【ポケモンSV】エレキブルの育成論と技構成【ポケモンスカーレットバイオレット】

エレキブルの育成方針と強いところ

攻撃範囲が広くでんき無効が強い

エレキブルはでんきタイプとしては攻撃範囲が広く、さらに特性ででんきを無効化して素早さを上げることができるので、サイクルや対面で採用しやすいアタッカーです。
素早さは高めとはいえ連撃ウーラオスに負けているのが悩ましいですが、技範囲や補助技の豊富さを活かして使っていきましょう。

レイド周回・最強レイドでは活躍できる？

攻撃しながら能力値を下げる技を覚えず、アタッカーとしても技の威力が半端なのでレイドにはあまり向きません。「でんきエンジン」によるでんき耐性も、もともと電気半減でそれほど活かせないので、レイドでは使いにくくなっています。

エレキブルの特性とおすすめ

「でんきエンジン」はでんきを読めば素早さが上がる

エレキブルの特性「でんきエンジン」は、でんき技を受けるとダメージを無効化したうえで素早さが1段階上昇します。エレキブルのやや惜しい素早さをカバーしてくれるので、眠り無効で使い方がピンポイントな「やるき」よりもおすすめです。

エレキブルのおすすめのテラスタイプ

「ステラ」で攻撃範囲の広さを活かせる

エレキブルは覚える技のタイプが多いので、「ステラ」テラスタイプがおすすめです。タイプ一致のでんきは初回のみ2倍、他のタイプの技は初回のみ1.2倍の恩恵が大きく、でんき技を2回撃つのでも無い限りは攻撃面を強化しやすいです。

エレキブルは「れいとうパンチ」を覚える

エレキブル以外に「れいとうパンチ」を覚えさせておきたいポケモン

エレキブルはでんきタイプとの相性補完に優れる「れいとうパンチ」を習得することができます。でんきタイプでこおり技を習得できるのは非常に珍しく、こおりテラスタルに頼ることなくでんき耐性持ちのタイプの弱点を突いていけます。
他には「メタグロス」も習得ポケモンとしておすすめであり、ドラゴンに対して攻防で有利になることが可能です。

エレキブルのおすすめの性格

「いじっぱり」「ようき」を目的に合わせて選びたい

エレキブルは素早さ種族値が95という絶妙な数字であり、最速にしても連撃ウーラオスを上回ることができません。「でんきエンジン」発動想定であれば素早さ特化しなくても充分とも言えるので、火力重視の「いじっぱり」を採用すると良いでしょう。
ただ、最速にするメリットも存在するので、明確に抜きたい相手がいるなら「ようき」でも良いでしょう。

エレキブルのおすすめの型・技構成

とつげきチョッキ型

「とつげきチョッキ」で特防を上げ、サイクルで交代出ししやすくすることを想定した型です。幸いおぼえる技の範囲がかなり広いので、攻撃技を搭載するのには困りません。
でんき技を読んででんきエンジンを発動できた場合は素早さが大幅改善されるので、攻撃範囲の広さを活かしやすくなります。

「くさわけ」習得で素早さをカバーするのも手

エレキブルはとつげきチョッキ持ちでも使える「くさわけ」を習得します。素早さ1.5倍によって半端な素早さをカバーでき、特性発動も不要なので、サイクルで相手の交代を読んで使っていくと良いでしょう。

「とつげきチョッキ」持ちで交代出ししやすくする

「とつげきチョッキ」をもたせると特防が1.5倍になるので、特殊攻撃を見つつ交代しやすくなります。エレキブルは耐性がやや少なめではありますが、交代できるチャンスを増やせば広い攻撃範囲を活かせるのでおすすめです。

「サンダーダイブ」は外さなければ耐久を削らない

藍の円盤で習得した「サンダーダイブ」は威力100命中95のでんき物理技です。ワイルドボルトより少し威力が高く、外さないかぎりは反動がないので、耐久をあまり削らないのがメリットです。
ただ、外すとHPを最大の1/2も減らされてしまうことには注意が必要です。

