【ポケモンSV】ガオガエンの育成論と技構成【ポケモンスカーレットバイオレット】

ガオガエンの育成方針と強いところ

「いかく」と対面操作が優秀

ガオガエンは夢特性「いかく」によって場に出すたびに相手の攻撃を1段階下げることができます。さらに防御能力が御三家としては高めであり、振り方次第で物理も特殊も受けることが可能です。
「とんぼがえり」「すてゼリフ」といった交代技も豊富なので、交代を支援して対面操作する型が特に強力なほか、攻撃が高いのでアタッカーをこなすこともできます。

レイド周回・最強レイドでは活躍できる？

バークアウトやじならし/ローキックなどの、攻撃しながら相手の能力を低下させる技が豊富なため、レイドではサポートを行うのが強力です。出すだけで「いかく」が入るのでサポートの能力を活かしてレイド攻略や最強レイド攻略に使っていくと良いでしょう。

ガオガエンの特性とおすすめ

「いかく」によるサポートがおすすめ

ガオガエンの特性は火力アップの「もうか」と、場に出すたびに相手の攻撃を下げる「いかく」があります。特に「いかく」は物理環境のSVにおいて非常に有利に働く特性であり、サイクル戦で強みを活かしやすいです。
火力を出すよりもサポートに回ったほうが強いポケモンなので、いかくの夢特性を採用しましょう。

ガオガエンのおすすめのテラスタイプ

「みず」テラスタイプでみず弱点をカバーする

ガオガエンは環境上位相手の場合は連撃ウーラオスに弱く、すいりゅうれんだ・かくとう技がともに痛いです。みずテラスタイプにすればみず弱点をカバーしつつこおり耐性は維持、さらに弱点のうち1つのくさは元々はほのおで耐性を持っているので、テラスタルによる耐性補完が優秀なのでおすすめです。

ガオガエンは「すてゼリフ」を覚える

ガオガエン以外に「すてゼリフ」を覚えさせておきたいポケモン

ガオガエンが習得できる「すてゼリフ」は相手の攻撃能力を下げつつ交代ができるので、ガオガエンの「いかく」とは相性バッチリです。さらに素早さが低く後攻であれば様子見しながら使いやすいのでおすすめです。
他には素早さはやや早いものの「マシマシラ」に覚えさせておけば、相手の持ち物で型を見分けつつ弱体化させることができるのが強いです。

ガオガエンのおすすめの性格

「わんぱく」「のんき」などの防御が上がる性格がおすすめ

ガオガエンは「いかく」の特性と合わせて物理耐久を盛っておくことで、交代時に出てきて「すてゼリフ」による対面操作・クッション役をこなしやすくなります。特殊技は特攻が低いことからあまり使わないので、「わんぱく」を採用すると良いでしょう。
また、後攻のとんぼがえり・すてゼリフに特化するなら素早さが下がる「のんき」もおすすめです。

ガオガエンのおすすめの型・技構成

交代クッション型

物理アタッカーに交代で出したり先発で出して攻撃力を下げつつ、相手の行動を妨害するはたきおとす・ほえるなどを活用しながら戦っていきます。
「すてゼリフ」は後攻で使える事が多く、相手の立ち回りを見てから攻撃能力を下げての交代が行えるため、対面操作をしたいシングルで特におすすめです。

「おにび」など他の補助技も採用圏内

ガオガエンは覚える補助技が多いので、すてゼリフ以外にも採用できる補助重視の技は多いです。環境次第では環境ポケモンを対策できる技がほしいので、物理アタッカーを止める「おにび」や、補助技対策の「ちょうはつ」を入れるのも良いでしょう。

特防に振ってハバタクカミを対策

ガオガエンは耐久力が高いうえに、採用率の高いハバタクカミの一致技がどちらも等倍以下です。HP252は前提として、特防に少し努力値を回すことで「ムーンフォース」を耐えることができるので、特防に努力値を回し、調整の残りを防御に回すと良いでしょう。

「オボンのみ」の採用で実質耐久を強化

「オボンのみ」を持たせることで、HPが半分以下になると1/4回復することができます。確定数をずらせるほか擬似的にHPを増やせるのでおすすめです。
発動ラインが異なりますが、混乱実を持たせてさらに回復量を増やしても良いでしょう。

