【ポケモンSV】バシャーモの育成論と技構成【ポケモンスカーレットバイオレット】

バシャーモの育成方針と強いところ

「かそく」が強力な高速アタッカー

バシャーモは素の素早さはそれほど高くはありませんが、特性の「かそく」によって素早さが急上昇していき、毎ターン1段階アップによって多くのポケモンを追い抜けます。
安定して上から攻撃できるうえに今作では先制技潰しもできるようになったので、高速アタッカーとしては非常に優秀な性能です。

レイド周回・最強レイドでは活躍できる？

「かそく」の旨味がなく、アタッカーとしてはそこまで火力を出せるわけではありません。タイプが同じで火力のある炎ケンタロスなどライバルもかなり多いため、あえてレイドでバシャーモを使うことはまず無いと言って良いでしょう。

バシャーモの特性とおすすめ

特性は「かそく」を採用して高速アタッカーとして活躍させたい

バシャーモは特性に「かそく」「もうか」がありますが、もうかは耐久がそんなに高いわけではないバシャーモでは活かすのが難しいです。加速して素早さを上げつつ上から殴っていくのが明らかに強いため、特性は「かそく」を採用するのが良いでしょう。

バシャーモのおすすめのテラスタイプ

「ほのお」テラスタイプで一致火力を強化したい

バシャーモは先手を取って攻撃しやすいうえに、先制技は「はやてがえし」で対処することができます。耐性を強化して1ターンを凌ぐよりは火力を強化した方が強みを活かしやすいので、最大火力を強化するうえに耐性もそこそこ優秀な「ほのお」テラスタルを採用するのがおすすめです。

バシャーモは「まもる」を覚える

バシャーモ以外に「まもる」を覚えさせておきたいポケモン

バシャーモは特性の「かそく」がターン終了時発動なので、なるべくかそくを発動させてから動きたいです。1ターン確実に攻撃を防げる「まもる」を採用して攻撃をしのいでいくと良いでしょう。
ほぼ全てのポケモンがまもるを習得可能ですが、「時間をかせげる」というのが強みなので、特性で大きく回復できるグライオンのようなポケモンに習得させるのも有効です。

バシャーモのおすすめの性格

「ようき」で抜かせる相手を増やしたい

バシャーモは高速物理アタッカーなので性格は「ようき」ほぼ一択です。1段階上昇で高速のテツノツツミ・ハバタクカミ以外の相手はほぼ追い抜けるようになるので、なるべく高速を意識していきましょう。
明確な調整先があるのであれば、素早さを少し削るのも良いですが、それでも「いじっぱり」を採用するよりも素早さに補正をかけるメリットが大きいです。

バシャーモのおすすめの型・技構成

かそくアタッカー型

バシャーモの型で最もスタンダードな、「かそく」を発動して相手よりも早く動いていくことを重視したアタッカー型です。まもる採用によってかそくを確実に発動させていきたいのですが、非常に読まれやすいことには注意して使っていきましょう。
先発よりは先発が削ったポケモンを確実に対処していく使い方がおすすめです。

対策したい相手に対応してサブウェポン採用もあり

バシャーモの技構成はフレアドライブ、インファイト、まもるまではほぼ確定なので、残りの1枠をどうするのかが重要です。バシャーモを受けに出てきたカイリューやランドロスを対処するためのテラバースト(こおり)や、ポリゴン2などの持ち物依存の相手を対処しやすい「はたきおとす」などがあるので、どのポケモンに対応したいかで自由枠の技を決めましょう。

攻撃と素早さに極振りして高速アタッカー化

バシャーモは先制できるのであれば耐久をあまり考える必要がないので、攻撃と素早さに努力値を極振りして使っていくのがおすすめです。素早さは多少調整の余地があるので、少しでもHPに回して耐える範囲を増やしても良いでしょう。

「はやてがえし」の採用で先制技を対処

DLCで追加された「はやてがえし」は先制技を阻止しつつ相手をひるませることができます。先制技でバシャーモを縛ってくる相手を対策することができるので、ふいうちなどを警戒するのならおすすめです。
ただ、ダメージはそれほど大きくないので、いのちのたまの反動ダメージがそこそこ痛いことに気をつけましょう。