攻撃特化でできるだけ物理火力を高める

エレキブルは特性発動によって素早さをカバーすることを前提に努力値ふりをすると良いでしょう。明確な調整先があるなら多少素早さ・攻撃を削っても良いですが、基本的に攻撃は252の極振りにして、いじっぱりの補正と合わせて物理火力を高めるようにしたいです。

エレキブルと相性の良いポケモン

「ひこう」「みず」タイプと組むのがおすすめ

エレキブルは「でんきエンジン」発動を誘いたいので、でんき弱点のポケモンと組ませたいです。特に「ひこう」はエレキブルの弱点のじめんをカバーしてくれるので噛み合いが良く、サイクルを回していくのならおすすめとなっています。

エレキブルの対策ポケモンと対策方法

弱点を突かれにくいポケモンでの対応がおすすめ

エレキブルはやや火力が低めで積み技も有用なものがないので、弱点を突かないとあまり火力を出すことができません。でんき・こおり・かくとうなどは採用率が高めなのですが、それらで弱点を突かれない・突かれても痛手になりにくいポケモンで対策するのがおすすめです。

「炎オーガポン」は弱点を突かれにくく火力ゴリ押し可能

炎オーガポンはでんき半減であり、じめん・こおりタイプは等倍なのでエレキブルから受けるダメージが低めです。炎オーガポン側からも等倍ですが、そもそもの火力が高くエレキブルの耐久が低めなので、等倍で押し切ることが可能です。

「ブリジュラス」は「じきゅうりょく」で耐えやすい

ブリジュラスはかくとう・じめん等で弱点を突かれますが、そもそも物理耐久が高いうえに「じきゅうりょく」でどんどん防御が上がるのでエレキブルの攻撃に耐えやすいです。防御を積んで「ボディプレス」で大ダメージを入れやすいので、交代からでも比較的対処しやすくなっています。

「ガチグマ(アカツキ)」は耐久が高く対処しやすい

ガチグマ(アカツキ)はこおり・かくとうが弱点ですが、物理耐久が高いのでそこまで痛いダメージは受けません。「だいちのちから」で弱点を突いて倒して行けるので、対面からならエレキブルを処理しやすいです。

エレキブルレイドでの対策方法

でんき・じめん・かくとう技を持っていますが、相性補完の面ではそこまで優秀な攻撃技を持っているわけではありません。「ふゆう」持ちでの対処がしやすく、じめんタイプも受けるダメージは少ないので、どのタイプで登場してもこれらのタイプを使って攻略すると良いでしょう。

エレキブルの対戦での立ち回りについて

攻撃範囲の広さで弱点を突いていく

エレキブルは覚える技のレパートリーが広いことから、攻撃範囲が広いポケモンです。環境上位はでんきの通りが良い相手が多いほか、「でんじは」読みで交代出しすれば無償で出して素早さも上がるので、有利な相手に対して出して攻撃していくという基本通りに使っていきましょう。

攻撃範囲・威力強化のテラスタルがおすすめ

エレキブルは攻撃範囲拡大のほか、攻撃の威力を高める目的でもテラスタルと相性が良いです。ひこうテラスタイプを使って1ターンの行動保障を得つつでんきを無効化する動きも強いので、テラスタルとの相性は良いです。

先発でも控えでも起用できる

エレキブルは攻撃範囲が広いので、先発でも控えでもアタッカーとして起用しやすいです。ただ、「でんきエンジン」発動のためには初手からいるのがバレているのは読み合いの面で不利なので、相手のでんき技を読んで後ろから交代で出していくのが良いでしょう。

エレキブルのおすすめのタマゴ技

あまり有用な遺伝技がない

エレキブルはあまり有用な遺伝技を持っていません。レベルアップ・わざマシンで習得できる技で色々なタイプの攻撃技を覚えさせるのがおすすめです。

エレキブルの基本情報

エレキブルのタイプ・タイプ相性

エレキブルの特性

エレキブルの夢特性

エレキブルの種族値