【ポケモンSV】バクフーンの育成論と技構成【ポケモンスカーレットバイオレット】

バクフーンの育成方針と強いところ

高めの素早さから高火力のほのお技で攻撃できる

バクフーンは威力150のほのお技「ふんか」を習得し、さらに特攻も素早さも高めです。先手を取って「ふんか」を使っていけばかなりの特殊火力を出せるので、バクフーンを使うなら基本的にはふんか型がメインになるでしょう。
ただしかなり読まれやすいので、環境によって活躍できる・できないは大きく変わります。

バクフーンのおすすめの性格

バクフーンでおすすめの性格はおくびょう

バクフーンは素早さが激戦区の100なので、ここを妥協すると多くのポケモンに先に動かれてしまいます。スカーフをもたせれば素早さをカバーすることは可能ですが、「ふんか」は先に撃てないとHPを削られて威力が落ちるので、基本的には「おくびょう」で最速に育成しましょう。

バクフーンのおすすめのテラスタイプ

バクフーンはほのおのテラスタイプがおすすめ

バクフーンはタイプ一致の「ふんか」を使うのがシンプルながら一番火力を出すことができます。ほのおテラスタルすれば一致補正が2倍になってさらにふんかの威力が上がるので、環境の上位のポケモン対策などの難しいことを考えないのであれば、ほのおテラスタイプにしてふんかを強化するのがおすすめです。

バクフーンのおすすめの型・技構成

スカーフ噴火型

バクフーンの型ではおそらく一番メジャーな、高威力の「ふんか」を「こだわりスカーフ」でぶつけていく型です。当然相手にはバレバレなので使う場面は選びますが、特殊受け特化のポケモンがあまり多くないSVでは意外な活躍を見せてくれるかもしれません。
ほのお技は2つ用意しておくと、「もうか」発動時にもう一度出た時の火力を出しやすくなります。

サブウェポンを持たせて広く攻撃範囲を確保

バクフーンは色々な特殊技を覚えるので、ほのお技以外も持たせて、不利なポケモンと対面したときに対処できるようにしておきたいです。残念ながら交代技はないので、基本的には特殊の高威力技、かつほのおと補完できるタイプの技がおすすめです。

ふんかで高火力を出していく

ふんかは威力150・命中100の高性能な特殊ほのお技で、バクフーンはふんか持ちではかなり特攻・素早さが高いポケモンです。HPが減ると威力が落ちていくというデメリットがあるのですが、こだわりスカーフで先に攻撃するようにすれば、そのデメリットを軽減することができるので、おすすめです。

交代出しするなら「もらいび」もあり

基本的には引っ込んだあとにもう一度火力を出すための「もらいび」の特性がおすすめです。しかし「もらいび」にしておけば交代でほのお技を無効化しつつ自分のほのお技威力を上げるチャンスにも繋がるので、パーティの構成次第ではもらいびの夢特性を厳選しても良いでしょう。

特殊受けやほのお半減が多いなら選出しない

バクフーンは苦手なポケモンはとにかく苦手です。特殊受けにはダメージを出しづらく、ほのお半減が多い場合もあまり有効なダメージを出せません。無理に選出しても相手に圧力をかけることができないので、見せあいの時点で相手のほのお受けが多いようであれば、選出しないことも考えておきたいです。

バクフーンと相性の良いポケモン

特殊受けやほのお受けに強いポケモンがおすすめ

バクフーンは「ハピナス」のような特殊受けや、「ヘイラッシャ」「カイリュー」のようにほのお技を半減してくるポケモンが苦手です。そのようなポケモンはバクフーンでは対処できないので、特殊受けには強力な物理アタッカー、ほのお受けには弱点を突ける「でんき」「くさ」「フェアリー」などのポケモンを入れることで、お互いに苦手分野をカバーするようにしましょう。

バクフーンの対策ポケモンと対策方法

特殊受けやほのお半減ポケモンがおすすめ

バクフーンは基本的に「ふんか」一辺倒なので、特殊耐久が高いポケモンやみずタイプ・ドラゴンタイプのようなポケモンで簡単に受けることが可能です。スカーフの場合はバクフーン側から引かざるを得ないので、きあいだまに注意しながら交代でバクフーンを受けられるポケモンを出しましょう。

カイリューは相手の突破を許さずPP切れも狙える

カイリューは耐久力が高いうえに「はねやすめ」も覚えるので、バクフーンでは突破は難しいです。さらにはねやすめで粘ればPP切れ狙いも可能、「アンコール」でそのまま積みのスキを作るなど、バクフーンに対抗する手段が多いです。他のポケモンにも強いので、カイリューをパーティに入れているならバクフーン対策におすすめです

ヘイラッシャは積みポケモンのついでに対策可能

ヘイラッシャはふんかでは簡単には突破されず、さらに相手の積みポケモンも一緒に対策できます。バクフーンのためだけの専用の対策をしなくてよくて自然にパーティに入るので、物理受けとしてヘイラッシャを採用している場合でもおすすめです。

ウォッシュロトムはサイクル重視で採用しやすい

ウォッシュロトムはHPに振っておけばバクフーンのふんかも耐えやすいです。あまり何度も攻撃されるとHPが持たないものの「ハイドロポンプ」対策でたいてい相手の方が引いていくので、そのまま「ボルトチェンジ」で有利対面を作るサイクル戦などではおすすめのポケモンとなっています。

バクフーンレイドでの対策方法

バクフーンはテラスタイプがゴーストなので、ゴースト・あくタイプで弱点を突けます。ゴーストはお互いに弱点になってしまうので、ヘルガー、サザンドラのようなほのお半減のあくタイプ、一番威力が高いほのおを半減しつつ火力を出せるコライドンなどで対策するのがおすすめです。マルチであればさらに使えるポケモンの幅が広く、ワルビアルならワンパンでの撃破も狙えます。

バクフーンの対戦での立ち回りについて

環境上位で刺さるポケモンがやや多め

SVでの対戦環境は上位にはがね・こおりなどが多めなので、バクフーンの「ふんか」が刺さればほぼ一撃で倒せます。自分が晴れさせれば「ソーラービーム」でさらに攻撃範囲は広くなるほか「きあいだま」で上位に多いかくとう対策もできるので、対戦環境次第ではスカーフふんかの不意打ちのような動きで活躍できるかもしれません。

一撃で倒しきれない時にテラスタルを使う

バクフーンは非常に読まれやすいことからテラスタルを作って1ターンのチャンスを作る動きには向いていません。しかし相手のパーティしだいでは一致補正2倍のスカーフふんかでのゴリ押しができるので、等倍の相手が多いようであれば、ほのおテラスタルによって相手にかかる負担を大きくしていっても良いでしょう。

対面構築のトップバッター

バクフーンはサイクルで使える耐久力はあまりなく、積み技も有用なものがありません。基本的にはスカーフふんかでのゴリ押し能力を活かして、対面重視のパーティで1番目に出すポケモンで、ふんかやサブウェポンを使って相手に負担を与えていくアタッカーとして使っていきましょう。

バクフーンのおすすめのタマゴ技

じんつうりきはタマゴ限定で習得

あまり使う機会はないですが、ほのお半減のかくとう・どくタイプに対して「じんつうりき」を使って攻撃する場面があるかもしれません。じんつうりきは自力では覚えられないので、レベルアップで覚える「ドータクン」などからキャンプの横遺伝で習得させましょう。

バクフーンの基本情報

バクフーンのタイプ・タイプ相性

バクフーンの特性

バクフーンの夢特性

バクフーンの種族値