「いのちのたま」で火力をさらに強化する

バシャーモは攻撃面の種族値がそれほど高くない二刀流気味の配分なので、物理特化でもやや決定力に欠けています。「まもる」を採用する都合でこだわりアイテムは持てないので、技選択が可能なうえで火力を大きく伸ばせる「いのちのたま」をもたせましょう。

バシャーモと相性の良いポケモン

対面性能重視のポケモンと組ませたい

バシャーモは苦手なカイリューにはあまり対処できる手段がなく、さらに3体を突破しきるのはなかなか難しいです。先発で出して場を荒らすよりは、先発のポケモンの残した撃ち漏らしを処理していくのに向いているので、対面性能が高く複数のポケモンを対処しやすいポケモンと一緒にパーティに採用しましょう。

バシャーモの対策ポケモンと対策方法

素早さが関係なく有利なポケモンを採用したい

バシャーモは弱点を突かないと火力を出しきれないので、先制で攻撃されても耐えることができ、返しの攻撃でバシャーモを大きく削れるポケモンを採用するのが良いでしょう。
カイリューは対策として非常におすすめなほか、連撃ウーラオスも対処がしやすいです。

カイリューは多くの型を安定して後出しで処理できる

カイリューはバシャーモの一致技を両方とも半減できる点から非常に相性が良いです。交代からでも比較でき対処がしやすいほか、採用しやすい「じしん」で狩っていけるのも強いです。
また、採用技次第では「アンコール」で縛っても良いでしょう。

連撃ウーラオスはまもるを無視して攻撃できる

連撃ウーラオスはタイプ相性面でそれなりに有利であり、さらに「すいりゅうれんだ」でまもるを無視して攻撃することが可能です。交代からの後出しで対処するのは難しいですが、対面であれば対処できるポケモンの1匹となっています。

ヘイラッシャはバトンタッチ型でも対処可能

ヘイラッシャは物理受けとして有用なほか、バシャーモが「バトンタッチ」を採用した型であっても、後続への積みバトンを無視することができます。バシャーモが習得する技でヘイラッシャの突破をするのも難しいので、ウェーブタックルで倒したり、じわれで交代先を狙い撃ちしていくと良いでしょう。

バシャーモレイドでの対策方法

バシャーモは現状ではレイドでは登場しないのですが、最強レイドで登場する可能性もあります。「かそく」で先手をほぼ確実に取りつつ高火力物理で攻めてくるので、先に守りを固めるのが大事です。
かそくによる素早さアップを対処するのは無理なので、先手で動かれることを前提に、一致弱点を突かれないポケモンで挑みましょう。

バシャーモの対戦での立ち回りについて

「かそく」発動回数を稼いで上から殴っていく

バシャーモは「まもる」も併用して「かそく」発動回数を稼いでいくことが大事です。相手もまもるは読んでくるので相手の動きを予想しながら、かそくを2～3回発動できるようにして、有利な相手を上から攻撃して倒していくようにしましょう。

テラスタルは一貫性を作れるなら行いたい

バシャーモは攻撃面で強いタイプの一方で耐性面ではそこまで優秀ではありません。フレアドライブ・いのちのたまでガリガリHPが削れていくので、テラスタルは切り返しで使うよりは、上を取って殴っていく前提でほのお一致火力を伸ばすことができる「ほのお」を採用して、相手の残りポケモンを処理していくと良いでしょう。

控えから死に出しで相手を倒していく

バシャーモは先手で出すよりは、相手のポケモンを倒していって、残ったポケモンを処理していくのがおすすめです。先に対面性能の高いポケモンで場を荒らしつつ負担をかけていき、死に出しで相手のポケモンを狩ってかそく発動回数を稼いでいきましょう。

バシャーモのおすすめのタマゴ技

対戦で使いたいタマゴ技はない

バシャーモのタマゴ技は対戦で実用的なものが少ないです。優先度+2で攻撃できる先制技のフェイントは一応は採用圏内でありますが、今作は「はやてがえし」のほうが先制技対策として有用なので、特に遺伝させたい技はありません。

バシャーモの基本情報

バシャーモのタイプ・タイプ相性

バシャーモの特性

バシャーモの夢特性

バシャーモの種族値