【ポケモンSV】ウツボットの育成論と技構成【ポケモンスカーレットバイオレット】

ウツボットの育成方針と強いところ

補助技の豊富さとタイプ耐性が優秀

ウツボットは初代ポケモンにはよくある技の豊富さが魅力であり、特に補助技に関しては「ちからをすいとる」「どくどく」などの有用な物が揃っています。耐久面は数字は平凡ではありますが、みず・くさ・でんき・かくとう・フェアリーの5耐性持ちであるのが非常に素晴らしく、環境上位に有利な相手が多いのを活かして搦め手を使って戦いやすいです。

レイド周回・最強レイドでは活躍できる？

ウツボットは耐性が優秀であり、さらに「最強のヒスイダイケンキ」相手には唯一完全に有利に立てる強みを持っていました。
「アシッドボム」「ギガドレイン」を完備しているほか「いえき」で特性を消せるのも強いので、対戦よりもレイドの方が活躍の機会が多いです。

ウツボットの特性とおすすめ

「くいしんぼう」ならパーティ構築の幅が広い

ウツボットはきのみを早期に使用する「くいしんぼう」と、晴れのときに素早さが上がる「ようりょくそ」の2つの特性を持っています。中途半端な素早さを晴れパのようりょくそでカバーしても良いのですが、防御面がそこまで強くないのでパーティの幅が狭まるのが難点です。
くいしんぼうに関しては耐久戦法と相性が良く、回復量の多い混乱実を早く使えるので、耐久寄りで使うなら「くいしんぼう」がおすすめです。

ウツボットのおすすめのテラスタイプ

「ほのお」テラスタイプは攻防両面でおすすめ

ウツボットのテラスタイプはメジャーな弱点のほのお・こおりを耐性に変更、さらにテラバースト採用なら一致での攻撃範囲を広げることができる「ほのお」がおすすめです。
攻防の両方をカバーすることで居座りやすくなるほか、アタッカー型でも晴れとの相性が良いのもメリットです。

ウツボットは「ちからをすいとる」を覚える

ウツボット以外に「ちからをすいとる」を覚えさせておきたいポケモン

ウツボットが習得する「ちからをすいとる」は相手の攻撃を下げつつHPを大きく回復できる有用な技です。物理アタッカー以外には効き目が大きいわけではなく、連発できるわけではありませんが、タイプの関係で物理受けをしやすいので噛み合いが良いです。
覚えるポケモンは少なめですが、ヤバソチャなどの耐久寄りのポケモンに覚えさせるのがおすすめです。

ウツボットのおすすめの性格

「いじっぱり」でふいうち火力を高めたい

ウツボットは攻撃・特攻が同じなのでどちらの火力を伸ばしても良いのですが、物理は「ふいうち」の火力が上がるメリットが大きいです。半端な素早さをカバーしつつ環境に多いゴーストに刺さるのが強いので、性格は「いじっぱり」を採用しましょう。
他には特殊型なら「ひかえめ」が有効です。

ウツボットのおすすめの型・技構成

「ちからをすいとる」型

ちからをすいとるを使って物理受けをこなす型です。数少ない「どくどく」「ちからをすいとる」を両立できるポケモンなので、環境上位の連撃ウーラオスなどの有利な物理アタッカーを処理していきましょう。
ちからをすいとるを受けた相手を交代で流して起点を作ることもできます。

「はたきおとす」でサポート能力を上げるのもあり

ふいうちとの選択になりますが、「はたきおとす」を採用することで相手がふいうちを補助技でスカそうとして来ても持ち物を奪って最低限の役割を果たすことが可能です。
耐久を高めて積んでくるサーフゴーのようなポケモンに刺さりますが、代わりにふいうちで相手を縛る能力は下がります。

「どくどく」で積みアタッカーを牽制

ウツボットは「どくどく」「ちからをすいとる」を両立できる数少ないポケモンです。物理アタッカーを強く牽制し、積んでくる相手にも「どくどく」での牽制が行えるので、起点を作ったり相手の物理アタッカー・積みアタッカーに仕事をさせない動きができます。

