【ポケモンSV】晴れパの組み方・おすすめポケモン【ポケモンスカーレットバイオレット】

晴れパとは？晴れパの強いところ

天気の「晴れ」を使ったほのお・くさ中心のパーティ

晴れパは天気の「晴れ」を主軸にした天候パーティの1つです。威力が上がる炎技を活用できる炎ポケモンや、晴れで発動する特性を持つポケモンが多い草ポケモンを使うことが多く、今作ではテラスタルにより炎技を使える草ポケモンが増えたことから使い勝手が大きく上がりました。

ほのお技の威力が上がりみず技の威力が落ちる

晴れの最中は炎技の威力が1.5倍になり、水技の威力が半分になります。苦手な水技を軽減しつつ主力の炎技を強化できる炎タイプにとっては特に有用ですが、草タイプは炎技を受けると一発で瀕死になりかねないことに注意が必要なのが難点です。

古代パラドックスポケモンの特性を発動できる

晴れはパラドックスポケモンのうちスカーレットに登場するポケモンの特性を発動することができます。未来パラドックスポケモンと比較すると起動手段が多いのがメリットのほか、::晴れパの偏りやすい弱点をカバーできるのも利点なので、パラドックスポケモンがランクマッチ解禁後は1～2体は入れるようにしたいです。

晴れパは現在の環境パーティかどうか

相手に晴れを利用されやすく下火

晴れパは古代パラドックスポケモンの「こだいかっせい」を発動できるのが強いのですが、相手のパラドックスポケモンにもそれを利用されてしまうのが厳しいです。特に使用率が高い「ハバタクカミ」「トドロクツキ」にアイテム消費無しで特性を発動させるのはかなり厳しく、現状の対戦環境では晴れパは下火となっています。

晴れパでおすすめのポケモン

グラードンは伝説戦での晴れ起動役

グラードンは特性「ひでり」によって晴れを起動できることから、伝説解禁戦においては晴れパの始動役として使えます。コータスと比べると早いので天気の取り合いには弱いですが、かわりに本体のスペックが高く、特にトップクラスの使用率のザシアンに対してはめっぽう強いです。
残念ながらグラードン自身には晴れとシナジーのある技は無いので、「じしん」「だんがいのつるぎ」で、使用率の高いザシアンやソルガレオの対策ができるようにしておきましょう。

レシラムはほのお高火力のアタッカー

レシラムは全ポケモンでも上位のほのお技火力を持っており、一致のほのお＋ドラゴンでも広い攻撃範囲を持っています。晴れならさらに「ソーラービーム」を溜めなしで使えるようになるので、やや苦手なじめん・いわ・みずへの対抗手段を得られるのでおすすめです。
最高火力を持つ「あおいほのお」もあるので、晴れパのエースアタッカーとして使っていきましょう。

起動役はコータスに限られる

一般のSVの環境では、特性で晴れ状態にできるのは「コータス」だけです。コータス以外でも「にほんばれ」を使えば晴れさせることができるほか、コライドンも晴れにする特性を持っていますが、対戦において晴れパを使う場合はコータスは必須の環境です。

くさタイプの有力アタッカーを採用したい

今作はテラスタルすれば草ポケモンも簡単に炎技を撃てるほか、炎・草タイプの「スコヴィラン」も追加されました。ようりょくそで素早さを上げて全抜きを狙うために、草タイプのアタッカーは1匹は入れておくようにしたいです。

晴れパおすすめパーティ編成例

ドレディアエース晴れパ

強力な積み技「ちょうのまい」を習得できるドレディアをエースにして戦うタイプの晴れパです。ドレディアはテラスタルしないと攻撃範囲がせまいので、他のポケモンはテラスタルに頼らずに戦えるポケモンを採用したいです。

「コライドン」採用伝説入り晴れパ

コライドンの「ひひいろのこどう」で晴れを起動する伝説のポケモン入りのパーティです。天候の取り合いには負けやすいので、味方ににほんばれ持ちを仕込んだり、いったんコライドンを引っ込めても良いでしょう。
伝説のポケモンは物理火力に優れていて「ザシアン」対策のソルガレオもいるので一般のポケモンで他の伝説のポケモンを対策できるようにするのがおすすめです。

相手のほのお技はウネルミナモで受ける

晴れパではありますが、採用しているポケモンは全体的にほのおタイプにあまり強くなく、強化されたほのお技を受けると非常に痛いです。ウネルミナモはほのお1/4のうえに、晴れでも威力が弱体化しない「ハイドロスチーム」を持っているので、相手のほのおタイプが見えたらウネルミナモを選出することを考えましょう。

パラドックスポケモン入り晴れパ

現在のランクマッチでは使えませんが、晴れで「こだいかっせい」を発動して能力を高められる古代パラドックスポケモンを採用している編成です。攻撃面や素早さを特性で高めつつ持ち物が自由になるメリットは大きいほか、弱点が一貫しないのもメリットと言えるでしょう。

晴れパでおすすめの特性

「ひでり」は晴れパで必須

ひでりの特性は晴れパでターン消費なしで天気を晴れにするために必須です。現状、ランクマッチで使えるポケモンでは「コータス」しか持っていないので、晴れパを使うのであればコータスは必ず採用するようにしましょう。

「ようりょくそ」はエースに持たせたい

ようりょくそは晴れの間は素早さが2倍になります。最速にする必要がないので「ひかえめ」の性格でさらに火力を上げることができ、多くの相手を追い抜くことができます。エースはようりょくその特性にしておきましょう。

「サンパワー」は火力を追求するとき向け

サンパワーは晴れの間HPが減っていく代わりに特攻が1.5倍になる効果があります。素早さが上がらないので追い抜かされると厳しいですが、弱点を突けなくても高火力を押し付けることが可能です。ようりょくそ持ち以外のエースが欲しい時に採用を検討しましょう。

晴れパでおすすめの技

ソーラービームとソーラーブレードを溜めなしで撃てる

晴れのターン中は、威力120の草技「ソーラービーム」「ソーラーブレード」が溜めなしで連発できます。威力120の技を連発できるというのは想像以上に強力で、命中も100なので、草が等倍以上の相手を大きく牽制することができます。
半減してくるタイプが多いので、積み技などの火力アップ要素を用意しておきましょう。

あさのひざし・こうごうせい・つきのひかりの回復量が増える

晴れ中は「あさのひざし」「こうごうせい」「つきのひかり」などの回復技の回復量が1/2から2/3に強化されます。晴れのターンは最大でも8ターンと猶予が短いので耐久特化はしづらいですが、耐久力のあるポケモンが居座れるターンを増やす目的で使うのが良いでしょう。

晴れパの対策方法

天候を変えるかノーてんきで無効化

晴れパの対策として手っ取り早いのは「他の天候特性で天気を奪う」「ノーてんきの特性で無効化」することです。コータスは素早さが低く天候の取り合いに強いのがネックになるので、交代出しで天候を奪ったり、特殊技で沈めてしまって以降の天候変更に1ターンかけさせるのが良いでしょう。

ドラゴンタイプで受ける

晴れパの主力タイプになる「ほのお」「くさ」はどちらもドラゴンタイプに半減されます。また、炎タイプも両方を無効化できるので、他の技をタイプ一致で使える炎タイプを採用しても良いでしょう。古代パラドックスポケモンは自分に晴れ要素がなくても相手の天候を利用できるので、ランクマッチでの解禁後は対策の1つになりそうです。