さらに先制技持ちであり、トリックルーム下でもサマヨールより先に動くこともできます。とんぼがえりで有利対面をトリル下で作っていくこともできますが、「おにび」されると機能停止することには注意しましょう。

サマヨールレイドでの対策方法

レイドでは硬さは厄介ではありますが、しんかのきせき持ちではないので対戦ほどの厄介さはありません。補助技をちょうはつで止めればあっさり機能停止するので、弱点を突きづらいゴーストであっても、高火力アタッカーでゴリ押し突破を狙っていけます。

サマヨールの対戦での立ち回りについて

補助技を駆使して相手の動きを妨害する

サマヨールは進化後のヨノワールよりも硬くすることができるので、耐久力はかなり高いです。豊富に覚える妨害技で相手の動きを邪魔することができるので、「ちょうはつ」に注意しつつ高い防御面で敵の攻撃を受けていき、そのまま起点にしていきましょう。

あくテラスタイプは強いがテラスタル向けではない

サマヨールはテラスタルとの組み合わせは「あく」との相性が良く、弱点や耐性タイプを大きく入れ替えることができます。しかし、基本的にはトリックルームで繋いだアタッカーが切り返しのために使った方が良い結果に繋がりやすいため、サマヨールでテラスタルを消費してしまうのはあまりおすすめではありません。

受けポケモン・サポートとして使いたい

サマヨールは攻撃面を重視するなら進化系のヨノワールを使ったほうが良いので、基本は受けポケモン・サポートポケモンとして使っていくことになります。しんかのきせきを持てば非常に硬いので補助技を使う前に倒されることは少ないですが、「ちょうはつ」「はたきおとす」にはかなり弱いことには注意しましょう。

サマヨールのおすすめのタマゴ技

いたみわけ・おきみやげが有用

サマヨールの遺伝技のうち、自分と相手のHPを平均化する「いたみわけ」と、自己退場技として使える「おきみやげ」の2つは耐久・起点作りなどでつかっていけます。どちらもハバタクカミが自力で覚えるので、1匹からまとめて遺伝させましょう。

サマヨールの基本情報

サマヨールのタイプ・タイプ相性

サマヨールの特性

サマヨールの夢特性

サマヨールの種族値