努力値はカイリューを対策しつつ火力を強化

ウツボットは種族値が平坦寄りなので、努力値は調整することによって色々な役割を果たすことができます。素早さ100振りで無振りカイリューを抜きつつ、防御振りも合わせてカイリューのしんそくを耐えて「ちからをすいとる」を入れられるようにしましょう。

「フィラのみ」は回復量が多い

「フィラのみ」を始めとしたいわゆる「混乱実」はHPの回復量が1/3なので「オボンのみ」よりも少し回復量が多いです。発動ラインが低い欠点はウツボットの「くいしんぼう」でカバーできるので、実質的な耐久を1.3倍にすることができるのでおすすめです。

ウツボットと相性の良いポケモン

ほのお・いわとの相性が良い

ウツボットの弱点を突いてくるタイプを対策しようとすると、ほのお・こおりに強いほのおタイプ、弱点タイプ3つの弱点を突けるいわタイプがおすすめです。また、エスパータイプも呼ぶので、あくタイプと組んで相性補完を意識すると良いでしょう。

ウツボットの対策ポケモンと対策方法

はがねタイプやどくタイプで受けやすい

ウツボットははがねタイプに対しては有効打が「テラバースト」しかないので、少なくともテラスタルを切らせるくらいの仕事はできます。また、どくタイプや特殊アタッカーへの有効打も少なめなので、環境上位の対策で自然と入ってくるエアームドや、ラティオスのような特殊アタッカーを入れて対策しましょう。

「エアームド」はウツボットを起点にできる

エアームドはどく無効であり、テラバーストも物理であれば容易に受けることができます。「ちからをすいとる」を受けると有効打がそこまで出せなくなりますが、ウツボットがテラスタル後なら「ボディプレス」が刺さります。
また、ステルスロック使用からウツボットを起点にして後続の支援をするのも良いでしょう。

「ラティオス」はウツボットから痛手を受けにくい

ラティオスは「ふいうち」が抜群で入りはしますが、そもそもの火力が高いのでウツボットを火力ゴリ押しで突破できます。ふいうち以外の有効打はほぼないうえに、元々交代が多いポケモンなので、どくどくはそこまで痛手に鳴りません。

「サーフゴー」はトリックで処理可能

サーフゴーはテラバースト・ふいうちに注意が必要ですが、補助技は全く受け付けません。トリックでウツボットを縛ってから積んでいくのが良いでしょう。

ウツボットレイドでの対策方法

レイドでのウツボットはくさ・どくかつ二刀流であり、にほんばれでようりょくその発動を狙ってきます。ただ、テラバーストは持っておらず攻撃範囲は狭いので、はがねタイプのポケモンを使えばあっさり倒すことが可能です。
特に苦労することはないでしょう。

ウツボットの対戦での立ち回りについて

物理受けとして環境上位の対策をする

ウツボットはタイプ構成が優秀であり、環境上位の主力のタイプを半減できる機会が多いです。「ちからをすいとる」を使うことで物理アタッカーをあっさりと止めることができるので、半減で出てきて相手の攻撃力を下げる動きから「どくどく」で削っていくと良いでしょう。

「どく」「はがね」相手のときはテラスタルしたい

「どくどく」を主力技とする場合は、毒状態を無効化する「どく」「はがね」タイプは天敵です。「ほのお」テラスタルすればはがねは弱点を突けるようになるので、どくどくでの戦法を成立させられないときに、「テラバースト」で切り返す目的でテラスタルをしても良いでしょう。

タイプで受けを成立させていく

ウツボットは耐久面の数字がそこまで強くないのですが、半減以下にできるタイプが全て優秀です。特に「ちからをすいとる」持ちなので物理に強いので、交代で出して物理受けを行っていけるようにしましょう。

ウツボットのおすすめのタマゴ技

「ちからをすいとる」「ふいうち」が遺伝必須

アタッカー型にしない場合の主力技「ちからをすいとる」や、どの型でも有用な「ふいうち」は遺伝でないと習得できません。
どちらもピクニックで自力で覚えるポケモンから遺伝させましょう。

ウツボットの基本情報

ウツボットのタイプ・タイプ相性

ウツボットの特性

ウツボットの夢特性

ウツボットの種族値