【ポケモンSV】ダイケンキの育成論と技構成【ポケモンスカーレットバイオレット】

ダイケンキの育成方針と強いところ

何をするかを相手に予想されづらい

ダイケンキは「メガホーン」「エアスラッシュ」「せいなるつるぎ」といった珍しい技を多く習得するみずポケモンです。物理・特殊どちらでもアタッカーができること、覚える補助技もアンコールなど意外と豊富なことから何をしてくるか相手が初見で予想するのが難しいのがメリットです。
火力が中途半端なのでできれば積み技が欲しいですが、アンコールで起点を作りやすいのもその点を後押しします。

対戦では明確な強みが少なくヒスイ御三家では活躍しづらい方

ダイケンキは「高威力の交代封じのゴースト技持ちのジュナイパー」「ふんか・きあいだまで広い範囲に特殊火力の押しつけができるバクフーン」という明確な強みを持つ他のヒスイ御三家と比べると、特化した強みを持っていません。レイドでは厄介だった広い攻撃範囲とそこそこも耐久力も、対戦においては中途半端になってしまいがちなので、ダイケンキを使う目的は見つけづらいです。
現状はあまり優遇されているとはいえないので、今後の教え技解禁などを期待しましょう。

ダイケンキのおすすめの性格

物理ならいじっぱり・特殊ならひかえめなどがおすすめ

ダイケンキは物理アタッカー・特殊アタッカーのどちらもこなせる御三家らしい種族値構成です。物理型ならいじっぱり、特殊型ならひかえめがおすすめですが、激戦区の70という素早さを補う素早さ補正性格、二刀流にするために防御面を下げるなど性格選択の幅は広いです。

ダイケンキのおすすめのテラスタイプ

ダイケンキはみずのテラスタイプがおすすめ

ダイケンキはエースとして使うのであれば広い技範囲を活かすか、一致火力をさらに伸ばすかの選択になり、基本的には攻撃面でテラスタイプを選ぶことになるでしょう。
みずは弱点が少なくメリットが大きいので、積んだ後の最大火力を出すためにもみずテラスタルを使うのが一番良さそうです。

ダイケンキのおすすめの型・技構成

物理アタッカー型

「メガホーン」によるあく・エスパーの突破やアクアジェットの威力が高くなる物理に寄せたダイケンキです。技のレパートリーがみず単としては広めで、不意にエスパーが出てきてもメガホーンで突破できるのが他の水物理アタッカーとの主な差別化点となっています。

サブウェポンが豊富なので環境に合わせて選ぶ

ダイケンキは技の攻撃範囲がかなり広いのがメリットです。使いやすいこおり物理技を覚えないのは欠点ですが、色々なタイプの技を覚えるので、せいなるつるぎやメガホーンを、環境にあわせた別の技と変えても良いでしょう。

特殊アタッカーに対して出していく

ダイケンキはフルアタでも機能するので、とつげきチョッキをもたせて特殊耐久を上げて特殊をある程度受けられるアタッカーとして使うのが良いでしょう。みずは「こおり」「みず」「ほのお」「はがね」を半減できるので、これらの特殊技を撃たれそうな時に交代で出すと良いでしょう。

豊富なサブウェポンを活かしていく

ダイケンキは様々なタイプの技を習得します。相手はどのタイプの技を使ってくるのか予想がしづらいので、一致技を使うだけでなく「メガホーン」「ばかぢから(せいなるつるぎ)」「ドリルライナー」などのサブウェポンで弱点を突いて攻撃しましょう。

素早さ負けで倒されそうならアクアジェットを使う

ダイケンキは素早さ種族値が70しかありません。遅くはないものの早くもない中速のやや鈍足よりで相手に追い抜かされやすいので、HPがピンチでもう倒されてしまう場合は「げきりゅう」を乗せたアクアジェットで一撃を与えてから倒されるようにしましょう。

ダイケンキと相性の良いポケモン

起点を作れるポケモンや雨パがおすすめ

ダイケンキは物理アタッカーとして使う場合はペリッパーで雨を降らせるのが、積み技を使うのであればキラフロルやデカヌチャンといった起点を作れるポケモンと組み合わせるのがおすすめです。相手の交代負担を増やせば技レパートリーが広いダイケンキの強みを活かしやすいので、特にダイケンキをエースとして使いたい場合は起点を作れるポケモンを採用しましょう。

ダイケンキの対策ポケモンと対策方法

弱点を突かれづらいポケモンで対抗

ダイケンキは物理・特殊どちらで来るか分かりづらいうえに、技のレパートリーが広いのが厄介です。しかし積まないと火力を出しきれないので、タイプ相性で有利なポケモンを交代で出して対抗するのが良いでしょう。

マリルリはほぼダイケンキに突破されない

マリルリはダイケンキの覚える技の多くに耐性を持ち、フェアリー対策のスマートホーンも等倍です。マリルリ側はじゃれつく連打で倒せるので、ダイケンキを交代からも倒しやすいので特に対策としておすすめです。

サーフゴーもダイケンキ側が決め手に欠ける

サーフゴーはみずは等倍ですが、ダイケンキのサブウェポンで弱点を突けるものがあまりありません。「つじぎり」は有効ですがあまり採用される技ではないので、耐久面を重視した努力値構成なら返り討ちに出来る可能性が高いです。

カイリューもほぼ交代から倒せる

カイリューはこおり4倍ですが「マルチスケイル」により1回は確実に耐えられます。そのままテラスタルしてタイプ相性を変更して「しんそく」連発で倒したり「はねやすめ」で粘れるので、交代から倒しやすいです。
「ばかぢから」搭載のこともあるのですが、はねやすめで粘っていればダイケンキ側の能力はどんどん下がっていくので充分対処可能です。

ダイケンキレイドでの対策方法

ダイケンキはテラスタイプがむしなので、ひこうタイプが弱点で登場します。しかしほのおタイプといわタイプはみずで弱点を突かれ、ひこうもれいとうビームで弱点を突かれるので、有利なポケモンがかなり限られています。れいとうビームは不一致なので我慢したり、こおりも等倍になるアーマーガアのようなポケモンで対抗するのが良いでしょう。

ダイケンキの対戦での立ち回りについて

メガホーンによる突破力を活かす

ダイケンキはみずタイプとしては非常に貴重な、威力120のむし技「メガホーン」を習得できるポケモンです。エスパーやあくを交代で出しづらくなり相手にプレッシャーをかけることが可能なので、物理技を搭載するならメガホーンは必ず覚えさせておきたいです。

基本的にはテラスタルはあまりしない

ダイケンキはテラスタルでエースにするには物理・特殊どちらの火力もやや不足気味です。みずテラスタル＋げきりゅうはかなり高い火力を出せるのですが素早さが半端なので、基本的には他のポケモンでテラスタルを使うのがおすすめです。

範囲の広いアタッカーとして起用

ダイケンキは物理・特殊どちらのアタッカーもこなせます。覚える技のタイプレパートリーが広くパーティの攻撃面での穴埋めがしやすいので、他のポケモンで何をするのかを決めてからダイケンキを物理で使うのか・特殊で使うのを決めましょう。

ダイケンキのおすすめのタマゴ技

せいなるつるぎ・つじぎりなどが有用

ダイケンキは広い技レパートリーが強みですが、いくつかのタイプの技はタマゴ技でないと習得ができません。物理なら「つじぎり」「せいなるつるぎ」が有用なので、自力習得するポケモンからキャンプの横遺伝で覚えさせましょう。

ダイケンキの基本情報

ダイケンキのタイプ・タイプ相性

ダイケンキの特性

ダイケンキの夢特性

ダイケンキの種族値