「ほえる」は積みポケモン相手に使っていく

「ほえる」は扱いが難しいのですが、積み技を使ってくるポケモンを強制的に交代させることができます。パラドックスポケモンが「ブーストエナジー」で発動した能力アップを消すこともできるので、今作の環境においてはなかなか強力です。

ガオガエンと相性の良いポケモン

対面性能の高いポケモンがおすすめ

ガオガエンはサイクル構築で強いポケモンですが、対面構築を支援する交代要員としても有力です。サポート特化なのでシングルの場合はアタッカー枠はあと2枠しか対戦に出せません、なるべく対面性能の高いポケモンで複数の相手を倒していけるようにしましょう。

ガオガエンの対策ポケモンと対策方法

「いかく」に強いアタッカーがおすすめ

ガオガエンは耐久は「いかく」に依存気味なので、いかく対策ができる物理アタッカーや、そもそもいかくの影響がない特殊アタッカーで対策するのがおすすめです。
また、交代を多用する傾向にあるので、ステルスロックを使っておけばじわじわと相手に負担を与えていくことも可能です。

連撃ウーラオスはいかく無視で攻撃可能

連撃ウーラオスはガオガエンとは極めて相性が良く、確定急所の「すいりゅうれんだ」によって実質的にいかくを無効化できます。タイプ相性面でも一方的に有利なため、やけどにだけ気をつければ対策はしやすいです。
ただ、みず/くさテラスタルだとすいりゅうれんだが半減されてしまうことには気をつけましょう。

テツノツツミは先手を取って高火力を出せる

テツノツツミは確定でガオガエンに先行して、ハイドロポンプでの大ダメージを狙えます。「アンコール」「みがわり」などガオガエンの交代狙いの補助技などを対策していけるのも強く、さらにみず・くさのテラスタイプにも「フリーズドライ」で対抗できます。

コノヨザルは「まけんき」でいかくを逆利用できる

コノヨザルの特性「まけんき」はいかく・すてゼリフを受けると攻撃2段階アップなので、いかく等の能力低下を逆に利用することができます。とんぼがえり・すてゼリフどちらにも対応が可能なので、おにびに気をつけて使っていくならおすすめです。

ガオガエンレイドでの対策方法

レイドの場合は「いかく」は1回しか発動せず、豊富な補助技もそれほど痛いわけではありません。むしろ高い攻撃から「フレアドライブ」「DDラリアット」を受けるのが厳しめなので、物理耐久が高いアタッカーを使って対抗していきましょう。

ガオガエンの対戦での立ち回りについて

「いかく」と対面操作技でサポートがおすすめ

ガオガエンは特性「いかく」による攻撃低下と、「とんぼがえり」「すてゼリフ」による対面操作、さらに複数の変化技による相手の妨害が強力です。SVは物理重視の環境なのでガオガエンの性能が活かしやすく、さらに「いたずらごころ」「やけど」無効なので、補助役だけでなくアタッカーとしても優秀な性能を発揮できます。

テラスタルの発動機会は少ない

ガオガエンは対戦においてはあまりアタッカーとして運用することがありません。テラスタルはどちらかというと交代先のエースのポケモンに回したいので、どうしても1ターン生き残る必要があるときに「みず」「くさ」で耐性を変更する以外は、ガオガエンのテラスタルを使う機会はないでしょう。

先発で出して起点を作っていきたい

ガオガエンは耐久力が高く相手の行動を潰す技が多いので、先発の適正が高いです。起点づくりポケモンを「はたきおとす」「ちょうはつ」「ほえる」などで妨害しつつ、「とんぼがえり」「すてゼリフ」で後続に繋ぎ、相手の物理アタッカーに対して改めて出すという使い方が良いでしょう。

ガオガエンのおすすめのタマゴ技

「すてゼリフ」が遺伝必須

ガオガエンは採用優先度が高い「すてゼリフ」は遺伝での習得となります。SVだと「オトシドリ」「マシマシラ」が自力で習得できるので、どちらかにレベルアップで習得させてから、ガオガエンに遺伝させましょう。

ガオガエンの基本情報

ガオガエンのタイプ・タイプ相性

ガオガエンの特性

ガオガエンの夢特性

ガオガエンの種族値